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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

ため息の時間

『ため息の時間』
連城三紀彦



敬愛するセンセイと奥さん―。僕は2人を同時に愛してしまった。
雨の横浜、湖畔のホテル。危険な愛にはどんな結末が訪れるのか…
新しい時代の、新しい恋愛小説。


これはいったい何なんだ。連城三紀彦の問題作です。
上記の紹介文や文庫裏表紙の紹介文では読み取れませんが、恋愛小説に
メタ・ミステリの要素を加えた作品という事前情報で読みました。
どこらへんがメタかというと、小説中に、
この小説を実際に書いているのは「連城三紀彦」という人だが、僕は
その人とは別人なのだ。
といった記載があったり、本作は元々雑誌連載だったが途中でタイトル
を変更し、その事情を小説内で説明したりというところから伺えます。

但しこれらの仕掛けが効いているかというとそうではなく、またミステ
リ要素も実際は無いので、下記のように作中人物に語らせているように
(ここもメタですね)まあよくわからない作品です。
「どのみち、ミステリーとしては最悪の作品だし。あなたが何回目かに
得意がって書いている”どんでん返し”なんて何の意味もないもの」

恋愛小説としてはどうかというと今までその類を読んでいないので
そこもわかりません。

なお本作は単行本時は各章ごとに注釈が入っていたり、また表紙絵の
作者名を登場人物名にしたりといろいろ遊び心があったようですが
文庫ではそれらがなくなっておりかなり減点です。

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もし最初の連城作品との出会いが本作であったらと思うとオソロシイ。
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