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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

悪魔の手毬唄

『悪魔の手毬唄』
横溝正史
悪魔の手毬唄 (角川文庫)

金田一耕助ファイル全22冊
「八つ墓村」
「本陣殺人事件」
「獄門島」
悪魔が来りて笛を吹く」
「犬神家の一族」
「人面瘡」
「夜歩く」
「迷路荘の惨劇」
「女王蜂」
「幽霊男」
「首」
悪魔の手毬唄」
「三つ首塔」
「七つの仮面」
悪魔の寵児」
悪魔の百唇譜」
「仮面舞踏会」
「白と黒」
悪霊島(上)」
悪霊島(下)」
「病院坂の首縊りの家(上)」
「病院坂の首縊りの家(下)」

ですが、なぜか有名でありながら”手毬唄”だけ手に入りませんでした。
ずっと悶々としていましたがようやく入手できました。

しかし読み始めてから4週間たってもまだ読み終えていません。

どうしちゃったんだろう。自分。

読んでて全然頭に物語が入ってきません。

あまりに多くの登場人物で誰が誰だかもうわからない。
岡山弁もいつも以上に派手でわからない。
なかなか事件が起こらない。

いったん読むのを諦めます。今回はどうも調子が合わない。

しかしレビューを見ると異様に本作は評価が高い。
読まないのは勿体ない。

すべて忘れて一年後くらいに改めて読む事とします。

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しかし横溝先生、かなりの悪魔好き
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悪魔の降誕祭

『悪魔の降誕祭』
横溝正史
悪魔の降誕祭 (角川文庫)
悪魔の降誕祭 (角川文庫)


金田一耕助の探偵事務所で殺人事件が起きた。
被害者は、その日電話をしてきた依頼人だった。
彼女は、これから殺人事件が起きるかもしれないと相談に訪れたところ、
金田一が戻ってくる前に青酸カリで毒殺されたのだ。
しかも、その時、十二月二十日であるべき日めくりカレンダーが何者かに
むしられ、十二月二十五日にされていた。
降臨祭パーティの殺人を予告する犯人とは―。(表題作より)
そのほか「女怪」「霧の山荘」の全三編を収録。
本格ミステリの最高傑作!


新しい金田一耕助モノの楽しみ方を。
表題作「悪魔の降誕祭」では金田一耕助と等々力警部がご陽気です。
しょっちゅう笑っています。

依頼人からの電話を受けてそれについて語り「あっはっは。」
自分の事務所で殺人事件が起こり「あっはっは。」
第二の事件が起こり「あっはっは。」
真犯人を自殺に導いたことについて「あっはっは。」
真相解明の説明中に「あっはっは。」

人が死ぬことに不感症になっている二人です。

あっはっは。

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真珠郎

『真珠郎』
横溝正史
真珠郎―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)
真珠郎―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)


私、椎名耕助は、大学の同僚・乙骨三四郎とともに避暑を兼ねて信州へ旅
行することになった。だが、N湖畔に立つ鵜藤家の一室を借りた私たちが、
そこで恐るべき殺人事件に巻き込まれることになろうとは!「悪」そのも
のを結晶化したような美少年・真珠郎。「血の雨が降る」と不気味な予言
を口にする謎の老婆。巨匠・横溝正史が耽美的作風の頂点を極めた戦前の
代表長篇『真珠郎』登場!他に由利・三津木コンビが活躍する
「蜘蛛と百合」「薔薇と鬱金香」「首吊船」「焙烙の刑」の四篇を収録し
た怪奇ミステリ傑作選。


金田一耕助が出てこなく、
探偵役(由利麟太郎:愛称ユリリン(これはウソです))の魅力にも
乏しいものがあるが物語の面白さでは
むしろ金田一モノを超えているような気もします。

怪奇探偵小説の雰囲気に
ミステリ、冒険の要素を濃くしたような物語で
語り口の良さもありぐいぐい惹きこまれます。

「真珠郎」
おどろおどろしい雰囲気、首なし死体、洞窟等、金田一モノに置き換え
ても違和感はなさそうです。
角川文庫版では表紙絵がなかなか強烈でしたなあ。

「蜘蛛と百合」
もう怪奇探偵小説の世界。なぜ由利麟太郎が蜘蛛三という男についてここ
まで分かったのかがわからないですが何しろ怪奇探偵小説。

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本文庫は扶桑社文庫で”昭和ミステリ秘宝”というシリーズのようです。
新たなコレクション対象が見つかって嬉しいですが殆ど見かけません。

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病院坂の首縊りの家

『病院坂の首縊りの家』
横溝正史
病院坂の首縊りの家 (上) (角川文庫―金田一耕助ファイル)
病院坂の首縊りの家 (上) (角川文庫―金田一耕助ファイル)

金田一耕助最後の事件。
執筆においても最後の作品(悪霊島)の手前に書かれています。

金田一耕助の活躍譚を記す小説家の自称、砧の隠居
(作中での横溝正史本人なんでしょうまた金田一は、成城の先生と呼ぶ)
による序詞で始まり、拾遺で終わる最長の金田一耕助譚です。

『悪霊島』では磯川警部の人生も描かれましたが、
本作では等々力警部が活躍します。(いや、活躍はしてないか?)
とにかく横溝作品は人間関係が複雑で、
本作も出だしからその様子が濃厚だったので
初めて関係図を作成しながら読みました。
(後で知りましたがウィキペディアに関係図は載ってました。)

昭和28年に始まり昭和48年に解決と20年の歳月がかかったこの事件。
たぶん当時より真相を知っていた金田一耕助が
その時になにがしか動いていれば20年後の事件はなかったであろうと、
やはりいかにもの金田一譚であります。

トリックや仕掛けとかは全く期待せず、
ずっと”金田一耕助最後の事件”として読んでましたが
そのせいかやたらと面白かった。

本作品は、
この意味合い無くしてはミステリとして面白い作品ではない、
というのが実情だと思いますが、
これだけのファンサービス作品を残した横溝先生は
大変わかってらっしゃる方だったんだなあ。

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アメリカ帰り、昭和12年に『本陣殺人事件』で現れた金田一耕助は、
昭和48年、本作を以てふらりとアメリカへ帰っていってしまいました。
結構カッコいい幕引きですなあ。






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仮面舞踏会

『仮面舞踏会』
横溝正史
仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル)


裕福な避暑客の訪れで、閑静な中にも活気を見せ始めた夏の軽井沢を
脅かす殺人事件が発生した。被害者は画家の槇恭吾、有名な映画女優
・鳳千代子の三番目の夫である。華麗なスキャンダルに彩られた千代子は
過去二年の間、毎年一人ずつ夫を謎の死により失っていた。
知人の招待で軽井沢に来ていた金田一耕助は早速事件解決に乗り出すが!
構想十余年、精魂を傾けて完成をみた、精緻にして巨大な本格推理。


アマゾンレビューを見ていて実は驚いています。
かなり好評価です。
伏線も随所に張り巡らされているようです。
確かにそんな気はします。

ただ私は疲れていたのでしょうか。
個性無き登場人物たち(と思われた)が
かなり入り組んだ行動をしているようなのですが頭が付いていかず。
ただただ長いという印象しか残りませんでした。

真犯人とその犯行のきっかけも後味も悪く今回はダメでしたが
いづれみなさんのレビューを信じもう一度読んでみようと思います。
(体調の良い時に)

本作、金田一耕助は犯行を防げないのはいつも道理ですが
やたらと饒舌で明るくその点もなにか違和感あり。
私が疲れているんでしょう。

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さてさて旧カバー版は杉本先生のイラストが強烈でした。
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白と黒

『白と黒』
横溝正史
白と黒 (角川文庫)
白と黒 (角川文庫)

毎度お馴染み金田一耕助モノですが舞台は東京、しかも団地。
ということで昭和30年代あたりの現代的な作品です。

地方の因習や過去に遡る人間関係はないのですが
それでも多くの人間が団地内外で入り組みあい、
無個性な人物群であることもありやはり複雑です。

しかしこの複雑な構図がきれいにまとまっていくので
ほぼ後半までのパズラーとしてはよく出来ているほうかもしれません。

但しラストの真犯人は驚きですがその解明はシーンはあっさりしすぎで
パズル的に正しいかの検証は作品内でもおろそかの気がします。

おどろおどろしさは無く、金田一耕助も精彩に欠けているので
代表作ではなく、団地を舞台にした”意欲作”という評価が
無難なところなんでしょう。

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悪魔の寵児

『悪魔の寵児』
横溝正史
悪魔の寵児 (角川文庫)
悪魔の寵児 (角川文庫)

毎度お馴染み金田一耕助モノですが、本格推理ではなくてスリラー。
しかもエログロ。
結構横溝先生はこういうの多いです。

舞台は岡山でなく東京の場合はこんなのが多い。

金田一耕助もまったく力が入っていません。

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悪霊島

『悪霊島』
横溝正史
悪霊島(上) (角川文庫)
悪霊島(上) (角川文庫)

毎度お馴染み金田一耕助モノです。
これは横溝正史の最後の長編になります。
雑誌連載が1979年から1980年と、これは”最近”といっていいでしょう。
物語の年代も昭和42年です。

本作、なんといっても角川映画「悪霊島」です。
映画パンフレット 「悪霊島」 出演 鹿賀丈史/岩下志麻

公開が1981年と非常に連載時期と近く、
今でいうメディアミックスを想定して
横溝先生も執筆をされていたのでしょうか。

本作、横溝正史ワールド全開の舞台装置で、
またトリックやロジックといったものが非常に薄口の作品なので
わかりやすい映画向きなのだったのかも。

「鵺の鳴く夜は恐ろしい…」というキャッチフレーズも良かったし
なんといってもビートルズ!
レット・イット・ビーを主題歌とし、挿入歌ではゲット・バック。
シングル盤を買っておけばよかった。

私はなぜか映画館で観た気もするのですがここら辺は記憶が曖昧です。
岩下志麻さんがいろんな意味で強烈でした。

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八つ墓村

『八つ墓村』
横溝正史
八つ墓村 (角川文庫)
八つ墓村 (角川文庫)


戦国の頃、三千両の黄金を携えた八人の武者がこの村に落ちのびた。
だが、欲に目の眩んだ村人たちは八人を惨殺。その後、不祥の怪異
があい次ぎ、以来この村は“八つ墓村"と呼ばれるようになったという。
大正×年、落人襲撃の首謀者田治見庄左衛門の子孫、要蔵が突然発狂、
三十二人の村人を虐殺し、行方不明となる。そして二十数年、謎の連続
殺人事件が再びこの村を襲った……。
現代ホラー小説の原点ともいうべき、シリーズ最高傑作! !


シリーズ最高傑作ってなんのシリーズなんでしょうね。
謎解き小説としてはその要素は非常に少ないです。
金田一耕助モノとしても序盤から登場はしていますが活躍していません。
(事件解決後、真犯人については以前から疑っていた、などと言う始末)

という事で、謎解き小説、あるいは金田一譚としては面白くありません。

でも、この”八つ墓村”というアヤシイ字ズラやその名の因縁話、
その後のこの村での陰惨な事件、舞台となる村社会、双子の老婆、
洞窟、むやみに毒殺される人々等、横溝ワールド全開で、
結構な分量ではありましたが一気読みです。
これはミステリーでなくサスペンス作品の名作です。

私は小さいころ漫画版(たぶん作画はつのだじろう)を
繰り返し読んでいて、オリジナルを読むのは初めてなのですが
それでも引き込まれていきました。
この漫画版かなり原作に忠実だったようです。
小説を読みながら漫画の絵柄が鮮やかに蘇ってきました。
真犯人や事件にかかわる人々の顔は
漫画版での顔が思い浮かべられたのですが
主人公や金田一耕助の顔は思い出せません。
なにしろ活躍していなんだから仕方ないか。

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もしこれから金田一シリーズを推理小説として読み始めるのなら
『獄門島』等、他の作品から入ってほしいなあ。

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七つの仮面

『七つの仮面』
横溝正史
七つの仮面 (角川文庫)

「七つの仮面」
「猫館」
「雌蛭」
「日時計の中の女」
「猟奇の始末書」
「蝙蝠男」
「薔薇の別荘」

毎度おなじみ金田一耕助モノの短編集です。
なかなか魅力的なタイトルが並びますが内容はいいますまい。

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変装して出かける金田一。
K・Kのイニシャルでプレゼントを贈る金田一。
しゃれた一文で終わる作品。
やたらと「あっはっは」とわらう豪快な人々(金田一含む)

結構小ネタの宝庫かもしれません。

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