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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎003

恩田陸選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎003 (講談社文庫)恩田陸選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎003 (講談社文庫)
(2008/09/12)
佐野 洋、仁木 悦子 他

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『スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎003』

謎003は恩田陸さんが選んだ1972年、1982年、1992年からの作品です。

1972年
「眠れる森の醜女」戸川昌子
エロティックな描写がでてくる作品です。
背徳とかそんな言葉が似合いそうな世界でどろどろしています

1987年
「死者の電話」佐野洋
死者からの電話という不可思議な状況で読者を掴み
さらに不可思議な状況があらわれます
これらの糸がほぐれていくさまは素晴らしい。
やっぱり佐野洋、面白い。

「一匹や二匹」仁木悦子
小学生が主人公の楽しい物語。
本文庫の収録ではこのあとが「眠れる森の醜女」
この落差は凄い

「純情な蠍」天藤真
「死者の電話」と似たような不思議な導入部から
話が膨らんでいきます。後味が悪い結末になるのか、と思いきや最後にひとひねり。
楽しい作品です。

「帰り花」長井彬
陶磁器の真贋をめぐる話。
稀代の名器『初花』についての歴史上の役割の部分は
読み飛ばしてしまいました。すみません。

「マッチ箱の人生」阿刀田高
阿刀田さんは短編の名手ですがあまり読んでいませんでした。
新品のマッチ箱から殺人事件の真相を推理していきます。

1992年
「奇縁」高橋克彦
やはりおもしろい。高橋作品。
そして最後はある種の薄気味悪さも感じさせてくれる本作。絶品です。

「アメリカ・アイス」馬場信浩
アメリカのハイスクールの汚れた実態と日本人留学生を描くダークな作品。
救いはひとつもない。

と、充実の作品集でした。
謎004も期待。

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