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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

聖地めぐり 旧江戸川乱歩邸 ~ やきそば

立教大学横に旧江戸川乱歩邸があります。

またいってきてしまいました。
グッズ購入が目的だ!
5年位前に行ったときは欲しかった便箋が買えなかったのです。
(立教大学の中で買えると聞いて行ってはみたが不明)
まだあればいいな。
まずはこんな感じでちょっとした展示コーナーがあります。
DSC_0021_convert_20161210163912.jpg
ホントに小さな場所で、すぐそこに
美人のおねーさんが座っているので落ち着きません。

どうも乱歩関連資料やグッズはここで買えるようで
あっさりと購入できました。
・クリアファイル!(250円くらいだったかな?)
・そして便箋2種類(乱歩本人と土蔵)セットを500円で購入。
いい買い物をしました。

便箋2種のうち乱歩本人の方はこんな感じです。
↓「うつし世はゆめ夜の夢こそまこと」絶対欲しくなるでしょ?
DSC_0040_convert_20161210164001.jpg

もったいなくて使用できないのでもう一つ買っておけばよかった。


その後は庭の方へ回り土蔵へ。
この土蔵の中で大乱歩は蝋燭のあかりで執筆していた・・・・
という伝説を生んだ土蔵ですが明るい陽射しの中ではその雰囲気は無い。

DSC_0029_convert_20161210164031.jpg

以前は外観を見るだけでしたが、今回は中へは当然入れないものの
扉は開けてあり土蔵内を見ることができました。
左右に蔵書が見えます。中央には階段があり2階にも蔵書が見えます。
これはなかなかいい雰囲気ですなあ。


さて乱歩邸を出た後は北側へ抜け大通りにでます。
これが池袋乱歩通り商店街。
乱歩邸への案内がありました。
DSC_0032_convert_20161210164510.jpg

せっかくの名称ですが乱歩饅頭や二十面相煎餅は売っていないのです。
ちょっと残念。


ちょっといくと八勝堂書店という古書店があり入ります。
ビートルズのシングル盤などが売られています。
さすがに初期オリジナル日本盤は高額ですが見ていて楽しい。
反対側は古書があり『恐怖小説コレクション』という本がありました。
Ⅰ魔、Ⅱ魅、Ⅲ夢の3冊セットでビニールにくるまれていて、
中身が確認できませんが、装丁が偏愛する出版芸術社っぽさを出していて
値段も千円だったので購入しました。
出版は新芸術社。何かつながりがあるのかもしれません。
いい買い物をしました。


さて次は神保町へ行きましょう。
いろいろぐるぐる回った後、三省堂4階の三省堂古書館へ行きます。
『天城一の密室犯罪学教程』二千円だが買ってしまえ。
帯の喜国雅彦、法月綸太郎の言葉が心強い。
いい買い物をしました。


ここで、やきそば「みかさ」です。
時間は2時半ですがまだ並んでいますがもう並ぶしかないでしょう。
結局40分待ち。
今回は”塩”700円円を頼みます。
DSC_0034_convert_20161210164556.jpg

もちもちの麺としお味との相性もいい。旨い。
いい食事をしました。

またぐるぐる古書街を回った後、再び三省堂へいきました。
とにかくほしい本はたくさんありますが、とりあえず(?)
『カセットテープ時代』(音楽出版社)1,800円
『元素手帳2017』(化学同人)1,000円を買いました。
いい買い物をしました。

その後は、古書と一緒に寄らずにはいられないディスクユニオン。
プログレコーナーではグレッグ・レイク追悼か、ELPのファーストを
流していました。手が勝手にリズムを刻んでしまいます。
ここをうろついているおじさん方は皆涙ぐんでいた事でしょう。
そろそろお金と時間が無くなってきたので、
キリンジの『11』を2割引きセールで購入。
いい買い物をしました。


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今日は金曜日、有休での東京見物はこんな感じです。
毎日来られる環境だと お金すぐなくなるな
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みんなの少年探偵団2

『みんなの少年探偵団2』
みんなの少年探偵団2
みんなの少年探偵団2


怪人二十面相VS5人の人気作家再び!懐かしくて新しい、
大好評のオマージュ・アンソロジー第2弾!江戸川乱歩没後50年記念作品。

ということで


『未来人F』有栖川有栖
『五十年後の物語』歌野晶午
『闇からの予告状』大崎梢
『うつろう宝石』坂木司
『溶解人間』平山夢明

という豪華ラインナップです。

面白かった。

『未来人F』がオリジナル設定を忠実に守った、いかにも乱歩調の展開と
文体で懐かしさを感じる習作と思いながら読んでいましたが
事件解決後にメタ展開になっていくなど直球+変化球のキレもある
一番面白い作品でした。

『うつろう宝石』は小林少年の目を通して、明智小五郎の偉大さを
通り越えた不気味さ、オソロシサを描いています。

『溶解人間』は、フォーマットは完全に少年探偵団ながら
なにしろ『溶解人間』です。

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『みんなの少年探偵団1』も是非読みたいところです。
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魔術師


『魔術師』
江戸川乱歩
魔術師 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
魔術師 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

1930年(昭和5年)に『講談倶楽部』にて掲載。
乱歩の通俗物といわれる長編推理小説です。

正統な評価はもはやしにくいでしょうがやはり乱歩の文体であり知らず知
らず引き込まれていきます。
明智小五郎もでてきますし後の文代夫人もでてきたり、推理よりもサスペ
ンス、冒険活劇的なところも多く、これはこのまま少年探偵団ものへ移行
出来そうです。(もしかするとリライトされているのかも)

とはいっても最初の事件はさらりとしていますが密室殺人。
途中読みながらこの密室は放っておかれるんじゃないかと危惧しましたが
ちゃんと意外な犯人(共犯者)とともに密室の謎も説明していました。

読んでいるようで読んでいなかった通俗物ですがすこしづつ読んでいきた
い。

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全員少年探偵団

全員少年探偵団 (一般書)全員少年探偵団 (一般書)
(2014/12/03)
藤谷 治

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『全員少年探偵団』

江戸川乱歩生誕120年ということで
いろいろな出版物が出ているようですがこれもその一環ですね。

ポプラ社でこの装丁。
うん。この感じ。

現代の作家が現代を舞台に
このポプラ社子供向けシリーズを再現しています。

物語には、携帯電話にインターネット、DVDなんかもでてきますが
全体の雰囲気はあの感じ

なんと
明智先生、文代さん、小林少年がそのままの若さで登場します。
もちろん怪人20面相も。

子供向けの体裁ですが実際に懐かしがって手に取るのは当然大人。
どれだけ乱歩愛、少年探偵団愛を作品に組み込み記号を散りばめるか。

この装丁ですから人によっては買うだけ買って
中身は読まない人も多そう。

この企画の作家の方々も
楽しさ半分、悩み半分といったところで作られたんじゃないでしょうか。

でも本作、面白かったですよ。

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サーカスの怪人

サーカスの怪人―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)サーカスの怪人―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)
(2008/11)
江戸川 乱歩

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「サーカスの怪人」

でました。ポプラ社の江戸川乱歩少年探偵シリーズ。
まずはこの絵柄がいい。

小学生時代夢中で読みました。
多くの人と同じようにここから乱歩へ入っていきました。

今読み返しても面白い、とはさすがに思いませんでしたが
ハラハラドキドキ感が途切れない展開は
いまでも子ども心をがっちりつかみそうです。

いやさすがに現代っ子には無理かな。

気になるところです。

”大人の”乱歩作品は今後も読み継がれるとは思うのですが
この少年探偵シリーズはどうなんでしょうかね。

もしかしたら我々(最低でもおじさんおばさん世代)の
ノスタルジアを満足させるだけの作品になっているのかもしれません。





と思っていたら巻末エッセイを書いているのは平野綾さん
(若い人ですよね)


私が二十面相と出会ったのは小学生の頃。
読書が好きだった私は学校の図書館の本を読み漁り、
知識と想像力を吸収することに毎日を費やしていました。
なかでも推理小説には目が無かったものですから、
江戸川乱歩先生の少年探偵シリーズは
時間も場所も私という人格さえも忘れさせてくれる
異次元空間のようなものでした。


少年探偵シリーズは読み継がれていた!
なんかうれしいですね。
しかも乱歩愛がほとばしっています。

いい人だなあ。綾さん。

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江戸川乱歩に愛をこめて

江戸川乱歩に愛をこめて (光文社文庫)江戸川乱歩に愛をこめて (光文社文庫)
(2011/02/09)
ミステリー文学資料館

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江戸川乱歩トリビュートといった感じで
乱歩が登場人物として出てくるもの、乱歩の作品を下敷きにしたもの、
乱歩自身の作品(小酒井不木との共作)など
バラエティに富んでいました。

森真沙子「無闇坂」
ミステリーでなく怪奇小説的な味わいがあります

恩田陸「新・D坂の殺人事件」
ミステリとして解決されるのですが
これも怪奇小説的な雰囲気も漂わせ面白かったです

大槻ケンヂ「怪人明智文代」
乱歩ファン、にやにやしっぱなしのパロディもの
乱歩作品をかなり読み込んでいるんですね。

なんてところと
もはやいろいろなアンソロジーでお目にかかる(気がする)
高橋克彦「悪魔のトリル」なんてところがオススメです。

表紙のおなじみ乱歩の写真もいいですね

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うつし世はゆめ よるの夢こそまこと
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江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者

江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)
(2004/07/14)
江戸川 乱歩

商品詳細を見る

毎度お馴染み江戸川乱歩です。

江戸川乱歩大全集第一巻ということで
最初期の短編が収録されています。

さらに乱歩自身による自作解説もついていてお得な一冊です。
わりとユーモアたっぷりに書いているのが印象的です。
さらに作品によってははっきりと、凡作です、的な事を記していますね。

※二銭銅貨
一枚の切符
恐ろしき錯誤
※二廢人
双生児
※D坂の殺人事件
※心理試験
黒手組
※赤い部屋
日記帳
算盤が恋を語る話
幽霊
盗難
白昼夢
指輪
夢遊病者の死
百面相役者
※屋根裏の散歩者
一人二役
疑惑
※人間椅子
接吻

こうタイトルを書き出すだけで妖しい雰囲気が醸し出されますが
いわゆる異常心理モノだけでなく普通の探偵小説的なものも多く、
しかも改めて読むと乱歩自ら語るように
それほどの出来ではないものも実は多かったりします。

コンパクトに傑作群を読みたいなら
新潮文庫の「江戸川乱歩傑作選」がいいかもしれません。
上記※作品に 「鏡地獄」と「芋虫」が収録されています。

さて
「一枚の切符」ですが
「二銭銅貨」と同時に書き上げたとの事で
普通の謎解きモノなのですが、
探偵役が最後に自らの推理の根拠にした物件に対し
その正当性について含みをもたせる発言をします。
ミステリーにおける神である”探偵”について
はやくもこういった立場をとらせているのはおもしろいと思いました。

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江川蘭子

大乱歩がタイトルと最初の章「発端」を書き、
横溝正史・甲賀三郎・大下宇陀児・夢野久作・森下雨村の順でリレーで繋げていった
合作探偵小説であります。

「発端」(江戸川乱歩)
さすがに乱歩らしい文体と蘭子の異様な生態に引き込まれていきます

「絞首台」(横溝正史)
蘭子 言葉遣いが悪くなる

「波に躍る魔女」(甲賀三郎)
ここまでの展開に対し、
本格探偵小説提唱者の私にはいささか困惑を感じる、
と冒頭で作者が本音を漏らしているところが面白い。

「砂丘の怪人」(大下宇陀児)
登場人物の過去を現しつつもさらに設定を複雑にしていく気が・・・

「悪魔以上」(夢野久作)
表題はシンプルながら夢野久作らしいといえばらしい。
なんとこの章であらかたの話をまとめてしまっているのがすごい。
文体は ”ははははは。”や”・・・・・”の部分が
夢野久作っぽくなっているが
カタカナ使用での独特の雰囲気を持つ文体ではナイのが
少シだけ残念です。

「天翔ける魔女」(森下雨村)
”あばよ、ふふんだ!”で蘭子退場。


これは見つけたら迷わず押さえておきましょう。
春陽文庫となっておりますです。

江川蘭子 (春陽文庫―合作探偵小説)
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