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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

ラガド 煉獄の教室

『ラガド 煉獄の教室』
両角長彦



始業直前の中学校の教室に包丁を持った男が乱入、学級委員の女子生徒
を刺殺した。怨恨か、無差別殺人か?警察は教室の原寸大セットを組み、
犯行の再現実験を行うが、再現を重ねるたびに予想外の事実が判明し、
迷走状態に陥る。一方、事件の真相を生放送で暴くと予告したテレビ局
は、公約を実行することができるのか?
第13回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。


一気読みしました。
中学校内で起こった殺人事件について、その真相が少しづつわかってい
くところなどなかなかスリリングでした。
事件時の教室内の生徒の配置図を必要以上?に挿入するあたり、ここに
仕掛けがあるのかと勘繰ってしまいましたが…。
ただラストに視覚的効果でなかなかの場面がありましたが、文章での説
明と配置図挿入のタイミングがあっていなくてこれは残念でした。
ここは出版には再考していただきたい箇所です。
また、この事件を観測(引き起こすでなくて)する謎の巨大な組織が描
かれているもののその説明が少なくなんだかあっさり終わってしまった
ところも残念です。また多くの現象についても説明がされていないまま
ようでした。

しかし、本作での読みどころである、人間の”空気を読む”という行動
に係る部分はなかなか薄気味悪い。
現実にこのようなことが起こっていたら…。

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