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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

贈る物語 Terror

贈る物語 Terror みんな怖い話が大好き (光文社文庫)贈る物語 Terror みんな怖い話が大好き (光文社文庫)
(2006/12/07)
宮部 みゆき

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宮部みゆきさんが編んだ海外怪奇小説アンソロジーです。
マニアックなものは避けて有名どころを集めているそうですが知っていたのは「猿の手」のみでした。

宮部さんの愛情あふれる作品紹介も楽しい素晴らしい作品群です。

「猿の手」W・W・ジェイコブズ
タイトルからして何かありそうな、私も知っていたぐらいなので有名な作品。
ただこれを下敷きにしたような話はたくさんありそうなのでそちらで知っていたのかも。

「幽霊ハント」H・R・ウェイクフィールド
自殺者が多発する屋敷へ取材する話。
だんだんレポーターが狂っていく様子がコワイ。

「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」デイヴィッド・マレル
芸術に取りつかれた批評家の話。
芸術を追い続け狂気に陥るがその真の原因は・・という内容。

「デトロイトにゆかりのない車」ジョー・R・ランズデール
死神と老夫婦の話。
これはいい話。

「橋は別にして」ロバート・L・フィッシュ
ショートショート風読み物

「淋しい場所」オーガスト・ダーレス
高橋葉介さんがコミック化したらぴったり。
完全に同じ世界観ですなあ。

「なぞ」W・デ・ラ・メア
樫の長持ちへ入って消えていく子供たちの話。
何の説明もされないところとお婆さんの存在が不気味。

「変種第二号」フィリップ・K・ディック
人間が作った戦争用兵器が独自の進化をとげてていく話。
変種第二号はどこにいるのだろうか?
これは映像化したら面白いだろうなあ。

と、主だったところをあげましたが
いいアンソロジーでした。

瀬名秀明編の『贈る物語 Wonder』も良かったので
残る綾辻行人『贈る物語 Mystery』もなんとか入手したいところです。

↓なんとか応援よろしくお願いします。
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コメント

そうか! デ・ラ・メアだったか!

子供向けリライトを幼少時うっかり読んで、そのあまりの不気味さにトラウマになってしまった作品であります。

よかった。これで、近づかなくて済むぞ(笑)

よく考えたら、わたしのショートショートにものすごく影を落としているなあの短編。

URL | ポール・ブリッツ #-
2012/08/20 17:23 * edit *

Re: ポール・ブリッツさん

宮部みゆきさんによると
デ・ラ・メアの恐怖小説の特徴は「登場人物が誰も怖がっていない」「恐怖の存在にきづいていない」だそうです。
なるほどだからヘンな不気味さをかもしだしているのかなあ。
せっかく思い出したのであればもう一度近づいてみるのも如何でしょうか?

私も幼少時に読んだ小説でトラウマになっている話があります。
↓こんな話
旅人が見知らぬ土地に迷い込んだかなにかで見ず知らずの農夫に一夜の宿の提供を申し込みます。
農夫は親父が許可すればいいよと、親父に引き合わせてくれます。
その親父も、親父が許可すれば、とその親父に引き合わせてくれるのですが
年老いているせいか”親父”の体の大きさはだんだん小さくなっています。
こんなやりとりが続き、最後に出てきた”親父”は昆虫程度の大きさしかありません。

このあとオチか何かあったかもしれないのですが
それは覚えておらず昆虫程度の”親父”のイラストの薄気味悪さがトラウマとして残っております。

これもデ・ラ・メアだったらすごいなあ


URL | 面白半分 #-
2012/08/20 21:20 * edit *
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