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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

The Continuing Story of ポール・マッカートニー公演

「Paul McCartney ワン・オン・ワン・ジャパン・ツアー 2017」

まずはグッズ販売の列へ。状況知らずに並んだが長い。
後ろの二人ずれのオヤジが
「俺たちも一般人として並ぶのかよ」と言っていたが誰だったのだろう。

コンサート・プログラム(3千円)は絶対だ。
バンダナ(千円)は四隅にウィングスと入っているのが嬉しい。
キーホルダー(千円)は結構安っぽい。
シャツの類は高いので買いませんでした。4千円だけど。

さていよいよ中へ入りスタンバイ。
リミックスされたポールやビートルズの楽曲が流れています。
私はスタンド1階席ですが上の方です。ステージはかなり遠い。

売り子がかわいいためかおじさんたちはビールを注文しています。
おしっこ近くなるのになぜ今飲むのか。いつも疑問です。
本気でポール見に来ていないな。けしからん。
と売り子と話をしているおじさんに心の中で毒づきます。

さて定刻より20分ほどおくれてスタートです。
舞台袖からひょこひょこでてくるだけという気の抜けたパターンは初?

1.A Hard Day's Night
ジャーンとイントロが鳴り響き、いきなり総立ち状態です。
ここからしばらくポールはベース(ヘフナー)。

2.Save Us
まだこの曲やるのか、という気がしていました。
でも観客の反応はいい。

3.Can't Buy Me Love
再度初期ビートルズナンバー。やはり盛り上がります。

4.Jet
前回私が行った公演では「あの娘におせっかい」に代わっていて
Jetは聴けなかったので凄く嬉しい。

5.Temporary Secretary
テクノだ。ピコピコ音全開。これはイイ。
実は武道館セットリストの予備知識があって期待していた。
カッコいい。しかし周りは戸惑っていた。
私は拍手大き目で対応した。
I NEED A

6.Let Me Roll It
前曲の衝撃は大きく、この定番曲に違和感を持たせるほどだった。
ポールはギターへ持ち替えている。

7.I've Got A Feeling
これはカッコいい。

8.My Valentine
ピアノに移り、ナンシーのために、と言って歌いだす。

9.1985
次はウイングス・ファンのために。
嬉しい。ますますこの曲が好きになる。
これこそポールならではの曲です。

10.Maybe I'm Amazed
続けてこれだ。涙が止まらない。

11.I've Just Seen A Face
アコースティック・ギターに持ち替える。
テンポが速く皆の手拍子が合っていない。

12.In Spite of All The Danger
ビートルズで最初にレコーディングしたとか言っていた。
今調べたらアンソロジー1に入っていた。
ポールとジョージ共作という珍しい曲。

13.You Won't See Me
最初はこんな感じだったといってギターを弾き出す。
それが上手い。そして始まったこの曲。
アコースティックでゆったりとした曲になっていました。

14.Love Me Do
なにもこの曲までやらなくてもいいじゃないかというのが正直な感想。
ウイングスの曲をやってほしいと思ってしまう。

15.And I Love Her
まあ流れでこの曲はやるでしょうなあ。
でも・・・・・

16.Blackbird
しんみりと聴き入りますがいい曲です。
そしてポールはアコギの名手です。

17.Here Today
これもギターとメロディが一体となった名曲です。

18.New
中央でサイケなキーボードを弾きます。
マジカルなポップソングです。

19.Queenie Eye
さらにマジカル度がアップしたこの曲はライブ映えしています。

20.The Fool On The Hill
お馴染みですね。

21.Lady Madonna
これもお馴染み。

22.Four Five Seconds
アコースティック・ギターに持ち替えます。
誰かと誰かと組んで飛ばした最近の大ヒット。ポールのみver.欲しい。

23.Eleanor Rigby
壮大なストリング部もキーボード一人で再現できるんだなあ、と感心。

24.I Wanna Be Your Man
ベースに持ち替える。
初めてやる曲、とかいった紹介。これはいい感じだ。

25.Being For The Benefit Of Mr.Kite!
「サージェント発売50年」とか言っていたがなるほどそうですなあ。
ペッパー曹長は100歳くらいになっているのか。
隣のおじさんは明らかにベースラインに反応していた。

26.Something
ウクレレで歌いだす。
ギターソロ前でオリジナルの曲調に戻すアレンジは泣ける。

27.Ob-La-Di,Ob-La-Da
皆も歌おう、で始まるこの曲。
ロック・コンサートでやるタイプではないがそこはポール。

28.Band On The Run
嬉しい。やはりこの曲は盛り上がる。

29.Back in the USSR
さらに盛り上がりは加速する。

30.Let It Be
ピアノに移り弾き出す。
ヘンに節をつけずオリジナルっぽい演奏で良かった。
この曲はレゲエ調とかにしてははイカンのです。

31.Live and Let Die
嬉しい。これがなくては。
”サイコー”とカタカナ書きの気分。

32.Hey Jude
中央のサイケ・キーボードで歌いだす。
ラストのリフレインでは”ダンセイ”、”ジョセイ”、”ミンナデ”
と盛り上げる。
「Na」という紙を持って歌っている観客が多かった。
なにかそんな企画があったのだろうか?

そしてアンコール
33.Yesterday
やはり本家。
ポール以外がいくらクラシカル調に歌い上げても
このオリジナルとは雲泥の差がある。

34.Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band(Reprise)
モットキキターイ?とお馴染みのパフォーマンス。

35.Hi,Hi,Hi
嬉しい。一緒に叫ぶ。

36.I Saw Her Standing There
盛り上がる。

37.Golden Slumbers
38.Carry That Weight
39.The End


そろそろ帰る時間だよ、というパフォーマンスで
いよいよラストと皆思う。
ほんとにこのエンディングはズルいというか上手いというか。
泣けてきてしまう。

And in the end
The love you take
Is equal to the love you make


ありがとう。ポール。


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ポール・マッカートニー公演の話

4月29日。ついにこの日が来た。
落ち着かないので7時には家を出る。

東京へ着くものの特に予定もないのでなぜか葛西臨海公園へいく。
海を3分眺め、飛行機が飛んでいることだなあ、などと思うも
家族連ればっかりで個人行動の私はいたたまれなくなりすぐ戻る。

広場で、ぼくゆう、というパフォーマーが前口上をしている。
お金をいただくことでこの大道芸が続けられるということで
帽子の口を上に向け持ちながら
「こんなに静かになるとは思っていませんでした・・・」
「1円10円でなく折りたためるもので・・・・」
とユーモラスな語り口が楽しい。
お金は入れなかったけどろ口上しか聞いていないので許してください。

次に久々に大森のブックオフへ行く。
大量に本を買ってしまう。
重い。歩くのキツイ。

神保町を目指す。
ここは時間とお金をいくらでも吸い取ってしまう危険な場所です。

まずは御茶ノ水駅前のディスクユニオンへ行く。
なんとポールのチケットがあれば、ポール関連のものは1割引き。
そのせいだけではないだろうが異様に中年おじさんが多い。
大混雑だ。
もっともここから東京ドームは近いので日本中から来ている気がする。

ビートルズ関連棚はおじさんが連れ添って話し込んでいて近寄れない。
おい、そんな基本的なCD持っていないわけないじゃないか。
ここでウイングス談義はやめてくれ。買わないならどいてくれ。

ギル・スコット・ヘロンレフュジーを買って店を出る。

ここで遅い昼食をとる。
憧れのキッチン南海(2回目)だ。3時なのに並んでいる。
当然の如く狭いテーブルで相席となる。

1回目は有名なカツカレーを食べたので今回はチキンカツ&生姜焼き定食。
ウマい。特に生姜焼きがウマい。750円。
狭いゆえ、平皿のライスは手に持ちながら食べていました。

次にいつもガレージで”3冊500円”をやっているところへ。
今回はめぼしいものがないなと思ったところへ目へ飛び込んできたのが
梶山季之『せどり男爵数奇譚』(夏目書房)。
これは読みたかった本だ。(ビブリア古書~で知ったのです)
これは1995年の再版ですが古そうなデザインの装幀が素晴らしい。
表紙絵だけでなく本そのものの質感がいい。

せっかくなので残り二冊を選ぶ。
『邪魅の雫』(京極夏彦)。
既に持ってる気もするが”大磯・平塚地区限定特装版”というので買う。
KEEP OUTとのみ書かれた黄色い帯もイイ。
『日本幻想小説傑作集』(白水社)。
筒井康隆、小松左京、安倍公房、大乱歩といった面々がいるのは嬉しい。

4時半だ。もう東京ドームへいこう。
重いリュックがさらに重くなっている。

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忌談

『忌談4』『忌談終』
福澤徹三
忌談 終 (角川ホラー文庫)
忌談 終 (角川ホラー文庫)

この忌談シリーズを集めようと思う前は、
この”4”ばかりをブックオフで見かけていた。
”4”から買うのもナンなので購入を控えていたら
あるとき”1”を見つけ”2”を見つけ”3”を見つけ
そして最終巻の”終”もスムーズに見つけ購入に至った。
そしたら”4”を全く見かけなくなった。
”終”を買ってから七か月後にやっと”4”を購入した。

そんなわけで一気に読んでしまったのが悪かったのか
読了日の午後から謎の頭痛がして夕飯も食べずに寝込んでしまった。

分量でいったら合わせても100話はないはずなんですがね。

さてこのシリーズ。怪談のみならず人間社会のエグイ話で構成されていて
いわゆる”一番コワいのは人間”ということが良く分かる内容です。

巻を追うにつれこのエグさは薄まってきているのですが
”終”の「ハンドキャリー」はキツイ。

最終巻ということからか嫌な話に磨きがかかった(?)印象。

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聖女の毒杯

『聖女の毒杯』
井上真偽
聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)
聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)


聖女伝説が伝わる地方で結婚式中に発生した、毒殺事件。
それは、同じ盃を回し飲みした八人のうち三人(+犬)だけが殺害される
という不可解なものだった。参列した中国人美女のフーリンと、
才気煥発な少年探偵・八ツ星は事件の捜査に乗り出す。
数多の推理と論理的否定の果て、突然、真犯人の名乗りが!?
青髪の探偵・上苙は、進化した「奇蹟の実在」を証明できるのか?


『その可能性はすでに考えた』の続編であり、
副題にもこの言葉がついています。

細かい事象から延々と続く推理とその反証は、
読んでいて飽きてきそうなものですが、
キャラクターの面白さで救っているようです。
(笠井さんの「青銅の悲劇」はこれがなかった?)
ここまでは少年探偵の推理ですが、
結局犯人が絞れないという状況で真犯人の独白で
この後どうなっていくことやらと引き込まれます。
そして次の章での一風変わった展開に驚きます。
真犯人が別の意味で真相を離せない状況に追い込まれます。

さらに物語は、この事件を犯人のいない「奇蹟」と判断した
主人公の探偵と真犯人や周りの人々との絡み合いがメインとなりますが、
ここでもしつこいくらいの推理と反証合戦になります。

この合戦内容は、読んでいてもう何が何だか分からなくなてくる程の
細かい内容ですが、伏線部分ははっきりと書かれているものが多く
私のように内容を十分に理解できなかった読者でも満足感が得られます。

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続編まだまだ出てきそうですね。
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剥製の島

『剥製の島』
山田正紀
剥製の島 (徳間文庫)
山田 正紀
4195779251


山田正紀初期の短編集です。
SFというより冒険小説的な作品が多かった。
「アマゾン・ゲーム」「密漁者たち」「剥製の島」が特に良かったが
もう少し膨らませて中編のボリュームにしても良かったのでは、
と思わせるほど充実していた気がする。
「湘南戦争」も陰鬱なムードが強いが惹きこまれた。

本作品集は85年の徳間文庫版以降再版がかかっていないようです。
見つけたらボロボロでも買っておきましょう。

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