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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

辞書を編む

『辞書を編む』
飯間浩明
辞書を編む (光文社新書)


「右」「愛」「萌え」「キャバクラ」…。
あなたなら、これらのことばをどう定義するだろうか。
国語辞典を引くと語釈の特徴が辞書によってそれぞれ違う。
われらが『三省堂国語辞典(サンコク)』は、他の辞書とは違った視点で
集めたことばに、誰にもまねのできない語釈をつけたい。
でも、どうやって?―
『サンコク』の改訂作業に追われる辞書編纂者が、辞書作りの実際を惜し
みなく公開、「感動する辞書を作りたい」という情熱を語る。
街なかでの用例採集、語釈をめぐる他辞書との競争など、
知られざるエピソードを通じて、国語辞典がいかに魅力に満ちた書物で
あるかを伝える。


映画『舟を編む』を見ましたがその世界どうりの事をやってらっしゃるん
ですね。

言葉を集めていくくだりが興味深かったです。
言葉は”正しい”言葉だけでなく一般的に使用されているのなら
語法的に正しくなくともとりあえずは集めていくようです。
どんな場所でいつどのように使われてたかも記録していく、という事で
記録マニアには楽しく感じる内容でした。
私もちょっとやってみようかな、なんて不埒にも思ってしまいました。

途中、いきなり『プログレッシヴ・ロック』のネタになりました。
著者はピンク・フロイドのLPを以前買ったことがある程度で
特別のファンではないようです。

しかし辞書に言葉を載せるにあたり片っ端から試聴したとの事。
いいぞ。
でもAmazon等の試聴なので30秒から1分半で終わるらしい。
”長さとしては十分です” との事ですが
それはダメだ!長尺曲をそのまま聴いて欲しい!

でも多くの曲を聴かれたようでもたれた感想は、

魂の叫びというよりは、楽曲としての質を追求する感じ

そして辞書ではこうなったようです。


プログレッシブ・ロック(名)[progressive rock]《音》
楽曲の技巧を追求し楽器演奏を重視した、イギリス生まれのロック音楽。
プログッレシブ。プログレ。(一九七〇年代から流行)

音楽事典の情報と自分の印象。
この短い語釈も時間をかけてつくりあげられたものなんですね。

これが全項目にわたり行われているのですから辞書ってのはスゴイ!

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