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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

松本清張傑作短篇コレクション 中


『松本清張傑作短篇コレクション 中』
松本清張傑作短篇コレクション〈中〉 (文春文庫)
松本清張傑作短篇コレクション〈中〉 (文春文庫)


宮部みゆき責任編集ということで宮部さんのそれぞれ前口上がつきます。
これがまず楽しい。

この中巻は、
淋しい女たちの肖像、と題し四編、
不機嫌な男たちの肖像、と題し四編が選ばれています。

・淋しい女たちの肖像
「遠くからの声」
ミステリーではないですがまさに”淋しい女”を描いているのかも

「巻頭句の女」
これは犯罪譚ですがこの巻頭句の女自体の描写を抑えておりこれが淋しさ
を際立たせているような気がします。

「書道教授」
中篇くらいのボリュームがあります。話がどう繋がっていくのか全く読め
ないですが、いざ物語が動き出すとすごい展開になり繋がっていきます。

「式場の微笑」
これを読んでもう一度宮部さんの前口上を読んでなるほどと思いました。
好篇です。

・不機嫌な男たちの肖像
「共犯者」
過去の犯罪の影におびえる男の話ですが探偵役ともいえる男の登場で読後
すっきり感があります。

「カルネアデスの舟板」
意外な結末といえば意外です。犯罪はこのような予期せぬ形で起るものな
んですね。

「空白の意匠」
これはサラリーマン小説というか犯罪はでてこないんですが面白い。結構
身につまされるというか現実的な恐ろしさがあります。

「山」
予期せぬ展開の面白さというのは松本作品には多いと思うのですがこれも
そういった面白さがあります。

というわけで読み応えありのまさに傑作短篇でした。

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