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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

メタ漫才

この年末年始は異様にTVを見ていました。特にお笑い番組。しかもネタ
番組。やはり芸人。MCやひな壇でしか見ない芸なき芸人たちを哀れに
思ってしまうほどの風格さえ感じる人たちでした。

そんな中、ネタを見ていてふと「メタ漫才」という言葉が頭に浮かんでき
ました。全く自分の中で浮かんだ言葉ですが念のため「メタ漫才」で検索
すると結構な記事がヒットしました。やはり同じことを思う人は多かった
んだなあ。もしかすると一般的に認知されてしまっている言葉なのか?

”メタ”とはメタフィクションとかメタ・ミステリとかで使用するあのメ
タです。枠を超えたり壊したりする構造といったところでしょうか。


例えばこんなところで「メタ漫才」を感じました。


「ネタは全部私一人でつくってるんですよ。こいつは何にもしないで」
「そんなこというなよ」
「”そんなこというなよ”も私が作った台詞」


「こんにちは○○です。最近××にハマってまして。」
「じゃあ早速××の役をやるよ」
「まだ早いよ」


片方がボケた後、
「俺ネタ知ってるから面白くないよ」


いかにも昔の漫才のようなボケをしたあと
「それ、ベテランのやつ」


漫才の枠組みの上の視点からの台詞になっていました。昔からあったのか
も知れませんが今回非常に印象に残りました。判りやすくいうとメタです
よね。

そういえば30年くらい昔、オール阪神・巨人の漫才で

巨人「・・・ネタ忘れた!」
阪神「・・えー。只今の漫才について解説します。相方がネタを忘れたの
で本日の漫才は中止!」
巨人「思い出した」

ってのがあり、これはハプニングだったのかもしれませんが非常にその展
開に感心し未だに覚えています。これも今思うとメタだなあ。
どうも私は昔からこういうのが好きだったようです。


さてメタ手法というと何と言ってもメタ・ミステリですが、ミステリでの
”伏線回収”もっ現代漫才の手法に使用されている気がします。最初なん
のためにいったかわからない中途半端な台詞が後半の笑いのまさに伏線に
なっていたりします。こういったことを考えてしまう事自体、漫才はミス
テリに接近しているのでは。

そのうちメタ漫才だけでなく、
漫才十戒
叙述漫才
倒叙漫才
後期漫才問題
漫才講義
一人二役漫才
バールストン漫才法
安楽椅子漫才
演繹漫才帰納漫才
雪の山荘漫才
読者への挑戦漫才
見立て漫才
プロバビリティの漫才とかいろいろ出てきそうです。

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プロバビリティの漫才・・・ちょっと気に入ってます。
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コメント

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

ウーマンラッシュアワーもジャルジャルもあんまり好きでないですが、方法論としての新しさは確かにありますね。

伏線回収は、M-1でパンクブーブー佐藤が言及してましたが、確かにパンクは昔からこれが得意技で、なるほど、同系のスーパーマラドーナを高評価したんだなと納得。

ちなみに私が好きなのは中川家です。ヒットパレードよりNHKの東西寄席の方が正月っぽくて良かったし、純粋にネタを楽しむなら、年末の検索ちゃんが良かったです。

ところで、ナイツが新スタイルを模索してるのか迷走してるのか、ちょっと気になってます。

URL | yuccalina #qhVXTLRM
2016/01/06 16:51 * edit *

Re: タイトルなし

yuccalina さん
今年もよろしく願いいたします。

実は年末の検索ちゃんをみてから(しかもナイツ!)ネタの方法論というかそんな事を考えるようになってしまいました。
最初の話題の後、ツッチーが、へーすごいといった後、すぐに塙が次の話題に入り、なんだこれと思いましたが
後の繰り返し攻勢でウケてしまいました。くるぞくるぞと待った後に本当に来るあのパターンは好きです
迷走でなく模索と思いたいところです。

中川家は弟がどうしても目立ちますがネタでは兄のボケも良かった。
やはりネタで勝負する芸人はいいですなあ。

URL | 面白半分 #-
2016/01/06 21:55 * edit *
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