08«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»10

茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

黒龍荘の惨劇

『黒龍荘の惨劇』
岡田秀文
黒龍荘の惨劇
黒龍荘の惨劇


山縣有朋の別邸・黒龍荘に、山縣の影の金庫番・漆原安之丞に対して恨み
を晴らす、という脅迫文が届き、数日後、漆原は謎の死をとげた。調査依
頼を受けた「月輪萬相談所」の探偵・月輪は、かつて伊藤博文邸でともに
書生として過ごした杉山を連れて黒龍荘に住み込むことに。広大なお邸に
は4人の妾を含む住人7人と使用人たちが暮らしていたが、警察と月輪たち
の監視をあざ笑うかのごとく、彼らは次々と遺体となって発見されていく


首なし死体がでてくるのでありふれた入れ替わりモノかと思いますが
早々に否定されます。かなり後半に再度入れ替わりの推理がされますが
これも間違いでした。
全部で22章ありますが、21章でまだなにも解決していません。
そして最後の第23章「悪の華」で一気に収束します。
これは驚きの展開。
ここまで読んできた甲斐がありました。
実現性云々は問わず純粋にこの発想を楽しめました。

探偵役が精彩がないのが残念ではありました。
真相に気づいたころには、警察も同じ推理に達しており
もともととびぬけて有能な設定ではないでしょうが地味です。

本書は伊藤博文、山縣有朋なんてところがでてきますが
事件にも推理にも関連せず、歴史ミステリ的な要素はありません。

ただ久々に本格モノが読みたくなって、
その期待に十分応えていただいた作品であることは間違いありません。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村


関連記事
tb: 0 |  cm: 2
go page top

コメント

おもしろそう

ああ、そそられますねえ、その設定。パブロフの犬です。
古き良き日本の探偵小説って感じでうれしくなってしまいますね!

URL | K@zumi #pULoeKa6
2016/12/01 20:03 * edit *

Re: おもしろそう

K@zumi さん
こんばんは

非常にオーソドックスなスタイルで
まさに古き良き日本の探偵小説です。

いいですね。パブロフの犬状態ですよ。

さらに本格としての驚愕の展開が待ち受けています。

知らない作家さんだったのですがアタリでした。

URL | 面白半分 #-
2016/12/01 21:25 * edit *
go page top

コメントの投稿

Secret

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://noneeded.blog102.fc2.com/tb.php/2266-b03823a5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
go page top

プロフィール

最新記事

カテゴリ

ありがとうございます

自己との対話