07«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

恐怖小説コレクションⅠ 魔

『恐怖小説コレクションⅠ 魔』
魔 (恐怖小説コレクション)

新芸術社という版元からのアンソロジーですが
新芸術社って出版芸術社と密接な関係があるんでしょ。
『ふしぎ文学館』と似た装丁、書体も同じにおもえる。
社のロゴ後も色が違うだけで同じだ。
ラインナップの素晴らしさも同じ匂いがする。

『Ⅰ』は昭和の名作、という枠です。

踊る一寸法師(江戸川乱歩)
既読です。
サーカス、小人、美女、乱歩ワールド全開でラストは映像的。

七時〇三分(牧逸馬)
コミカルな雰囲気で進む。
藤子・F・不二雄の異色SFシリーズに合いそう。
その場合さらにラストが鮮明になる気がする。

魔(地味井平造)
一瞬現れる”魔”による騒動か。

猫町(萩原朔太郎)
非日常の世界へ迷い込む話だが、そのメカニズムも作中で解明している
ところが面白い。しかし”猫町”とは詩的な題名だなあ。

柘榴病(瀬下耽)
これは如何にも怪奇探偵小説です。柘榴病に係る医師の回顧録。
今まで読んできたその種のアンソロジーには入っていなかったです。

魔像(蘭郁二郎)
既読です。
恐怖譚にオチがつくものって好きです。

人花(城昌幸)
これも既読。
人を食べる花の話ですがちょっと恐怖の方向性が違い惹きこまれます。

ココァ山の話(稲垣足穂)
なんとも幻想的な話です。月夜を剥がす?

鰻に呪われた男(岡本綺堂)
なんとも哀しみが漂う作品ですが、鰻を生で食らいつく、という部分が
コワい。

人面疽(谷崎潤一郎)
「人間の顔を持った腫瘍」という内容の映画と、その映画そのものの謎
について。映画内容そのものが人面疽の話だが、映画そのものの謎が
不気味な雰囲気を醸し出していく。しかし殆ど解決されないまま終わって
しまった。へんな余韻が残る。
オチのつかない実話怪談のような感覚だったがこれこそ狙い?
大正七年の作品。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村


関連記事
tb: 0 |  cm: 0
go page top

コメント

go page top

コメントの投稿

Secret

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://noneeded.blog102.fc2.com/tb.php/2316-6d4db6fb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
go page top

プロフィール

最新記事

カテゴリ

ありがとうございます

自己との対話