レコードを聴く。カラー・バイ・ナンバーズ ~ カルチャー・クラブ
2019/04/26 Fri. 11:11:11 edit
毎度お馴染み108円レコ―ド。帯付き美品。
1983年カルチャー・クラブ『カラー・バイ・ナンバーズ』
帯の文句はいろいろです。
メインは
世界中が待っていたカルチャー・クラブの最新セカンド・アルバム。
カラフルなポップス玉手箱に、いまひたすら陶酔……。
こんな事も書いてあります。
「タイム」を日本のみ特別収録
全英No.1シングル「カーマは気まぐれ」&「ポイズン・マインド」収録
レコードでも特別収録ってあったんですね。日本盤はお得です。
もしかして海外のファンからするとコレクターズ・アイテムなのか?
そして帯の上部にはより女性っぽく可愛らしいポーズの
ボーイ・ジョージの写真と言葉。
ごらん、僕の七変化。
アイドル・バンド、あるいはキワモノのイメージを残しつつ
当時よりかなり音楽的評価も高かったと思われるカルチャー・クラブ。
「タイム」「カーマは気まぐれ」「ポイズン・マインド」のみならず
「イッツ・ア・ミラクル」「ミス・ミー」も収録されていてベスト盤
ともいえそうな豪華な内容となっています。
今回初めて歌詞を読みましたがちゃらちゃらした感はなく
かなりしっかりとした主張が読み取れます。
作詞・作曲は各メンバー共作のようですがO'Dowdという見慣れぬ名前が
ありました。調べたらこれがボーイ・ジョージの本名みたいです。
さてカルチャー・クラブの楽曲には図太い声を聴かせる女性シンガーが
参加していますがこれはヘレン・テリー。初めて名前を知りました。
イメージは黒人のおばさんなのですが写真を見るとまだ若い白人女性。
よくこんなにソウルフルな歌が歌えるなと感心してしまいました。
もっともピンク・フロイドの「虚空のスキャット」で圧巻の歌を披露
したクレア・トリ―も若い白人女性。英国というイメージとは異なり
ソウルフルに歌える女性層が厚いのかもしれません。
前述のヒット曲も大好きなのですが紹介するのは「ブラック・マネー」
これもヘレン譲のボーカルが力強く楽曲を盛り上げています。
とここまで書いたが過去にもこの曲を取り上げていました。
しかもこの”ブラック・マネー”の真の意味についても書いていました。
政治的な含みではなかった。そして物悲しい。
↓という事で「ポイズン・マインド」ヘレン嬢もいましたよ。
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