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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

幽霊紳士/異常物語

『幽霊紳士/異常物語』
柴田錬三郎
幽霊紳士/異常物語 (柴田錬三郎ミステリ集) (創元推理文庫)


全身をグレイ一色につつんだ異色の名探偵・幽霊紳士が事件関係者の前に
現われた時、謎は解き明かされる―どんでん返しの趣向に満ちた全12話で
構成される『幽霊紳士』。
若き日のホームズの活躍を描くパスティーシュなど、世界を舞台にした奇
妙な8編を収録する『異常物語』。
時代小説の大家による、本格ミステリ連作集と長らく入手不可能だった奇
想に満ちた短編集を合本で贈る。



・幽霊紳士
仕損じたね・・・各編の主人公が犯罪やある行動を起こした後、謎の幽霊
紳士がどこからともなく現れてこうつぶやきます。
主人公が行動に至った背景の別の側面を示唆し、その行動は間違った事で
あると伝えます。
という感じで全編どんでん返しという趣向ですが面白い。かなり短い作品
群ですがとにかくひっくりかえしていきます。
もちろん幽霊紳士が言っていることのほうが正しいとは実は誰もわからな
いので、ここらへんミステリ論に繋がっていきそうです。
また前作の主人公が次作でちょっとだけ出演するという構成もあって遊び
心にも溢れています。
ちなみに幽霊紳士自体の説明はなくやはりそのまま幽霊のようです。

・異常物語
幽霊紳士よりフリーフォームですがこちらもどんでん返しを狙った作品集
です。舞台がヨーロッパに替わっています。
第二話「妃殿下の冒険」に一番その特徴が出ています。

名前だけ知っていた柴田錬三郎ですが他にもミステリとして
『夜の饗宴』『第8監房』『盲目殺人事件』という作品があるようです。
是非読んでみたい。

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