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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

夜の冒険

夜の冒険 現代短篇の名手たち8
夜の冒険 現代短篇の名手たち8
『夜の冒険 現代短篇の名手たち エドワード・D・ホック』

ホックの短編集ですがサム・ホーソーン医師等のシリーズものではなく、
ノン・シリーズものから厳選された20篇との事です。

「フレミング警部最後の事件」
猟奇連続殺人事件と本事件の捜査で退職するフレミング警部の関わり。
”最後の”なので当然何かあるわけです。

「どこでも見かける男」
謎の男に付きまとわれる中年の話ですが最後のオチが決まる

「私が知らない女」
これも途中で状況がわかってくるあたりから俄然面白くなっていきます。
終始穏やかな雰囲気で物語が進んでいくのがいい感じ。

「夜の冒険」
これはキレのあるタイプではなく悲哀とか無常感を感じさせる1篇です。

「影の映画祭」
これは巻き込まれ型サスペンス。ハードボイルド風です。

「くされ縁」
考え方の異なるふたりの軍人の生き方。
共に出世していき片方はついに将軍のまで上り詰める・・・。

「正義の裁き」
亡き詩人の墓を訪ねる主人公夫妻。
土地の村人はなにか隠している・・・。サスペンス調の作品です。

「空っぽの動物園」
なにやら暗い雰囲気で始まります。ちょっと結末の意味合いがわからん。
(読み方ミスか?)

「静かに鐘の鳴る谷」
なにやら余韻を残す作品。人の来なくなった教会が舞台です。

「やめられないこと」
ハードボイルド調の復讐譚です。ラストは「どこでも見かける男」や
「私が知らない女」と同系統のオチか。ホックの人間観がでてる?

「もうひとつの戦争」
退役軍人たちの親睦団体の話。
なにが”もうひとつ”かはなんとなく読める。

「不可能な”不可能犯罪”」
二人しかいない研究所内での殺人事件。残った方が探偵役です。
ひさびさのミステリ短篇。

「出口」
冴えない女性がたくらむ犯罪譚。
中盤の男女の逃避行的な部分もよいがオチも決まる

「大物中の大物」
犯した殺人から逃げるため大物中の大物を訪ねまわります。
オチは読めますが軽快なテンポなので読みやすい。

「家族の墓」
休養に来たニュースキャスターが気づいた真実。

「サソリ使いの娘」
犯人探しの要素もあり復讐譚にもなっています。

「知恵の値」
誘拐モノですが誰が仕向けたのかがオチ。

「二度目のチャンス」
「出口」のような犯罪譚ですがこちらのほうは余韻が残るラスト。

「スペインの町で三週間」
途中からサスペンス的な雰囲気もでてきますがこういう状況はコワイ。

「ガラガラヘビの男」
賭けを廻る話

といったところですが
ミステリに限らず色んなタイプの作品が入っておりキレのあるミステリを
期待するとちょっと違うかも、という短編集です。

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