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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

ミステリ国の人々

『ミステリ国の人々』
有栖川有栖
ミステリ国の人々
ミステリ国の人々


これぞミステリ!と膝を打ついかにも“らしい”52人。あの名探偵から、
つい見逃してしまう存在まで、名編の多彩な登場人物にスポットライトを
あて、世相を織り交ぜながら、自在に綴ったエッセイ集。
作家ならではの読みが冴える、待望のミステリガイド!


2016年(最近だ!)、日本経済新聞にて連載されたそうです。
やるなあ日経。
うちは読売ですが、
ちょっとした有栖川有栖さんの単発ミステリ記事は最近見かけました。
いよいよ知名度も上がってきているってことなんでしょう。
我々ミステリファンには大御所でも
一般的にはそうでもない気がしていたので嬉しいところです。

さて本書はミステリ登場人物にかかわる軽いエッセイです。
探偵、犯人、から全然覚えていない人まで取り扱っています。
読んでいるものから読んでいないものまで
どれも作品含め魅力的に紹介されています。

一風変わったミステリガイドになっていて読んでいて楽しかったです。

各編の終わりと本のカバーにあるのが連載時からあったイラスト。
大路浩実さんというイラストレーターが書かれたそうですが
これも見ていて楽しい。

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タウラス3 ~ マイク・オールドフィールド

タウラス3はマイク・オールドフィールドの1983年の『クライシス』
収録曲です。
クライシス(紙ジャケット仕様)
クライシス(紙ジャケット仕様)

あの大ヒット曲「ムーンライト・シャドウ」も『クライシス』の曲です。

さてこのタウラス3ですが
テクニカルなアコースティック・ギターが楽しめる作品です。



しかしジャカジャカジャカジャカジャカジャカ・・・・と
ストロークでかき鳴らす部分はとてもうるさい!

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スペース金融道

『スペース金融道』
宮内悠介
スペース金融道
スペース金融道


人類が最初に移住に成功した太陽系外の星―通称、二番街。
ぼくは新生金融の二番街支社に所属する債権回収担当者で、
大手があまり相手にしないアンドロイドが主なお客だ。
直属の上司はユーセフ。この男、普段はいい加減で最悪なのに、
たまに大得点をあげて挽回する。
貧乏クジを引かされるのは、いつだってぼくだ。
「だめです!そんなことをしたら惑星そのものが破綻します!」
「それがどうした?おれたちの仕事は取り立てだ。
それ以外のことなどどうでもいい」
取り立て屋コンビが駆ける!新本格SFコメディ誕生。


宇宙だろうと深海だろうと、核融合炉内だろうと
零下190度の惑星だろうと取り立てる、がモットーの新正金融。
ぼくと上司のユーセフが主人公です。

”新本格SFコメディ”この惹句ではくくれきれない物語です。
なにしろ取り立てる相手はアンドロイド、人工生命、など。
ここら辺の扱いについてはハードSF的な手触りがあり
理解が追いついていきませんでしたが面白い。
さらに宇宙金融工学。
これも理解の範囲外ですが面白い。
つまりはハードSFのはったりを十分に利かせた
めちゃくちゃ面白い物語です。
なんだかわからないが面白い。

”取り立て屋コンビが駆ける!新本格SFコメディ誕生。”
この表現で避けてしまっている人もいると思います。
(私がこういった表記から想起されるヒロイック・ファンタジー的な
物語が苦手なものですから・・・)
しかし脳髄を刺激する訳の分からない世界に溺れたい人にはお勧めです。

私は『本の雑誌』での的確な評で知っていたので手に取りました。
ありがたや。

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猫の事件

『猫の事件』
阿刀田高
新装版 猫の事件 (講談社文庫)
新装版 猫の事件 (講談社文庫)


楽して簡単にお金を手に入れる方法はないものか。
子どもを誘拐して身代金。でも危険がいっぱいだ。
ある時、オレはひらめいた。
大金持ちのばあさんが溺愛している猫をさらって“猫質”にすればいい
――表題作「猫の事件」をはじめ、随所に潜む巧妙な仕掛けに
常識がひっくり返る全35編の傑作ショートショート集。


ショートショートといえば星新一、で育っています。
そんなわけでオチがはっきりとついているものが好みです。

好み以前にオチがなくてショートショートといっていいのやら。

いろいろショートショート集はありますが
ここらへんが不満な作品集はたくさんありました。
大御所でも、怪奇譚、幻想譚、悲哀を感じさせる人間ドラマ、
がメインでオチなしのものが多いのが実情です。

ところが、あまり期待していなかったのですが
本作、見事にオチがついています。捻っています。
さすが阿刀田高だ。良かった。
ショートショートはこうでなくては。

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プリオシーヌ ~ 細野晴臣

プリオシーヌ ~ 細野晴臣

1989年『オムニ・サイト・シーイング』収録曲
omni Sight Seeing
omni Sight Seeing

ふわふわと浮遊感があるような心地よい曲。
歌っているのは細野さんと福澤もろさん。

テーマといっていいメロディラインが
途中からいろいろな形で現れてくるところもイイ。



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僧正の積木唄

『僧正の積木唄』
山田正紀
僧正の積木唄 (本格ミステリ・マスターズ)
僧正の積木唄 (本格ミステリ・マスターズ)


「僧正殺人事件」が名探偵ファイロ・ヴァンスによって解決されて数年。
事件のあった邸宅を久々に訪れた天才数学者が爆殺され、
現場には忌まわしき「僧正」の署名が…。
全米中に反日感情が渦巻く中、当局は給仕人の日系人を逮捕。
無実の彼を救うため立ちあがったのは、米国滞在中の金田一耕助だった。



ヴァン・ダインの名作『僧正殺人事件』の後日談というかたちで
まず関係者の殺人事件が起こり、お馴染みファイロ・ヴァンス、
マーカム検事、ヒース部長刑事が出てきます。

さらには日本で活躍する前の金田一耕助が登場し事件に立ち向かいます。

『僧正殺人事件』を下敷きにしており、
やはり事前にこちらを読んでいた方が本作も楽しめると思います。
なにしろファイロ・ヴァンスの推理を否定するようなお話なのです。
(『僧正~』の推理の脆弱さはどうも昔から指摘されていたようです)

私は『僧正~』を楽しく読んではいたものの全く中身は思い出せないので
念のため途中でいろいろネットで確認したりしてしまいました。

さて山田版『僧正~』はかなりの大作ですが
ミステリとしてど派手な展開があるわけではなく地味といえば地味。

当時のアメリカの反日感情を描きたかったという事と
横溝正史先生へのオマージュ作品として読むのが正解なのかな。

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本作での金田一耕助はかなり先へ先へと手を打ちすばしっこい。
阿片が効いているときはこうなのでしょうか?
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もたない男

『もたない男』
中崎タツヤ
もたない男 (新潮文庫)
もたない男 (新潮文庫)


断捨離ブームの中、これほどモノを捨ててしまう男はいない。
あの『じみへん」の作者である 漫画家・中崎タツヤは
「捨てなくても捨てられない」どころが「捨てたくてたまらない」。
結果、部屋には何もなく、いつでも引っ越しOK。
常に無駄なものはないか考えている。
捨ててみてたじめてわかる大切なものがある。
人はどこまでモノをもたずに生きられるのか?


まず冒頭の仕事部屋の写真に驚く。
通常”何もない”といっても何かあるが本当に何もない。
自作の枕と机と椅子と漫画を描く道具だけだ。
あと、掃除機と洗剤と歯みがき道具くらい。
入居前の状態でにしか見えない。

中崎さんはムダがある状態がお嫌いなようで何でも捨てる。
ボールペンもインクが減るとその分をわざわざ短く加工して使用する。
本も2,3ミリ分読んだらちぎって捨てる
そしてその分をやはり手を加えて本の形に整える。(図解あり)

本人も語っているようにわざわざ捨てるモノを探している。
単なるモノではなく部分単位で探しているところがオソロシイ。
バイクのフェンダーも不要に思えるとバラシて捨てる
机も長いと思えば切って捨てる

買い物してもムダなので袋もレシートも貰わないででそのまま持ち帰る。
(万引きと間違えられたそうです)
2個一組の糊も一つあれば十分なので買ってすぐ捨てる

到底マネできない境地ですが
なんだか読んでてスッキリしてしまいました。

”片づける”事に対しメッセージ性がないところもイイ。

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本は自著でも捨てる中崎さん。
きっとこの本も捨ててしまっているんでしょう。

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