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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

血のスープ

血のスープ <怪談篇> (光文社文庫)血のスープ <怪談篇> (光文社文庫)
(2003/04/10)
都筑 道夫

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『血のスープ』
光文社文庫の都筑道夫コレクション<怪談篇>です。

長編「血のスープ」は
吸血鬼のようななにか(結局よくわからず)に操られる中年男の話ですが
ストーリーはいずれにせよ、エロティックな描写が多いのと
活字の配置による視覚効果(夢枕獏いうところのタイポグラフィック)
を取り入れたりと一風変わった小説です。
冴えない中高年の主人公がだんだん冴えてくるのは作者の願望?

他は短編を併録していますが本領発揮なのはこれらの作品群でしょう。

怪談といってもただおばけを出せばいいってもんじゃない、
という作者の見解を実践した素晴らしい作品ばかりで
強烈なコワさではなく
人間の心の暗い部分をちょっと顕わにしてみました、という感じ。

特に作者もお気に入りの
「はだか川心中」「風見鶏」「人形の家」については


ストーリイがわかったら、もう読めないような小説は、
私は書いていないつもりだ。



というほどの傑作です。

都筑道夫は作品数が多いですが
いまはなかなか文庫でも見かけない(気もするので)
見つけたら買いでしょう。

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コメント

ブクオフで「生漆の壁に血がしたたる」を入手した時にはガッツポーズしました都筑先生。

まだ読んでないけど(゜゜☆(○=(^^;)ヨマンカ

URL | ポール・ブリッツ #0MyT0dLg
2014/08/16 21:40 * edit *

Re: タイトルなし

私はシリーズ全て未読なのですが物部太郎モノなんですね。

ブクオフで見かけたことすらないです。

ガッツポーズするほどの大収穫。
はやく読めえ!!

URL | 面白半分 #-
2014/08/17 07:03 * edit *
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