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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

ぬいぐるみ警部の帰還

『ぬいぐるみ警部の帰還』
西澤保彦
ぬいぐるみ警部の帰還 (創元推理文庫)


殺人現場にぽつんと遺されたぬいぐるみ、いったい何を語る?
美形の警部・音無美紀の密かな楽しみは、ぬいぐるみを愛でること。
愛するぬいぐるみから優れた洞察力で、手がかりを発見する。
そして、男勝りの言動の一方で音無にぞっこんの則竹女史、
ミステリおたくの江角や若手の桂島など、個性派刑事が脇を固める、
“ぬいぐるみ警部”シリーズ連作集第一弾。


ということで
2003年発表の単発短篇「お弁当ぐるぐる」でのキャラクターが
シリーズものとして2012年から復活という変わった経緯の作品です。
あとがきで作者が述べているように「お弁当ぐるぐる」での音無と則竹の
脳内モノローグ(すさまじく笑える)が出てこないのでちょっと残念では
あります。

ぬいぐるみ好きで事件にぬいぐるみが出てくるともうそれが気になって
しまう美形の音無警部(実は事件もちゃんと解決しますが事件に関係する
ぬいぐるみを入手しようとしたりします)、
クールを装いつつ音無警部にぞっこんであることがバレつつある則武、
たたき上げの刑事ながら音無警部をミステリ上の名探偵かのように評価し
ているミステリおたくの江角、
それぞれのキャラクターの個性に気付いている一番まっとうな桂島。

いい味のキャラクター揃いですが
作者曰く、この四人が取り扱うには少々シリアス度が高くなってしまった
きらいがある、とのことでミステリとしては非常に正統派でかつひねりの
効いた高度な作品集でした。

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