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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

はい、泳げません

『はい、泳げません』
高橋秀実
はい、泳げません
はい、泳げません


超がつく水嫌い。小学生の時にプールで溺れて救急車を呼ばれた。
大人になっても、海・湖・川などたくさんの水を見るだけで足がすくむ。
なのに、なぜか水泳教室に通う羽目に。
悩みながら、愚痴りながら「泳げる」と「泳げない」の間を漂った2年間。
混乱に次ぐ混乱、抱腹絶倒の記録。
史上初、〈泳げない人〉が書いた水泳読本。
泳げるようになって、人生変りましたか、ヒデミネさん?


第1章、水がこわくて仕方がない、が可笑しい。
プールの授業がいやで色んなウソを交えて休もうとしていたのが
今の人格形成につながった、というくだりは大爆笑です。
なるほど私の人格形成もこんな感じで出来てきたんであろうなあ。

その後の章は、スイミングスクールでの出来事を
とぼけた味わいで描いています。

全編可笑しい。桂コーチとのやり取りもいい。
高橋さんの筆にかかると皆いいキャラになりますね。
もちろん高橋さん本人がトボケたいいキャラだからでしょうが。

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当然ながらこれ読んで泳げるわけではありません。
(高橋さんは泳げるようになりました。)
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「警察ドラマ」のトリビア

『「警察ドラマ」のトリビア』
倉科孝靖・市川哲史
「警察ドラマ」のトリビア ~ドラマを100倍楽しむために (竹書房新書)
「警察ドラマ」のトリビア  ~ドラマを100倍楽しむために (竹書房新書)


今や百花繚乱の「警察ドラマ」。実際の警察の現場や組織の話も、
ある程度知っていた方がドラマをもっと楽しめる時代になっています。
そこで、各警察ドラマの監修者として活躍する“検視と警察組織の
生き字引き”、「チーム五社」の倉科孝靖が、「警察組織の詳解」から
「間違い指摘」、「とっておきの話」まで、Q&A方式で綴ります。
警察ドラマファンに送る「座右の書」。


元で警視長(警察機構で上から三番目の凄い役職)まで登り、
現在はドラマの監修を行っている倉科さんが語るという内容です。
聞き手と構成は市川哲史。
音楽評論家でロッキング・オン等でお馴染みです。
こんな事もやっているんですね。

しかし、せっかくの倉科氏の語りなのに
語尾に”(笑)”ってやたらといれるのはいただけない。
市川氏のホームグラウンドであるライナーノーツでやる分にはいいけど。
さらには(爆苦笑)だの
(爆失笑)だの
(達観笑)だの
(懐古笑)だの
(困笑)だの
(雪崩苦笑)だの
もういい加減にしてほしい(笑) 

”かっこ、笑い”の発展形を目論んでいるのか、
自分のカラーを出そうとしているのかどうかわかりませんが
完全に空回りしてます。
そして語りの流れを断ち切ってしまってます。
正直、そこが気になってしかたがないし、その印象しか残らなかった。

残念。

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音楽評論の中での笑いの入れ方は上手いし好きなんですけどね。

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世界のオモシロお仕事集

『世界のオモシロお仕事集』
盛田則夫
世界のオモシロお仕事集 (中公新書ラクレ)
世界のオモシロお仕事集 (中公新書ラクレ)


この惑星には、あなたが想像もつかないような職業がこんなにたくさん
あった!数々のオモシロお仕事を、コンパクトに解説。
笑いつつ仕事=人生についてまで考えちゃう、極上娯楽本。


著者名がなんとなく経営者っぽく硬いのですが、
奥さんとの共同名義「のり・たまみ」の人といえばくだけてきますね。

タイトル通り変わった仕事の紹介本です。
気になったところとしては、

「ラビット」
マラソン大会で序盤から中盤にて先頭集団で走り、ペース・メーカーや
風よけとなる人の事。レース自体は途中ですーっといなくなるそうですが
かなりの実力者がやっているらしい。

とこんな感じで、馴染みのあるものからないものまで
各種取り揃えております。

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からくり民主主義

『からくり民主主義』
高橋秀実
からくり民主主義 (新潮文庫)
からくり民主主義 (新潮文庫)


賛否入り乱れる基地問題! 「反対」で生計を立てている人もいて、
ことはそう単純ではありません。民(みんな)が主役の民主主義は、
でも実際に現地を訪れるとその「みんな」が意外と見つからないのです。
「世論」、「国民感情」、「国民の声」の主は誰か? 米軍基地問題、
諫早湾干拓問題、若狭湾原発問題
──日本の様様な困った問題の根っこを見極めようと悪戦苦闘する、
ヒデミネ式ルポ。



いろいろな問題があり、
それに反対する声が報道で大きく取り上げられる事もある。
そんな状況での現地の人の対応を丹念に拾っていく様がいい。
”反対”を演じる人、賛成だけど言いにくい人、
こんな人達の生の声をユーモラスに取り上げている。
ヒデミネさんのキャラクターと取材のうまさによって
出来上がった極上のルポです。

そしてヒデミネさん自身は結論が出せず困っている。

この困り具合と本書のキモは、村上春樹(!)さんによる解説に詳しい。
ニヤニヤ笑いながら読みましょう。

高橋秀美さんの事は知ってから数年程度ですが、
この本での一編「親切部隊」は
1998年の別冊宝島『実録!サイコさんからの手紙』に書かれたもの。
そうするとこの時期にすでにヒデミネ式ルポを読んでいたんだなあ。

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ご先祖様はどちら様

『ご先祖様はどちら様』
高橋秀実
ご先祖様はどちら様 (新潮文庫)
ご先祖様はどちら様 (新潮文庫)


自分はいったい誰の末裔なのか?ヒデミネ流、ルーツ探しの旅が始まる。
役所で戸籍にあたり、家紋を調べ、祖先の土地を訪れ、専門家や親戚縁者
の話に耳を傾ける。自分似の遠戚と出会ったり、源氏や平氏、さらには天
皇家とつながったり……。
日本中を東奔西走、「歴史とは?」「過去とは?」「自分って何者?」と
問い続ける、じわり感動のノンフィクション。小林秀雄賞受賞。


本作はかなり個人的なルーツ探し。
過去をさかのぼる部分は、歴史ミステリでのペダントリックな記述のよう
な感じがしました。
そしてその部分は読み飛ばしちゃいました。ごめんなさい。

でもいつも通りなんか可笑しい高橋秀実節。
いい味してます。

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小泉今日子はなぜいつも旬なのか

『小泉今日子はなぜいつも旬なのか』
助川幸逸郎
小泉今日子はなぜいつも旬なのか (朝日新書)
小泉今日子はなぜいつも旬なのか (朝日新書)


若い頃から50歳目前まで、
さまざまなジャンルで活躍し続ける小泉今日子。
彼女は、世代の近いほかの女子たちとどこが違っているのか。
芸能界にデビューした80年代から現代までの
「女の子」のありかたの変遷と、
それらに対するKYON2のスタンスを描き出すことで探る。


今まで特に小泉今日子のファンであったことは無かったのだが
とても興味を以て読むことができた。
世代的にはど真ん中で、人物、作品とも知らずにいられたわけではなく
多くのガジェットを知っていている人物の評伝というのは面白い。
なるほど、あのことはこのように解釈するのか、など、
読み解き方の参考になった。

”いつも旬”つくづくうまいキーワードだと思う。
アイドル・歌手・女優・書評家(最初は驚いた)
改めて注目してみたいと思ったのです。

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社会人大学人見知り学部 卒業見込

『社会人大学人見知り学部 卒業見込』
若林正恭
社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)
社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)


人見知りで、どん底生活ゆえに社会を斜めに見ていた売れない芸人が、
一夜にしてスターダムへ。
ようやく足を踏み入れた華の芸能界で彼を襲ったのは、社会という名の
強烈なカルチャーショックだった。
……あれ? オレ社会人として、いろいろダメじゃない??
生まれ持った自意識と、どん底時代に培った後ろ向き思考に折り合いを
つけながら、彼が導きだした、社会への参加方法とは。



あれ、僕の事が書いてある!
そんな気がする。
でもやっぱり若様はすごいよ。

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黒いマナー

『黒いマナー』
酒井順子
黒いマナー (文春文庫)
黒いマナー (文春文庫)


できちゃった婚の披露宴で友人として取るべき態度、
久しぶりに会った男友達がハゲていた時のとっさの一言、
カネ、カオ、モテの格差社会におけるスマートな振る舞い…。
40年前、700万部のベストセラーとなった『冠婚葬祭入門』では
決して書かれることのなかった新たな時代の難問に、
「負け犬」世代の著者が挑みます。


どちらかというと女性向けの女性目線本なんでしょうが
男性としてもいろいろ笑ってしまうところもありました。
ハゲについては特に。

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理系あるある

『理系あるある』
小谷太郎
理系あるある (幻冬舎新書)
理系あるある (幻冬舎新書)


「ナンバープレートの4桁が素数だと嬉しくなる」
「花火を見れば炎色反応について語り出す」
「揺れを感じると震源までの距離を計算し始める」
「液体窒素でバナナを凍らせる」……。
本書では理系の人なら身に覚えのある(そして文系の人は不可解な
顔をする)「あるある」な行動や習性を蒐集し、
その背後の科学的論理をやさしく解説。
ベッセル関数、ポアソン確率、ガウス分布、ダーク・マターなど
科学の知識が身に付き、謎多き理系の人々への親しみが増す一冊。


著者は理学博士。
理系あるあるネタの後にうんちくを述べていくスタイルです。
あるあるネタ自体は少ないのですが、時折くすりと笑える自虐ギャグを
いれてきたりしてます。(結構好みです。)

しかし基本は科学雑学集なので結構難しいところもあります。

意外な良書といったところ

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『ぴあ』の時代

『『ぴあ』の時代』
掛尾良夫
『ぴあ』の時代 (小学館文庫)


一九七二年七月、ひとりの映画好きの大学生の発想から一冊の雑誌が誕生
した。「どこの映画館で今どの映画が観られるかわかったらなんて便利な
んだろう」上京して大好きな映画を観て回るときに切実に感じた“思い”
を矢内廣は形にした。彼と周囲の情熱を持つ仲間によって『ぴあ』は形と
なり、魂が吹き込まれていく。その後、『ぴあ』は五十万部を越える雑誌
となり、チケットぴあも生まれ、ぴあ社は日本のカルチャーを代表する会
社となった。そんな時代とともに歩んだ『ぴあ』の三十九年にわたる熱き
人間ドラマを昭和の香りと共に書ききった一冊。読後感が爽やかな情熱ノ
ンフィクション。


ぴあのスタートから円熟期である昭和の終わりまでを描いたノンフィクシ
ョンです。
矢内廣という人物のユニークさや本人の熱意に動かされバックアップして
いく各人の物語が本当に心地よく読めました。
とても良い本です。

さてわたしは雑誌『ぴあ』は数回しか買ったことないなあ。

そんな人でも立ち読み等でお世話になった『ぴあ』。
若者の思いからなかばいきあたりばったりで立ち上げられたというのは
非常に興味深かったです。

どんなものにも最初ってものがあるんだなあ。

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