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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

パラダイス・ロスト

『パラダイス・ロスト』
柳広司
パラダイス・ロスト (角川文庫)


大日本帝国陸軍内に極秘裏に設立された、スパイ養成学校“D機関”。
「死ぬな。殺すな。とらわれるな」
― 軍隊組織を真っ向から否定する戒律を持つこの機関を
たった一人で作り上げた結城中佐の正体を暴こうとする男が現れた。
英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。
だが“魔王”結城は、まるで幽霊のように、一切足跡を残さない。
ある日プライスは、ふとした発見から結城の意外な生い立ちを知ることと
なる―(『追跡』)。ハワイ沖の豪華客船を舞台にしたシリーズ初の中篇
「暗号名ケルベロス」を含む、全5篇。


いやあ、良かった。シリーズ三冊目ですが最初に読んだ興奮が
また蘇ってきました。

『誤算』は記憶を失った青年の話ですが、この青年がD機関のスパイで
あることはすぐに推測できますがその分ストレートにアクション的な
スパイものとしてのスリリングな展開が良かった。

『失楽園』これは事件に巻き込まれた逮捕された婚約者を救うため
真犯人を突き止めようとする青年の話ですが、どこでD機関の要素
が出てくるかと思いきや、意外なところでその人物や目的が露わに
なります。これもいいなあ。

『追跡』結城中佐の人物を探っていく特派員の話ですが結城中佐の
過去を探っていくところはノンフィクションのような面白さがあり、
さらに何重もの引っ掛けがあり、あららあららと知的興奮がとまら
ない。読後感もいい。

という事で平日なのに一気読みしてしまいました。
面白かった。

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コメント

おぉ、「知的興奮」という言葉を久々に耳にしました。

30年以上前に、小説の幻魔大戦一世風靡の頃に、
平井和正氏のお話を30人ぐらいで、
直接聞く機会があり、
その言葉を使っていたので、
脳裡にこびりついています。

この小説の面白さが伝わってくるようです。

URL | torioden #-
2016/03/08 09:12 * edit *

Re: タイトルなし

triodenさん
こんばんは

平井和正さんがこの言葉を使われていたのですね。
SFも知的興奮のジャンルです。

というか平井さんのお話を直接聞かれた、という事がすごい体験ですね。
なかなかそんな機会はあるもんじゃないのでうらやましい限りです

URL | 面白半分 #-
2016/03/08 20:11 * edit *
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