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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

美濃牛

『美濃牛』
殊能将之



病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞は、別名を〈鬼隠れ
の穴〉といい、高賀童子という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、
その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに
過ぎなかった。古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめ
られた、精密で豊潤な傑作推理小説。


かなりのボリューム。
最初の殺人事件が起こるのが通常の長編ミステリで1冊分が終わる辺り。
それでも読んでしまえるのがこの作者の力量なんでしょうか。

大技物理トリックはないものの真犯人の隠れ具合?はすごい。

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ハサミ男

『ハサミ男』
殊能将之



美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯
「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、
自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。
自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。
「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作!


面白かった。
キモの部分に至るまで結構な分量があるのですが全くダレさせない。
特に大きなうねりもなく、地味な警察小説的なパートもあるのに
この物語のどこにこんな推進力があるのか。

そして終盤の驚くべき展開と以降そのまますすむ何とも言えない流れ

傑作の呼び声高い本当に傑作なミステリでした。

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篠婆 骨の街の殺人

『篠婆 骨の街の殺人』
山田正紀



忘れられた街・篠婆に伝わる正体不明の名陶。鹿頭勇作は、ここを舞台
にミステリを書こうとローカル線に乗った。ところが、出入り不可能な
走行中の列車内に男の死体が…乗客は、被害者と勇作のみ。一方、窯の
中から人骨が発見され、篠婆陶杭焼の因縁の歯車がまわりはじめた。
天才山田正紀の新シリーズ第1弾。


著者の言葉より

あの懐かしいトラベル・ミステリのファンの皆さま
新本格ミステリの美学を愛する皆さま
そして拙著『神狩り』を読んでくださった皆さま

と大きく門戸を開いたかのようなミステリです。

トラベルミステリ成分15%
新本格の美学80% 
神狩り成分5%
くらいでしょうか。

新本格の美学に貫かれた傑作です。
そこへ確かに”神狩り”要素も入ってくるのでこれはスゴイ。

今回は”骨の街”ですが本作の中で、”〇〇の街”があと4か所ある
という記述がありシリーズ化を想定していたようです。

しかし2001年の本作以来、類似のタイトルは発表されていないようです。
なんとかお願いいたします。

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大相撲殺人事件

『大相撲殺人事件』
小森健太朗



ひょんなことから相撲部屋に入門したアメリカの青年マークは、
将来有望な力士としてデビュー。しかし、彼を待っていたのは角界に
吹き荒れる殺戮の嵐だった!
立合いの瞬間、爆死する力士、頭のない前頭、密室状態の土俵で殺され
た行司…本格ミステリと相撲、その伝統と格式が奇跡的に融合した伝説
の奇書。


もうかなり前ですがツイッターで話題だ、という事は知っていました。
小森健太朗さんの作品は何作か読んいましたが「大相撲」とは。

とにかくこの ”立合いの瞬間、爆死する力士、頭のない前頭”の
フレーズが効きますね。

かなりふざけた内容ですがミステリの論理としては正しい!

アメリカ青年マークが主人公かと思いきや
そうでもなくなっていくのは何か意図があるのでしょうか。
御前山という力士が途中から動き始めます。

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ギャグにもほどがある

『ギャグにもほどがある』
上野顕太郎



名作漫画の数々を、溢れる愛と超絶技巧で「一休さん」にしてしまう
「○休祭」シリーズを始め、バカバカしくも新しいの“笑い"の最先端が
ここに! 月刊コミックビーム読切連載『夜は千の眼を持つ』のコミック
ス第4弾! 「夜千」ビギナーもコアな愛読者も、お得に大満足の傑作ギャ
グ読切集!


当然マンガの部分も(ムダに?労力をかける作風)面白いが
ちょっとした文章もいろいろ仕掛けていて面白い。

ほんとにギャグにもほどがある!

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