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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

イエス公演 2016/11/12

イエス11/22(火)オーチャードホールです。

前回2014年11月の公演は追加公演が設定され、
そこでようやくチケットを買うことが出来ました。
今回は11/12の時点でまだS席、A席とも余っていました。
大丈夫なのか、イエス。キャパも小さそうなのに。
私は有休を頂く見込みがついたのでこの時点でチケットを購入しました。

前回に対してあまりにもチケット的には寂しい状況です。
前回は『こわれもの』と『危機』の完全再現を売り物にしていたのに対し
今回は『海洋地形学の物語』と『イエスソングス』ですから
弱いといえば弱い。
でも「神の啓示」と「儀式」が聴けちゃうんですぜ。
全く予想だにしていなかったある意味儲けものです。
海洋地形学の物語
海洋地形学の物語

また『イエスソングス』からの選曲とくれば、
これはもう、あれやこれやどこを切り取っても代表曲、
と実は非常に充実した素晴らしいセットリストになりそうです。
イエスソングス
イエスソングス

さて私のスケジュール表には
”イエス公演”でなく「神の啓示・儀式」と記入しており
知らぬ人がみたらなにやら誤解しそうな事になっています。

また今回の公演は亡くなられたクリス・スクワイアの跡を
ビリー・シャーウッドどう引き継いでいくのか、が
イエス・ファンの注目するところでありましょう。
クリスを敬愛するビリー・シャーウッドがどんな演奏をするのか、
非常に興味深いところです。
演奏と共に圧倒的な存在感を見せつけていたクリス・スクワイア。
何しろビ~ンと低音一音だけ鳴らして5秒間くらい動きを止めても
大歓声があがった偉大なるベーシスト。
演奏はコピーできてもこのパフォーマンスは無理かなあ。

なんて思っていたところ新情報では『ドラマ』も演奏するとの事で
さらにはメンバーコメントとしては
”『海洋』も『ドラマ』も二度とやらないよ”との事。
ドラマ
ドラマ

そんなこんなで実はかなり期待は高まっていて
ここ最近私の頭の中では「儀式」のメロディとフレーズが
鳴り響く毎日を過ごしていました。

さあ当日です。
予想はしていましたがオジサン率8割、残りはオバサン1割、若人1割。
私もこの8割りの中に入っているのですが、その中では若めのほうです。

客の入りはというと私は3階席なのですが7割がた空いています。
1階は見える範囲では満席だったのですが・・・・


*****************************
19時定刻どうりの開始です。

まずは立てかけられたリッケンバッカーのベースがスポットライトで
浮かび上がり「オンワード」が流れます。ステージ奥の画面では
クリス・スクワイアの映像が流れます。
これは新生イエスのための”儀式”なんでしょう。

曲が終わるとメンバーが登場します。
ドラムはアラン・ホワイトではないようです。
体を壊しているアランの代役のようですが特にアナウンスはありません。

1.マシン・メシア

まずは『ドラマ』からです。
今まで見てきたイエスだと出だしのスティーヴ・ハウは不調なのですが
今日は最初からキレがいい。聴いていて安心です。
さらにベースも力強くうなっている。
まさにクリス・スクワイアが弾いているかのようでうれしい。
ドラムも不安なところ一切なし。
強烈なユニゾンが心地よい。
この1曲で今日のライヴの不安感は吹っ飛びました。
これ聴くだけでも価値あり、とは言い過ぎか。でも素晴らしかった。

2.白い車

同じく『ドラマ』の小品。これは予想外。でも短い曲です。

3.光陰矢の如し

これも『ドラマ』から。これは演奏すると思ってました。
イエスにしては珍しい普通のロックっぽい曲です。
イントロから硬質なギター・サウンドがでてきますが、
やはり曲をイメージづけるベースのリフがカッコいい。

ああ『ドラマ』やっぱり良い。

4.アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル

いよいよ『イエスソングス』のいいとこどりが始まります。
ちょっとスティーブ・ハウが挨拶してからの、いきなりコーラス。
これは効きます。
お馴染みの展開ですがいいものはいい。
フォーク調からロック調へ変わるところもやはり盛り上がります。

5.パーペチュアル・チェンジ

これは嬉しい。
シンプルなイントロに緩いメロディといったある意味変わった曲です。
キメの変拍子部分もばっちりです。
こういった部分にたるみが出てこなく充実した演奏です。

6.同志

ジョン・ディヴィソンのヴォーカルが、こぶしを効かせているように
感じられ、この曲は坂本冬美さんが歌っても成立するのではないかと
ずっと思いながら聴いていました。
”坂本冬美が心を込めて歌います。同志”是非お願いします。

7.燃える朝焼け

いつでもハイライトであるこの曲。やはり素晴らしかった。
ビリーのベース・パートで歓声が上がります。
音も後ろ姿もさらに片足の上げ方なんてクリスそのもの。
ジェフ・ダウンズも手堅く演奏し、とにかく引き締まっています。
もう涙と鼻水が止まりません。

ここで20分の休憩、ということでメンバーはいったん下がり
照明も戻ります。
Back In 20 Minutes なんて画面に表示されました。

8.神の啓示

20分後はこの曲でスタートです。
未だ評価を二分している『海洋地形学の物語』から「神の啓示」です。
ドラムは未だ代役の方ですが、これはオリジナルに忠実に叩いている
ように思いました。意外に手数が多い面白いドラムでした。
美メロありハードなパートありこれが聴けて良かった。

9.古代文明(の後半)
スティーヴ・ハウのアコースティック・ギターの部分からの開始です。
巧い。やはり巧い。
ここに美しいヴォーカルが重なり、
ロックとは思えない崇高な感じさえ醸し出しました。

10.儀式
『海洋~』で一番激しい曲。
全員のアンサンブルが決まり、やはりベースが曲を引っ張る。
これを聴くために来たのじゃー、という感じです。
そして後半打楽器が乱れ打ちしてくるパートで
いよいよアラン・ホワイト登場、歓声が上がります。
よかった。一部分でも参加してくれて。
来日以前ではオール代役だったようなので。

いやあ全編素晴らしい内容でした。
『ドラマ』『海洋~』完璧でした。ありがとう。

アンコール1.ラウンドアバウト
まあなんやかんやいってもこれやんないとねえ。
とにかく盛り上がり、ようやくここで一回席の人が立ち上がりました。
ドラムはアラン・ホワイトが叩きます。
力強い。全曲はキツいのかもしれませんがパワフルです。
気合いが入っていそうです。

アンコール2.スターシップ・トゥルーパー
間を開けずこの曲に続きます。
後ろの席の方から感極まった叫び声が聞こえてきました。
私も泣いています。同志よ。

合計2時間以上の素晴らしいライブでした。
ベースとドラム(の殆ど)が若返っている中、
ハウ師匠がそれ以上の活躍をしていました。

メンバーが入れ替わっても”イエス”は伝統芸能のごとく続いていくと
思っているのですがそれでもハウ師匠のパートは難しいかな。

今回はまさに入れ替わったメンバーがその技を引き継いでいますが
あのギターはねえ。
トレヴァー・ラビンも上手いけどちょっと違うし。
ハウ師匠。お体には気をつけて。

もしかしてセットリストに物足りなさを感じて、
ライヴに行くかどうか悩んでいる皆さま。
『ドラマ』『海洋~』素晴らしいです。
日本で聞けるのは最初で最後。これを聞き逃すな!!
さらにはビリーのベースも聞き逃すな!!!

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いま午前三時。
もう寝ます。おやすみなさい。
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コメント

来日をするという話を聞いていましたが、
参戦しないので、月日までは頭にありませんでした。

昨日、公演だったのですね。

面白半分さんが若めの方に入るオーディエンスの年齢構成等も含めて味わい深いレポートです。

筆がうなっている感じですね。(^^)

伝統芸能という呼称も特集雑誌や私のブログへのコメント者も用いていましたが、
空席があったという事は、伝統芸能に親しむ側も、
だんだんと減っているという事でしょうかね。

好みが分かれる海洋地形学とは言っても、生演奏でハウ師匠もいるわけですから、関東在住のプログレファンなら普通は参戦すると思うのですが、イエスファンの年齢層で多くを占めている人達の体力維持も、コンサート参加を見合わせるほど、きつくなってきているのかも知れないですね。

URL | torioden #-
2016/11/23 11:39 * edit *

Re: タイトルなし

triodenさん
こんばんは

うなりを感じていただき大変ありがとうございます。

深夜バスで帰ってきてペヤングやきそば食べながら記事を書いてました。

おじさんばかりで若い人が聴きにいかないというのでは
伝統芸能にならない状況なのかもしれません。
ただ大学生らしき三人組男子が
すげー、あの人数であんな音がだせるんだ、と感激しているのが聞こえてきて
一回触れるチャンスさえあれば聴き継がれることは十分あるなあと思いました。

しかしオジサン率の高さは凄かった。
会社帰りの人が多かったんでしょうかね。
もしかすると年代的には会社定年した世代かもしれません。

そこいくとハウ翁はいまだスゴイパワフルでした。



URL | 面白半分 #-
2016/11/23 21:12 * edit *

まいどです

こんにちは

観れない/観ない言い訳はイロイロ云えるんですけど、
やっぱり観たいなあイエス…ってところで、なにげに
羨ましかったりします。

URL | pipco1980 #-
2016/11/24 09:06 * edit *

Re: まいどです

pipco1980 さん
こんばんは

来年以降も”イエス”は来るかもしれないけれど
アラン・ホワイトはいないかもしれません。

現時点でもオリジナルメンバーがいないというのも凄い事の気がしています。
ビリー・シャーウッド自身も 誰にかわってもイエスは続くといってますし。

ここら辺の事を ジョン・アンダーソンが”バスと乗客理論”って言っていた気がするんですが・・・。

URL | 面白半分 #-
2016/11/24 21:45 * edit *

イエスのライヴに行かれたのですね!!
他のかたが書かれているように
筆がうなりを上げていますね(笑)

私の地元でも公演があったのですが
見送ってしまったのです。
ジョンがいなかったりの理由で…。
面白半分さんのレポートを拝見して
行けば良かったと非常に後悔しています。

次回の来日の機会があったら
絶対に見に行こうと思います。
そして、私も帰宅後に
ペヤング焼きそばを食べながら
今回の面白半分さんの幸せなご気分を
踏襲してみたいと考えています(^^♪

URL | るいちゃんぱぱ #xxZpd5tk
2016/11/27 18:43 * edit *

Re: タイトルなし

るいちゃんぱぱさん
こんばんは

うなってましたか。
凄まじく感動しておりましたので。
大盛ペヤングの影響もあったかも。

今回のライブは「海洋地形学の物語」がキモでしたが
とにかく素晴らしい演奏でした。
スティーヴ・ハウのギターは多彩だし、
ビリー・シャーウッドの「儀式」のベースはど迫力でした

是非次回(メンバーは変わっても)行ってみてください。



URL | 面白半分 #-
2016/11/27 20:40 * edit *
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