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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

ソリトンの悪魔

ソリトンの悪魔(上)ー日本推理作家協会賞受賞作全集(84) (双葉文庫) (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)ソリトンの悪魔(上)ー日本推理作家協会賞受賞作全集(84) (双葉文庫) (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)
(2010/06/10)
梅原 克文

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『ソリトンの悪魔』


日本最西端に位置する与那国島の沖合に建設中の“オーシャンテクノポリス”
その脚柱が謎の波動生物の攻撃を受け、
巨大海上情報都市は完成目前で破壊されてしまった。
とてつもない衝撃は、近くの海底油田採掘基地“うみがめ200”にも
危機的状況をもたらす。
オイルマンの倉瀬厚志は基地を、そして遭難した娘を救出するため、
死力を尽くすが…。




毎度御馴染み日本推理作家協会賞受賞作全集です。

文庫で上下巻のかなりの分量ですが
この作家は以前『カムナビ』『二重螺旋の悪魔』を
大変楽しく読んでいたので期待大です。

ところが”推理作家協会賞”というのと出だしの展開から
てっきり企業内部抗争に関わる話だと勘違いして
長い間積読状態でした。

いざ読み始めると・・・
これはミステリではなくSFでした。
しかも大法螺ふきまくりでスピード感溢れて
冒険小説としての面白さも併せ持つスケールの大きな作品でした。

ハードSFとして、科学技術や物理的な話がでてきてハッタリ充分なところ
奇想SFとしての大法螺もあわさり
なんだかよくわからないがスゲーっといった感じで読み終えてしまいました。

このような作品が割と地味なミステリに与えられる賞(というイメージ)の
”日本推理作家協会賞”を受けていることが不思議な気もしますが
実は小松左京氏のあの『日本沈没』もこの賞を受賞していました。

まさに『日本沈没』を受け継ぐ作品なんだなーと思っていたら
この受賞には選考委員であった小松さんの強い推しがあったようです。

その後の作品があまりでていない作家ですが
是非またこんな作品を読んでみたいです。

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コメント

なんかこのかたは、これだけの傑作をものしながら、日本SF作家クラブに入れなかったことや、「二重螺旋の悪魔」「ソリトンの悪魔」とSF冬の時代にぶっちぎりのベストセラーSFを書きながらもSF大賞を取れなかったことなどから、日本のSF界に絶望してしまったみたいなのです。


うーん……。

URL | ポール・ブリッツ #0MyT0dLg
2014/05/24 18:15 * edit *

Re: タイトルなし

ポール・ブリッツさん

そうなんですか。そういった面では不遇の人なんですね。
しかし読んだ作品全て面白かった。

また本作系統で発表してほしいですね。

URL | 面白半分 #-
2014/05/26 21:46 * edit *
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