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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

言壺

言壺 (ハヤカワ文庫JA)言壺 (ハヤカワ文庫JA)
(2011/06/10)
神林長平

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著者の神林長平さんの名は25年前くらいから知っていましたが
実は読むのは初めてです。
友人からススメれていましたがなぜか未読のままここまで来ました。

作品も多くSF界では評価の高い方のようですが
それほど知名度はないような気もしますなあ。

さて本作は1995年の第16回日本SF大賞受賞作で、
”言葉”に関する短編連作集です。

タイトルも
綺文
似負文
被援文
没文
跳文
栽培文
戯文
乱文
碑文
とアヤシイです。

「綺文」ででてくる万物著述支援用マシン”ワーカム”は
『私を生んだのは姉だった』といった文章に対し
意味が通らない、とつき返し
入力を拒否してしまう機能を持っています。

また著述業にとってタイヘンな事に
”ワーカム”が認めないと世の中へ発表が出来ないという設定です。

こんな感じで
全編言葉に関わる観念的な世界が広がっています。

スカッとした物語を読みたい向きには合わないかもしれませんが
なかなか面白い一冊でした。

↓応援よろしくお願いします。


おまけ イエス「時間と言葉」
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コメント

わたしはこの本読んですげえと思いました。どうやら読者を選ぶ本らしく誰も賛成してはくれませんでしたわたしの所属していたSF研。とほほ。

URL | ポール・ブリッツ #-
2013/03/30 00:26 * edit *

Re: ポール・ブリッツさん

”言語SF”というあたりで
この世界に入れる人とそうでない人とが別れますわなあ。

記事でもふれましたがスカッとする類ではありませんから
読み手を選びますね。

ポール・ブリッツさんは
ワーカムの束縛から逃れようとすると試行錯誤するタイプでしょうか。

URL | 面白半分 #-
2013/03/30 04:50 * edit *
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