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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

百年文庫 異

(017)異 (百年文庫)
(017)異 (百年文庫)江戸川乱歩 ビアス ポー

ポプラ社 2010-10-13
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『百年文庫 異』

毎度御馴染みポプラ社の百年文庫シリーズで テーマは「異」
なんと
江戸川乱歩
ビアス
ポー
というラインナップです。

「人でなしの恋」 江戸川乱歩
うん。乱歩ですなあ。
人でなしっていうのはダメな人間を表してるのと同時に
人ではないなにかも表してるんですね。
ってちょっとネタバレですが
乱歩ですから当然そうなるとは、まあ想像してしまいます。
ラストシーンが怖くも美しく映像的です。

「人間と蛇」 ビアス
ビアスって「悪魔の辞典」の人です。
小説は読むの始めてかも。
これもコワい小説ですがラストでのオチ?が効いています。
人間何かを怖がっているとそうなっていってしまうという小説です。
ただ本当にそうだったのかは誰にもわかりません

「ウィリアム・ウィルソン」
ポーの作品ですが訳者はなんと乱歩。
師弟競演?
じめっとした乱歩調の文体は抑えられてており
ちょっと物足りなさもあります。(贅沢ですね)
内容は先の「人間と蛇」と同様本当にそうなのか結局わかりません。
きっといろいろな読み方があるんでしょう。

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雪 (百年文庫)

(025)雪 (百年文庫)(025)雪 (百年文庫)
(2010/10/13)
加能作次郎、耕治人 他

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雪の夜、「昔あったとい」と昔話をしてくれたあの人。
実子ではない「私」をいつも温かく抱きしめてくれた亡き母の思い出(加能作次郎『母』)。

親戚の娘をいきなり預けられた貧しい夫婦。
強引なやり方に反発しながらも、いつしかその娘が愛しくなっていく(耕治人『東北の女』)。

ハガキ一枚を頼りに上京してきた娘「初」は押しかけた家で雇ってもらうが、
その家の男の子はひどく意地悪で…。
孤独な少年を守ろうとする娘の潔い愛が胸を打つ、由起しげ子の『女中ッ子』。

雪のように清らかで、温かい物語。


との事ですが
ミステリやSFなどが好みの私には
このような特に展開のない小説にはなんとも感想が浮かびませんでした。
読み手としてまだまだです。

ストーリーはイメージ的には連続テレビドラマですが
物語の途中のままの状態って感じでした。

ちなみに惹句に”雪のように清らかで、温かい物語”とありますが
今のホーム・ドラマのように
温かいだけではないどろどろとした部分も多少はあるように思います。

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憧 (百年文庫)

(001)憧 (百年文庫)(001)憧 (百年文庫)
(2010/10/13)
太宰治、ラディゲ 他

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毎度御馴染み?ポプラ社の百年文庫シリーズです。

「自分は、ポオズをつくりすぎて、ポオズに引きずられている嘘つきの化けものだ」――。
素朴な人間であることを願いながらも実生活を知らず、
小さな出来事に夢想をひろげる少女の内面生活を描いた『女生徒』(太宰治)。
パリの放埓な暮らしに疲れた若者が田舎の娘に恋をする『ドニイズ』(ラディゲ)。
自ら命を絶つ直前に「小母さんへ」と書き出された久坂葉子の遺作『幾度目かの最期』。
罪の意識と愛への憧れがほとばしる、青春の自画像ともいうべき三篇。


と普段なら読まないというか
太宰治以外は初めて知った作家であります。

『女生徒』
女生徒の一人称の記述になっています。結構文章がかわいい。

ラストの

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?
もう、ふたたびおめにかかりません。


なんかいいですなあ。

『ドニイズ』

あなた以外の女が僕の気に入るのも、
実はその女のうちに、僕があなたを見出すからだ。


なんか使えそう?

『小母さんへ』
この作品を書き上げた直後、作者は自殺してしまったそうです。
これは小説なのか本当に小母さんへの手紙なのか。
感想も思い浮かばないほどの異色の作品でした。

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黒 (百年文庫)

(032)黒 (百年文庫)(032)黒 (百年文庫)
(2010/10/13)
ホーソーン、夢野久作 他

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毎度お馴染み百年文庫
今回は「黒」です。

収録作家は
夢野久作、サド ですからいかにも黒です。

ホーソーン『牧師の黒のベール』
黒のベールをかぶり始めた牧師。
おそらく悪とか生とか死とか宗教的なテーマを含んでいるんでしょう。
ちょっと難解でした。

夢野久作『けむりを吐かぬ煙突』
とある妖艶な未亡人を殺した男の回顧録。
カタカナ使いがいかにも夢野久作。
読むうちに吸い込まれそうな世界です。

サド『ファクスランジュ』
あのサドですが読むのは初めて。
あのサド的な話ではありません。

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しかしこの百年文庫 いいシリーズですなあ。
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絆 (百年文庫)

(002)絆 (百年文庫)(002)絆 (百年文庫)
(2010/10/13)
海音寺潮五郎、コナン・ドイル 他

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漢字一文字の趣に合わせて国内外の短編を3篇づつ紹介していく
ポプラ社の「百年文庫」
百年先も読み継がれることを願ってのタイトルだそうです。

本作のテーマは「絆」
海音寺潮五郎
コナン・ドイル
山本周五郎 という組み合わせです。

日本人作家の二人は大御所でお名前は存じておりましたが
一回も読んだこともありませんし
コナン・ドイルも収録作品はホームズ譚ではありません。

読むことでは無く集める為に買った本です。

ところが読んでみるとやっぱり名作なんですなあ。
名作なのでヘタに紹介すると感動が薄れるのでしませんが・・

海音寺潮五郎『善助と万助』
まあ先輩と後輩の絆(時代ものなのでうまい表現がわかりません)

コナン・ドイル『五十年後』
恋人同士の絆

山本周五郎『山椿』
これも恋人同士の絆あり、夫婦の絆あり

といったところで短いながら味のある小説群でした。

すべてハッピーエンドで終わるところも良かったのですが
特に『山椿』はちょっとしたひねりもあり特に印象に残りました。

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