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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

魔境物語

『魔境物語』
山田正紀
魔境物語 (徳間文庫)
魔境物語 (徳間文庫)


インドのヒマラヤ山中に、釈尊が生前に説いた教えをいまだ保持し続けて
いる一族がいる―明治の半ば、この話に魅せられた仏教研究家・山形孝平
は「幻の民族」を求めて人跡未踏の地へと赴く。が、そこは彼の想像も及
ばぬ世界であった(「まぼろしの門」)。他に、アマゾンの奥地に潜む謎の
生物の物語など、人類を拒絶し、頑ななまでに純粋さを保ちながら存在し
続ける「魔境」を描く、冒険秘境問題作2篇。


魔境を舞台とした中編2作収録ですが「魔境物語」という作品は無い。

「まぼろしの門」
これはすごい。なにしろ中途半端に終わる。
せっかく目的地らしき桃源郷の入り口についたあたりで
トラベルに巻き込まれ主人公はケガ。もう一人は救援のため一旦戻る、
というところで終わり。
「まぼろしの民族」も「釈尊の教え」も何も展開されず終わる。
山田正紀本人、途中で終わっている作品が多い、というコメントを
よくしていますがコレそうなんでしょうね。
たぶん途中で飽きたんでしょう。
クセのありそうな登場人物だったのが後半から平坦になってきてたり
してました。

「アマゾンの怪物」
これは完結してました。よかった。
魔境+冒険+SF+企業小説をぶち込んだ感じでした。

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コメント

変なところで終わっているせいか「まぼろしの門」はいまでも強烈に覚えているけれど「アマゾンの怪物」についてはもうすっかりストーリーも何も忘れた(笑)

それを考えるともしかして山田先生狙っていたとか(笑)

山田正紀先生には「神々の埋葬」というこれまた評価に困る作品もあったりします。おそらく、「神」とか「仏」とかが「どんなものであるのか」を正面からSFとして描こうとしてドツボっていたんじゃないかな。

ドツボがいちばんひどいのが「顔のない神々」でしょうねえ。

困ったことにそうした話のほうが「印象深い」という(^^;) そうした話にも「熱狂的な支持者」がいたりするのが山田先生の奥が深いところでしょうな。

URL | ポール・ブリッツ #0MyT0dLg
2016/11/27 22:08 * edit *

Re: タイトルなし

ポール・ブリッツさん
こんばんは

山田正紀先生の作戦です。
見事に印象付けられたわけですね。

いかにも唐突な終わり方で私もポール・ブリッツさんのコメントのおかげもあり
いつまでも記憶に残りそうです。

「神々の埋葬」「顔のない神々」未読です。
とても面白そうなタイトルではないですか。
これがドツボってるとは読みたいような読みたくないような。
でも当然見かけたら買いですね

URL | 面白半分 #-
2016/11/28 21:17 * edit *
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