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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

捕まえたもん勝ち!

『捕まえたもん勝ち!』
加藤元浩



念願叶って捜査一課の刑事に抜擢された七夕菊乃。しかし元アイドルと
いう経歴のせいでお飾り扱いされてしまい、おまけに、驚異的な洞察力
を持つ天才心理学者・草辻蓮蔵と、FBI出身で報告書の書き方に異様な
執念を燃やす鬼才、「アンコウ」こと深海安公が繰り広げる頭脳戦に巻
き込まれることに!初めて挑む密室殺人事件の捜査は、一体どうなってし
まうのか!?「小説でしかできないことをやりました」と著者自ら語る、
傑作長編ミステリ!


ミステリコミック『Q.E.D.』等でお馴染み加藤元浩さんの小説です。

ごめんなさい。
「小説でしかできないことをやりました」がどの部分だったかが
わからなかったです。

コミックで読みたかった、というのが感想です。
せっかくなのにごめんなさい。

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ペガサスと一角獣薬局

『ペガサスと一角獣薬局』
柄刀一


ドラゴンに踏みつぶされた惨死体。五年前に密閉された小屋から発見さ
れた白骨。ユニコーンに突かれ、ペガサスに落とされた兄弟。生命を再
生し若返らせる館…。幻獣たちが跳梁し、奇蹟が現実のものとなる奇々
怪々の事件に、“世界の伝説と奇観”を取材するフリーカメラマン南美
希風が挑む。幻想と論理が融合する柄刀ミステリーの真骨頂。


怪奇不可能趣味を前面に押し出した短編集です。
(全4篇とおまけ1篇)

4篇中2篇は、本格ミステリ作家クラブが選ぶベスト作品に
選出されておりその質の高さが伺われます。
私も先にそちらで読んでいました。

解説が山田正紀氏なのもうれしい。

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郷愁という名の密室

『郷愁という名の密室』
牧薩次



矢住鼎は漫画家志望の35歳。今は北関東の小都市でヘルパーをしている。
誤って介護先の老女を死なせ、絶望した鼎は雪山で自殺を図る。ところ
が‥‥。目覚めたのは無量温泉の旅館の一室。そこで彼は〈少女のまま
の〉高校時代の後輩・雫に再開する。その旅館で事件が起きる。まず、
宿泊客の男女が刃物で殺害され、次いで隣の旅館の女将が密室状態の客
室で刺殺される。犯人は内部の人間か。鼎と雫の前に殺人者の影が迫る。
そして深夜0:54、あらゆる知覚が暗転して――。
多くの謎を孕んだまま、物語は〈郷愁〉の名のもとに収斂していく。


『完全恋愛』とおなじく牧薩次名義の辻真先さんのミステリです。
本格ミステリを内包したSFといったところでしょうか。

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完全恋愛

『完全恋愛』
牧薩次



第二次大戦末期の福島県の温泉地、東京からやってきた少年・本庄究は、
同じく戦火を逃れてこの地に暮らしていた画家の娘・小仏朋音に強い恋
心を抱く。やがて終戦となり、この地方で進駐軍のアメリカ兵が殺され
るという事件が起こる。しかし現場からは凶器が忽然と消えてしまう。
昭和四十三年、福島の山村にあるはずのナイフが、時空を超え、瞬時に
して西表島にいる少女の胸に突き刺さる。昭和六十二年、東京にいるは
ずの犯人が福島にも現れる。三つの謎の事件を結ぶのは、画壇の巨匠で
ある男の秘められた恋であった。
「本格ミステリ大賞」受賞作品を文庫化。


牧薩次:まきさつじ=つじまさき:辻真先という事は
もはや説明不要でしょうか?

冒頭のモノローグ

他社にその存在さえ知られない罪を
完全犯罪と呼ぶ
では
他社にその存在さえ知られない恋は
完全恋愛と呼ばれるべきか?

また北村薫氏の評

最後の最後まで≪力作であるが、まあ当たり前といえば当たり前の作≫
と思って読んでいた。それだけに衝撃が大きかった。

これです。
殺人事件のトリックよりも物語全体のまさに完全恋愛を楽しみましょう。

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大相撲殺人事件

『大相撲殺人事件』
小森健太朗



ひょんなことから相撲部屋に入門したアメリカの青年マークは、
将来有望な力士としてデビュー。しかし、彼を待っていたのは角界に
吹き荒れる殺戮の嵐だった!
立合いの瞬間、爆死する力士、頭のない前頭、密室状態の土俵で殺され
た行司…本格ミステリと相撲、その伝統と格式が奇跡的に融合した伝説
の奇書。


もうかなり前ですがツイッターで話題だ、という事は知っていました。
小森健太朗さんの作品は何作か読んいましたが「大相撲」とは。

とにかくこの ”立合いの瞬間、爆死する力士、頭のない前頭”の
フレーズが効きますね。

かなりふざけた内容ですがミステリの論理としては正しい!

アメリカ青年マークが主人公かと思いきや
そうでもなくなっていくのは何か意図があるのでしょうか。
御前山という力士が途中から動き始めます。

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公開処刑人 森のくまさん

『公開処刑人 森のくまさん』
堀内公太郎



公開処刑人「森のくまさん」。犯行声明をネットに公表する連続殺人鬼
だ。捜査本部は血眼で犯人を追うが、それを嘲笑うかのように惨殺は繰
り返され、世間は騒然となる。殺されたのはレイプ常習犯やいじめを助
長する鬼畜教師など、指弾されても仕方ない悪党ばかりで、ネットには
犯人を支持する者まで出始めていた。一方、いじめに苦しみ、自殺を図
ろうとした女子高生の前に、謎の男が現れ…。


一気読みしてしまいました。
全体的に流れるなんかイヤな雰囲気に飲まれてしまった感じです。
後味の悪さも逸品?

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赤い額縁

『赤い額縁』
倉阪鬼一郎



次々と翻訳家が失踪、古本屋がわけもなく売り渋る、
読み進める者皆得体の知れない恐怖に戦慄く、
読み終えた者は誰一人としていない-それが『THE RED FRAME』。
知られざる奇書をめぐる、怪奇と倒錯の大迷宮。


洋書の翻訳シリーズっぽい装幀が素敵で購入。
本格ホラー+本格ミステリーというチャレンジだが
正直な感想としてはホラー部分はコワくない。
ミステリー部分はアナグラムが多数出てくるだけ、
といった印象でした。
もちろん読みが浅い、というのはありますが。

元々ホラーは読まないのでアレですが
ミステリ的なことで云えば
後に講談社ノベルスでかなり凄まじい事をやっています。

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人間の顔をは食べづらい

『人間の顔をは食べづらい』
白井智之



「お客さんに届くのは『首なし死体』ってわけ」。安全な食料の確保の
ため、“食用クローン人間”が育てられている日本。クローン施設で働く
和志は、育てた人間の首を切り落として発送する業務に就いていた。
ある日、首なしで出荷したはずのクローン人間の商品ケースから、生首が
発見される事件が起きて――。異形の世界で展開される、ロジカルな推理
劇の行方は!? 横溝賞史上最大の“問題作”、禁断の文庫化!


横溝正史賞は尖っってますね。
奇妙でおぞましい設定でありながらロジカルな部分はまさに本格。
この落差が面白い。
いわくありげな登場人物がまさかの退場をしますが予定調和を乱すのが
昨今のはやりなんでしょうか?


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神の子の密室

『神の子の密室』
小森健太郎



人類史上最大級の謎!
キリストの「復活」に驚愕のトリックが!?
体制に反逆する教えを説いて民衆の熱烈な支持を得、「神の子」と
呼ばれたイエス。だが彼は反乱罪に問われ、十字架にかけられる。
その死体は密室状態の洞窟から忽然と消え、イエスは救世主となって
復活した。人類史上最大級の奇蹟の真相と驚愕のトリックに、
本格推理の英才が挑む。 長編異色歴史ミステリー!


キリスト「復活」を扱ったミステリです。
”驚愕のトリックが!?”という文句に惹かれましたが、
物理トリックが仕掛けられているわけではなく、非常に地味な内容
でした。しかしそれゆえ、そんなこともあったんではないかと思え
てきます。

読むと必ず思う事が著者による註記に書かれています。

読者の中には、本書で書かれた事柄が、どの程度歴史的資料
に基づいているか、どこまでが著者のオリジナルなのか、
その区分が気になる方もおられるだろう。


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県警外事課 クルス機関

『県警外事課 クルス機関』
柏木伸介



“歩く一人諜報組織”=“クルス機関”の異名をとる神奈川県警外事課の
来栖惟臣は、日本に潜入している北朝鮮の工作員が大規模テロを企てて
いるという情報を得る。一方そのころ、北の関係者と目される者たちが
口封じに次々と暗殺されていた。暗殺者の名は、呉宗秀。日本社会に溶
け込み、冷酷に殺戮を重ねる宗秀であったが、彼のもとに謎の女子高生
が現れてから、歯車が狂い始める―。


外事課というのもなじみがないが外国テロを未然に防ごうとする物語で
す。警察の組織や符牒、裏社会の様子が描かれ誰もかれもがうさん臭い
人物です。ただただ物語の迫力に飲み込まれていった感があります。

壮大な大ボラ作品である事を願う。
日本は救われない。

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