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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者

江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)
(2004/07/14)
江戸川 乱歩

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毎度お馴染み江戸川乱歩です。

江戸川乱歩大全集第一巻ということで
最初期の短編が収録されています。

さらに乱歩自身による自作解説もついていてお得な一冊です。
わりとユーモアたっぷりに書いているのが印象的です。
さらに作品によってははっきりと、凡作です、的な事を記していますね。

※二銭銅貨
一枚の切符
恐ろしき錯誤
※二廢人
双生児
※D坂の殺人事件
※心理試験
黒手組
※赤い部屋
日記帳
算盤が恋を語る話
幽霊
盗難
白昼夢
指輪
夢遊病者の死
百面相役者
※屋根裏の散歩者
一人二役
疑惑
※人間椅子
接吻

こうタイトルを書き出すだけで妖しい雰囲気が醸し出されますが
いわゆる異常心理モノだけでなく普通の探偵小説的なものも多く、
しかも改めて読むと乱歩自ら語るように
それほどの出来ではないものも実は多かったりします。

コンパクトに傑作群を読みたいなら
新潮文庫の「江戸川乱歩傑作選」がいいかもしれません。
上記※作品に 「鏡地獄」と「芋虫」が収録されています。

さて
「一枚の切符」ですが
「二銭銅貨」と同時に書き上げたとの事で
普通の謎解きモノなのですが、
探偵役が最後に自らの推理の根拠にした物件に対し
その正当性について含みをもたせる発言をします。
ミステリーにおける神である”探偵”について
はやくもこういった立場をとらせているのはおもしろいと思いました。

↓立場上、応援よろしくお願いします。
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コメント

No title

少年時代、列車に揺られて1時間30分、
2歳上の従兄弟の家に母の帰省で行くと、
ポプラ社の江戸川乱歩のシリーズが並べられていましたね。

ウルトラマン等の怪獣の写真にしか興味がなかったので、
そこで本の虫になる事はなかったので、
頁もめくりませんでした。

中学になって、
初めて文庫で少年探偵団の何冊かを読みました。

栞子の母、先日登場した感じだけだと、ダークですよね。
いきなり何も言わず失踪して、
出てくる時は何も無かったように登場する。
その人格が疑われますが、
それも古本にまつわる理由なのでしょうね。

URL | torioden #-
2013/03/21 14:39 * edit *

Re: toriodenさん

そこで頁をめくっていれば
めくるめく世界が待ち受けていたのに!

「ビブリア」ですが乱歩ネタで見所多かったですが
栞子の母は 古本にとりつかれた性なのか
銭の亡者なのか。
気になります。

URL | 面白半分 #-
2013/03/21 22:12 * edit *
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