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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

ほうかご探偵隊

『ほうかご探偵隊』
倉知淳



ある朝いつものように登校すると、僕の机の上には分解されたたて笛が。
しかも、一部品だけ持ち去られている。
――いま五年三組で連続して起きている消失事件。不可解なことに
“なくなっても誰も困らないもの"ばかりが狙われているのだ。
四番目の被害者(?)となった僕は、真相を探るべく
龍之介くんと二人で調査を始める。
小学校を舞台に、謎解きの愉しさに満ちた正統派本格推理。


「かつて子どもだったあなたと少年少女のための――」を
コンセプトとした講談社ミステリーランド・レーベル作品の文庫版です。

小学校が舞台で小学生が探偵役。
なんかつまらないかな、なんて思ったら大間違いです。
殺人事件も凶悪事件も起こりませんが消失事件という謎が発生します。

探偵たちが推論を重ねては消えていくというお馴染みのパターンや
今まで出てきたエピソード群がきれいに回収されたり
どんでん返しまで用意されていることなど
ミステリの面白さが詰まったお手本となるような内容です。

そのどんでん返しについても白紙ページをはさんで

これで
おわりの
はずはない


という一文があらわれたりと遊び心に溢れています。

最終節の

謎は
まだまだ
おわらない


や、あとがき、そして解説にいたるまで
ミステリ愛にあふれる素敵な本です。

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”ミステリーランド”のコンセプト一番合致している作品では。
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