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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

宝石泥棒

宝石泥棒
山田正紀
宝石泥棒 (ハルキ文庫)
宝石泥棒 (ハルキ文庫)


生きている食糧“視肉”、猿を思わせる怪物“猩猩”、空を飛ぶ魚、
二メートルを超える大グモ…。悪夢のような動植物がはびこる世界で、
守護神が甲虫である戦士ジローは、恋する女、ランへの思いをとげるため
女呪術師ザルアー、“狂人”チャクラとともに「月」を求めて旅立った。
「月」とは何かを知らない三人は「空なる螺旋」を探せと
教えられるのだが…。


なにやらロマンチックな表題ですが、中身は異世界での冒険小説。
その異世界の描写はさすが山田正紀先生。
ヘンな怪物をたくさん出してきます。

主人公ジローはそうとははっきり書かれていないが
割とダメな人間で騒動ごとの元凶です。
そして仲間たちにいつも助けられています。

リアリティがある世界での冒険小説ではないので
なんとなくピンチに巻き込まれなんとなく都合よく助かる・・・・・
これが最後まで続くかと思っていたのですが、
終盤よりSF的展開となり、山田正紀先生得意のテーマへ繋がります。
ここからが俄然面白い。

続編があるようですが
テキトーなジローの異世界冒険譚ならそれほど食指は動かないのですが
SFテーマを重点的に描いているのであれば是非読みたい。

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コメント

続編は人により評価が真っ二つですね。

「なんでこんなもん書いた!」という人と、

「これはこれで山田正紀らしい(笑)」という人と。

エピローグには「いいのか? 山田正紀、これでいいのか!?」といいたくなるような超脱力なオチが待ってます。

「宝石泥棒」は80年代SFの金字塔であり山田正紀の代表作ともいえる傑作ですが、

「宝石泥棒2」は80年代SFの鬼子であり山田正紀作品の中でも屈指の怪作です。


……実は「1」「2」ともに何気に影響を受けまくってます(笑)

URL | ポール・ブリッツ #0MyT0dLg
2017/07/23 06:47 * edit *

Re: タイトルなし

続編、ますます気になります。

金字塔より鬼子、傑作より怪作、超脱力なオチ

まだ入手していないのですから当然ですが
2は見かけてことさえありません

***************************
影響を1,だけでなく2からも受けまくっているというのは
いいですね。

金字塔と鬼子、傑作と怪作、超脱力なオチ
「いいのか? ポール・ブリッツ、これでいいのか!?」

URL | 面白半分 #-
2017/07/23 08:28 * edit *
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