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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

ぼくの歌・みんなの歌

『ぼくの歌・みんなの歌』
森達也



極寒のシベリアで心に染みる「ホテル・カリフォルニア」。
ニール・ヤングと武道館。転校といじめとボブ・ディラン。
空虚な歌詞に魅力が詰まるピンク・レディー。「イマジン」と9・11。
忘れられない人との思い出とザ・ブルーハーツ。
すべての人生は歌とともにある。読書は音楽とともに。
珠玉のエッセイ集。


音楽を語るというより70年代という時代を語る名エッセイ。
曲と自らの体験がここまで共鳴するエッセイって他にはない。

一番印象に残ったのが「出発の歌」の項。
小室等の反骨精神、しかし露骨なアジテーションには違和感を表明する
態度について語る。

小室は無理をしない。表現者としての矜持を胸に秘め、同時に自然体な
のだ。だからしなやかで強い。妥協はしないが優しい。前出の本の前書
きには、小室の座右の銘が記されている。

おどおどしながら、しかし、退かず

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