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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

さよなら神様

『さよなら神様』
麻耶雄嵩
さよなら神様


隣の小学校の先生が殺された。容疑者のひとりが担任の美旗先生と知った
俺、桑町淳は、クラスメイトの鈴木太郎に真犯人は誰かと尋ねてみた。殺
人犯の名前を小学生に聞くなんてと思うかもしれないが、鈴木の情報は絶
対に正しい。鈴木は神様なのだから―(「少年探偵団と神様」)。衝撃的な
展開と後味の悪さでミステリ界を震撼させた神様探偵が帰ってきた。他の
追随を許さぬ超絶推理の頂点がここに。


まずは神様、鈴木太郎は探偵でもなく、推理なんてしません。
なにしろ何でも知っている神様なんですから。

本作は講談社の子供向けレーベル・ミステリーランドでの『神様ゲーム』
の続編にあたります。

「犯人は○○だよ」
俺、桑町淳の前で神様は宣った。

で始まる連作短編集です。

登場人物(少年探偵団)はこの神様の言葉を受けて調査、推理をしてきま
す。告げられた犯人が望まぬ人物であってもその人物が犯人ならばと、真
相をあてはめていくという事になります。

犯人が誰だか最初からわかる倒叙形式のようでもありますが、なんかニュ
アンスが違う。

アマゾンレビューで大変、的を得ていると思った一文がありましたので紹
介させていただきます。

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前半は、神=必ず「正しく」犯人を指摘する鈴木の存在と、彼が「嘘をつ
かない」というルールがどういうものかを、登場人物に理解させるための
布石だったのです。登場人物に、です。読者に、ではありません。
***********************************************************

もうなにがなんだか。ミステリの進化に追いつけない感じです。

後半は登場人物たちがこのルールを受けての物語になっていきます。
それがわかるのが最終話「さよなら神様」
ものすごい展開です。

ちなみによくミステリの惹句で”ラスト1行の衝撃”なんてありますが
本作はラス前1行で衝撃ポイントがありましたよ。

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