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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

恋するおしい刑事

『恋するおしい刑事』
藤崎翔
([ふ]6-2)恋するおしい刑事 (ポプラ文庫)


冴えた推理を披露するものの、必ずあと一歩で周囲に手柄を奪われる、
もはや神業的能力を持つ押井刑事。 絶望の淵にいる彼を救ったのは、
同じ署に配属された美しい後輩女性刑事だった。 
ただ、彼女の灰田絵奈という名前を聞いて、
押井の胸に不吉な予感がよぎる──。


相変わらず惜しいです。
推理を外した後の周囲からのつっこみが手厳しくなっている。

ユーモア本格ミステリといった類でしょうが
本格度が高いのがポイントです。
ユーモアの部分ではいくらでもおもしろくできるのでしょうが
あえてコントロールして抑えている感じです。

「おしい刑事と殺人舞台」では地方営業中の芸人を取り上げていますが
ここで芸人たちのネタとして部分部分で披露される箇所が
結構面白い。さすが元芸人の作家だと思いました。

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押井刑事が所属するのは宇戸橋警察署。北関東だ。
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鍵のかかった部屋

『鍵のかかった部屋』
貴志祐介
鍵のかかった部屋 (角川文庫)


元・空き巣狙いの会田は、甥が練炭自殺をしたらしい瞬間に
偶然居合わせる。ドアにはサムターン錠がかかったうえ目張りまでされ、
完全な密室状態。だが防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と
弁護士の純子は、これは計画的な殺人ではないかと疑う
(「鍵のかかった部屋」)。ほか、欠陥住宅の密室、舞台本番中の密室など、
驚天動地の密室トリック4連発。
あなたはこの密室を解き明かせるか!?防犯探偵・榎本シリーズ、第3弾。


「硝子のハンマー」が面白かったので期待。
期待どおりです。
正当(?)密室モノ短編集なのがスゴイ。
しかしここまで密室にこだわると
バカミス(←褒め言葉)に接近していくんだと納得。
もっと笑えるフォーマットで書いてもいけそう。

ところで榎本と青砥純子の関係はどうなったのだろう。
本作では何も触れていないが、
どうもボケとツッコミの関係になっている。

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第2弾の方はまだ未読。
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ずーとるびフォース ゆかいな仲間たち

『ずーとるびフォース ゆかいな仲間たち』
1975年発表。
毎度お馴染み108円レコードです。
あの山田君、山田隆夫のずーとるびです。
なんと全曲山田隆夫作曲。
作詞の殆ども山田隆夫で他はメンバーが書いています。

基本は歌謡曲/コミックソング系ですがかなり造りこまれている感じ。
ボーカルは弱いですけど。

なんと角田ヒロが2曲アレンジしており
それらは英語詩(山田隆夫作詞)
脱歌謡曲でかなりクール。

B面ラストは「終末」

さらば地球よ さらば宇宙よ
もうすべてがおわる
もうすべてがおわる


どうしたんだろう。山田隆夫。

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発売がエレック・レコードというのもなんか渋い。
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卒業 ~ オリジナル・サウンドトラック

『卒業 ~ オリジナル・サウンドトラック』
卒業-オリジナル・サウンドトラック

毎度お馴染み108円レコードです。

1968年発表 
映画『卒業』(観てません)のサントラ盤です。
サイモン&ガーファンクルの曲が多数使われていることから
S&G系のアルバムともみなされているようです。
但し新曲は「ミセス・ロビンソン」のみで、
しかも後に発表されたシングルとは違うもの。
但しギターとスキャットがカッコイイ。

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既存の曲もリミックスなのかバックに他の音が入っていたり
コーラスが追加されたり結構面白い。


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壁抜け男の謎

『壁抜け男の謎』
有栖川有栖
壁抜け男の謎 (角川文庫)


富豪の屋敷から名画が盗まれた。しかし屋敷内に作られた迷路の中に
絵を残し、犯人だけが消失した!?(「壁抜け男の謎」)
小説家に監禁された評論家。かつては酷評していたが、
最近は誉めていたのに。なぜこんなことを?(「屈辱のかたち」)
犯人当て小説から、敬愛する作家へのオマージュ、近未来小説、
官能的な物語まで。色彩感豊かな「16」の物語が貴方を待つ。
有栖川有栖の魅力を満載した、傑作作品集。


多彩な作品を収めた短編集です。
いろいろな企画モノで発表された作品集なので
最初にあとがきで、各作品の生い立ちを確認してから読むとよいです。

ミステリもありますがそれ以外の作品の方が新鮮さもあり良かった。
作家と評論家が出てくる「屈辱のかたち」
近未来の子育てロボット「ジージーとの日々」
日常を切り取る「震度4の秘密」
まさかの「恋人」
など

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おしい刑事

『おしい刑事』
藤崎翔
おしい刑事 (ポプラ文庫)


あと一歩、あと一歩だったのに――。

推理力抜群で華麗に犯人を追い詰めるのに、
いつも最後の最後にまさかの展開が起き、
同僚に手柄をとられてしまう押井(おしい)刑事・32歳。
周囲の呼び方はもはや「惜しい刑事」としか聞こえない。
次こそ完璧に事件を解決し、不本意な呼び名を返上するべく奮闘する
押井だが、ああ、やっぱり今日もまた……。


おもちろい。
この著者の作品を読むのは4作目だが外れなしです。
本作は、あと少しというところで推理を外し
同僚に手柄を奪われてしまう押井刑事の惜しい推理譚です。

あと少しだったところを処理し自分の手柄にしてしまう同僚が
伊多田清(いただき、良し)と横手徹(横で取る)。

こんなフォーマットで進みますが
一つ一つの物語は完全にミステリ。本格といってもいいでしょう。
押井の推理もほぼあっている(という設定)なので
ここからほんのちょっとの因子で解決が変わってしまうという構造は
後期クイーン問題なども意識したのかな?
などとも思いました。
(私が「後期クイーン問題」というワードを使ってみたかっただけ)

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ドラマ化するなら『貴族探偵』でやらかした相葉くんがいいかも。
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さよならブルートレイン

『さよならブルートレイン』
さよならブルートレイン: 寝台列車ミステリー傑作選 (光文社文庫)


二〇一五年八月、札幌駅を旅立った「北斗星」の姿を最後に、
半世紀以上にもわたるブルートレインの歴史に幕が降りた。
旅人たちのさまざまな思いを乗せて北へ南へと列島の夜を疾走した
寝台列車は、その空間の密室的状況から、
ミステリーの舞台としては恰好の素材であった。
本書は“鉄道愛”に溢れるミステリーの名手たちによる逸品を厳選した
傑作アンソロジー!


時刻表ものやアリバイ崩しものが中心です。
私はこの手の作品の場合、まあいろいろ抜け道はあるんだろうと
差し込まれる時刻表も見ないし、検証シーンも読み飛ばしています。

しかしそんなよろしくない読み手である私でも
鮎川哲也「急行出雲」
森村誠一「殺意の接点」
は素晴らしいと感じました。
まああんなトリックで実際に殺人を犯す人はいないんでしょうが。

西村京太郎「殺人は食堂車で」
勝手なイメージとしては安っぽい量産トラベルミステリ作家ですが
時にこのようなひねったものに出会えるので侮れません。
初期の作品は実は傑作が多い

姉小路祐「ダブルライン」
初めて読んだ作家で複雑な時刻表モノですが
そこを超える展開があり面白い。

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カバー写真がまたいいんです。
さよならブルートレイン: 寝台列車ミステリー傑作選 (光文社文庫)

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