チェット・ベイカー・シングス
2019/05/11 Sat. 11:11:11 edit
チェット・ベイカーの1956年のアルバム。
ジャズのコンピ盤で「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を知った。
その際は なぜかキング・クリムゾンの「アイランズ」を思い起こして
してしまった。曲調や歌い方が何やら似ている。
という事でそれ以上の感想は無かったのですが、本アルバムを聴いて
チェット・ベイカーのヴォーカルの魅力に惹かれました。
歌のスタイルは聞けば一目瞭然、わざと崩して歌うということは無く、
自然な歌声です。中世的な歌声でもあり、当時は女性ヴォーカルだと
思った人もいたとか。トランペットも同様にシンプルな音使いです。
朝の目覚めに聴きたい「ザット・オールド・フィーリング」やトランペ
ットも軽やかな「バット・ノット・フォー・ミー」のような曲が好みで
す。
↓That Old Feeling
ジャケもお洒落です。

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コメント
『チェット・ベイカー・シングス』は持ってますが、なかなか1枚通して聴けていないです;ぱっと聴きは雰囲気があっていいのですが、必ず途中で飽きてくるので・・・。
なぜかキング・クリムゾンの「アイランズ」・・・なるほど、確かにボズの淡々とした歌い方と似ているところがありますね。
チェット・ベイカー
チェット・ベイカーを知ったのは、ジム・ホール「アランフェス協奏曲」で、イージーリスニング路線になったCTIレコードのジャズ・ミュージシャンの一人くらいに思ったので、正統派のジャズをやったり、大ヒットしたジャズボーカルまであったとは、あとで知りました。
「チェット・ベイカー・シングス」は、ジャズ名盤紹介本の多くに載っていますが、まともに聴いたことがなく、白Tシャツでマイクの前にいるジャケット写真なんかは、青春スターみたいだなという印象でした。
今回、YouTubeのリンクから聴いてみると、歌も味わいがあり、間奏のトランペットもすごく歌っていて、気に入りました。
2019/05/13 00:52 * edit *
Re: タイトルなし
実験鼠さん
こんばんは。
これもお持ちでしたか。
雰囲気ありますよね。私は読書のBGM、寝る前あたりに聴いてリラックスしています。
聴き込むという感じではないかもしれません。
「アイランズ」いまだこれに聴こえてしまいます。
ゴードン・ハスケルでもこうはいかずやはりボズです。
2019/05/13 22:04 * edit *
Re: チェット・ベイカー
最近”アランフェス”の記事を書いたにもかかわらず
チェット・ベイカーが参加していたことをもう忘れていました。
(CITってなんとなく聞き覚えがあったのですがイージーリスニング路線なんですね。)
私もジャケから”青春スター”をイメージしてしまい、あえて聴こうとは思っていなかったのですが
味わい深く良かったです。
やはり名盤として語り継がれるだけのもがあるのかもしれませんね。
2019/05/13 22:10 * edit *
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