03«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»05

茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

作家小説

『作家小説』
有栖川有栖
作家小説
作家小説


ミステリよりミステリアスな作家という職業の「謎」に本格ミステリ作家
・有栖川有栖が挑戦。怯える作家、悩む作家、壊れていく作家……
ミステリでコメディでホラーな、作家だらけの連作小説。


「書く機械」
ベストセラー作家を生み出す機械。編集者の気迫と、後にこの機会にとり
憑かれた作家がコワい。

「殺しにくるもの」
断片的な殺人描写が連続殺人とわかっていく。ラスト1行(というのか?)
にインパクトあります。

「締切二日前」
締切二日前なのに何も思い浮かばない作家。途中より不自然さがある記述
が出てきて、そういうことだなと思わせておいて落とす。

「奇骨先生」
気難しい奇骨先生インタビューをする学生記者。作家希望の学生に出版業
界の内訳を話す。最後は激励に近いものになる。

「サイン会の憂鬱」
サイン会のお客さん達の異常さがこれでもかと描かれ、笑いを通り越し怖
くなる。オチがつくが怖さも残る。

「作家漫才」
掛け合い漫才。単純に面白い。

「書かないでくれます?」
ユーモラスな雰囲気で進むうち、ふとうすら寒いものが出てくる。
孑孑の話は書かないでくれます?

「夢物語」
物語のない世界に迷い込み物語を語る男。有名名作作品を語っていたが、
これからは自分で物語を作っていこう、という前向きな好短編。

ホラー?コメディ?SF?中間小説?
これはなかなか面白い作品集だった。


にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村

tb: 0 |  cm: 0
go page top

プロフィール

最新記事

カテゴリ

ありがとうございます

自己との対話