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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

背の眼

『背の眼』
道尾秀介



児童失踪事件が続く白峠村で、作家の道尾が聞いた霊の声。
彼は恐怖に駆られ、霊現象探求所を営む真備のもとを訪れる。
そこで目にしたのは、被写体の背中に人間の眼が写り込む、
同村周辺で撮影された4枚の心霊写真だった。
しかも、彼ら全員が撮影後数日以内に自殺したという。
これは単なる偶然か?


物凄く面白かった。
上下巻結構なボリュームだが一気読みしてしまいました。

ホラー的な展開で、そのままホラーで終わってもまあいいか、
なんて思っていたところ、実際は色々な伏線がきれいに回収される
本格ミステリでした。
探偵役とワトソン役(作家の道尾)のやりとりも面白く
事件そのものは陰惨ですがうまくメリハリになっているようです。
霊現象はあるかもしれない、というスタンスの探偵役が
結果的に霊現象ではなく事件を解決していくところも良かった。
霊現象からみのペダントリーもたくさんありました。

物語はミステリで完結するものの部分的に解決されない霊現象もあり
ここは三津田信三のあのシリーズのようでもありました。

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物語の前半に出てくる本筋には関係のない、とある中年男性の
自殺する前の数時間の描写がとても生々しくコワかった

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