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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

美人薄命

『美人薄命』
深水黎一郎
美人薄命
美人薄命


孤独に暮らす老婆と出会った、大学生の総司。家族を失い、片方の目の視
力を失い、貧しい生活を送る老婆は、将来を約束していた人と死に別れる
前日のことを語り始める。残酷な運命によって引き裂かれた男との話には
総司の人生をも変える、ある秘密が隠されていた―。


ミステリランキング本で好評価で、そこでは、老婆と青年の交流の物語が
後半で・・・云々的な紹介だったので期待しました。

老婆の戦後の悲惨な体験談を挟みつつの構成で書体も変えているので
何かあると思いつつも・・・・

読了してみれば爽やかな読後感もありこれは面白かった。

さて、物語のなかである人物の曰くありげなエピソードが出てきますが、
これが何を意味するかぜんぜんわかりませんでした。
またしてもネタバレサイト等で意味合いを探ったわけですが、なるほど本
書のキモである、とある事象を読者に気付かせるために配置したんです
ね。
それにしては説明が無さすぎで結構多くの読者も疑問に思っていたよう
です。

さて私は帯が無い状態で読みましたが、この帯にもその事象にからむ
ネタが仕込まれていたようです。
「”殺される運命”と知っていた。それでも、愛していた」
「命を失うその瞬間も、隠さねばならなかった秘密とは?」

本作はミステリ(驚く要素として)ではあるのですがそうでなくても読め
てしまう作品でした。
一見意味がわからなかったあのエピソードの意味合いこそ現代ミステリ
としての構造に必要だったのかもしれません。

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