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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

アガサ・クリスティ賞殺人事件

三沢陽一
アガサ・クリスティー賞殺人事件
アガサ・クリスティー賞殺人事件


作家志望の青年は、新人賞に落ち続けることに絶望し、人生最後の旅に赴
く。名前を棄て、家族を棄て、友人を棄て、わずかな金と数枚の黒い服、
数冊の愛読書を黒いトランクに詰め込んだ。金田耕一、明田五郎、神沢恭
一、星川龍一…古今の名探偵にちなんで名乗った偽名ゆえか、青年は行く
先々で奇妙な事件に出会う。そして、旅が終わりを告げるかに思われた東
京・信濃町のアガサ・クリスティー賞授賞式の会場でも悲劇は起きた!三
沢陽一、有栖川有栖、東直己、森晶麿、青柳碧人、千街晶之、笹川吉晴等
々、関係者が実名で登場する授賞パーティの最中に起きた殺人事件の真相
とは?5篇収録の本格ミステリ連作集。

まず本作は連作ミステリで、最終作が「アガサ~」。これはミステリ作家
の実名が出て有栖川有栖が殺人被害者となりますが、全く何の面白さも感
じられませんでした。被害者役での登場ですが有栖川さんに媚びを売って
るかのような持ち上げ方をしていますので、それを書くことが主眼だった
のではと思ってしまいます。アガサ・クリスティ賞は実在の賞で本作の著
者も受賞していますが、いったいこの作品は何を意図したものか全くわか
りません。

ところがこれを除いた4編が実は素晴らしいので逆に困ってしまいます。

道行1柔らかな密室
道行2炎の誘惑
道行3蛇と雪
道行4首なし地蔵と首なし死体
道行5アガサ・クリスティ賞殺人事件

道行1~4の主人公は作家志望の青年、この青年が道行5でアガサ・クリ
スティ賞を受賞した三沢陽一、とわかりますので連作といえば連作ですが
アガサ~を外し別タイトルで再編集した方がいいのでは。

って偉そうにすみません。
でも本当に道行5はなんなんだろう。もったいない。
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