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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

ご先祖様はどちら様

『ご先祖様はどちら様』
高橋秀実
ご先祖様はどちら様 (新潮文庫)
ご先祖様はどちら様 (新潮文庫)


自分はいったい誰の末裔なのか?ヒデミネ流、ルーツ探しの旅が始まる。
役所で戸籍にあたり、家紋を調べ、祖先の土地を訪れ、専門家や親戚縁者
の話に耳を傾ける。自分似の遠戚と出会ったり、源氏や平氏、さらには天
皇家とつながったり……。
日本中を東奔西走、「歴史とは?」「過去とは?」「自分って何者?」と
問い続ける、じわり感動のノンフィクション。小林秀雄賞受賞。


本作はかなり個人的なルーツ探し。
過去をさかのぼる部分は、歴史ミステリでのペダントリックな記述のよう
な感じがしました。
そしてその部分は読み飛ばしちゃいました。ごめんなさい。

でもいつも通りなんか可笑しい高橋秀実節。
いい味してます。

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小泉今日子はなぜいつも旬なのか

『小泉今日子はなぜいつも旬なのか』
助川幸逸郎
小泉今日子はなぜいつも旬なのか (朝日新書)
小泉今日子はなぜいつも旬なのか (朝日新書)


若い頃から50歳目前まで、
さまざまなジャンルで活躍し続ける小泉今日子。
彼女は、世代の近いほかの女子たちとどこが違っているのか。
芸能界にデビューした80年代から現代までの
「女の子」のありかたの変遷と、
それらに対するKYON2のスタンスを描き出すことで探る。


今まで特に小泉今日子のファンであったことは無かったのだが
とても興味を以て読むことができた。
世代的にはど真ん中で、人物、作品とも知らずにいられたわけではなく
多くのガジェットを知っていている人物の評伝というのは面白い。
なるほど、あのことはこのように解釈するのか、など、
読み解き方の参考になった。

”いつも旬”つくづくうまいキーワードだと思う。
アイドル・歌手・女優・書評家(最初は驚いた)
改めて注目してみたいと思ったのです。

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社会人大学人見知り学部 卒業見込

『社会人大学人見知り学部 卒業見込』
若林正恭
社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)
社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)


人見知りで、どん底生活ゆえに社会を斜めに見ていた売れない芸人が、
一夜にしてスターダムへ。
ようやく足を踏み入れた華の芸能界で彼を襲ったのは、社会という名の
強烈なカルチャーショックだった。
……あれ? オレ社会人として、いろいろダメじゃない??
生まれ持った自意識と、どん底時代に培った後ろ向き思考に折り合いを
つけながら、彼が導きだした、社会への参加方法とは。



あれ、僕の事が書いてある!
そんな気がする。
でもやっぱり若様はすごいよ。

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黒いマナー

『黒いマナー』
酒井順子
黒いマナー (文春文庫)
黒いマナー (文春文庫)


できちゃった婚の披露宴で友人として取るべき態度、
久しぶりに会った男友達がハゲていた時のとっさの一言、
カネ、カオ、モテの格差社会におけるスマートな振る舞い…。
40年前、700万部のベストセラーとなった『冠婚葬祭入門』では
決して書かれることのなかった新たな時代の難問に、
「負け犬」世代の著者が挑みます。


どちらかというと女性向けの女性目線本なんでしょうが
男性としてもいろいろ笑ってしまうところもありました。
ハゲについては特に。

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理系あるある

『理系あるある』
小谷太郎
理系あるある (幻冬舎新書)
理系あるある (幻冬舎新書)


「ナンバープレートの4桁が素数だと嬉しくなる」
「花火を見れば炎色反応について語り出す」
「揺れを感じると震源までの距離を計算し始める」
「液体窒素でバナナを凍らせる」……。
本書では理系の人なら身に覚えのある(そして文系の人は不可解な
顔をする)「あるある」な行動や習性を蒐集し、
その背後の科学的論理をやさしく解説。
ベッセル関数、ポアソン確率、ガウス分布、ダーク・マターなど
科学の知識が身に付き、謎多き理系の人々への親しみが増す一冊。


著者は理学博士。
理系あるあるネタの後にうんちくを述べていくスタイルです。
あるあるネタ自体は少ないのですが、時折くすりと笑える自虐ギャグを
いれてきたりしてます。(結構好みです。)

しかし基本は科学雑学集なので結構難しいところもあります。

意外な良書といったところ

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『ぴあ』の時代

『『ぴあ』の時代』
掛尾良夫
『ぴあ』の時代 (小学館文庫)


一九七二年七月、ひとりの映画好きの大学生の発想から一冊の雑誌が誕生
した。「どこの映画館で今どの映画が観られるかわかったらなんて便利な
んだろう」上京して大好きな映画を観て回るときに切実に感じた“思い”
を矢内廣は形にした。彼と周囲の情熱を持つ仲間によって『ぴあ』は形と
なり、魂が吹き込まれていく。その後、『ぴあ』は五十万部を越える雑誌
となり、チケットぴあも生まれ、ぴあ社は日本のカルチャーを代表する会
社となった。そんな時代とともに歩んだ『ぴあ』の三十九年にわたる熱き
人間ドラマを昭和の香りと共に書ききった一冊。読後感が爽やかな情熱ノ
ンフィクション。


ぴあのスタートから円熟期である昭和の終わりまでを描いたノンフィクシ
ョンです。
矢内廣という人物のユニークさや本人の熱意に動かされバックアップして
いく各人の物語が本当に心地よく読めました。
とても良い本です。

さてわたしは雑誌『ぴあ』は数回しか買ったことないなあ。

そんな人でも立ち読み等でお世話になった『ぴあ』。
若者の思いからなかばいきあたりばったりで立ち上げられたというのは
非常に興味深かったです。

どんなものにも最初ってものがあるんだなあ。

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女たちよ!

『女たちよ!』
伊丹十三
女たちよ! (新潮文庫)

日常の振る舞いにこそ、その人となりは現れる。スパゲッティの召し上が
り方、アルコールの嗜み方、サラダの本格的な作り方、クルマの正しい運
転法、セーターの着こなし方、強風下でのマッチの点け方、そして「力強
く、素早く」の恋愛術まで。体験的エピソードで描かれる実用的な人生論
風エッセイ。真っ当な大人になるにはどうしたらいいのか? そんな疑問を
持つ「男たち」へ――。


昭和43年に刊行されたエッセイ集です。
個々の内容には時代故の古さはありますが、
読んでいる間にだんだんそんな細かいことも気にならなくなってきます。
大人の男の嗜み方の指南書といっていいかどうかわかりませんが、
そのようなとらえ方をする読者も多かったようです。

ちょっと気障で力の抜けた部分もあり、まあカッコいいってことです。

昭和43年!こんなお洒落な本があったんだなあ。

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伊丹十三、いいね。
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趣味はなんですか?

『趣味はなんですか?』
高橋秀実
趣味は何ですか? (角川文庫)


無趣味人の著者はふと考えた。
蕎麦打ち、ヨガ、ガーデニングにボウリング…
世間に趣味は数あれど、自分が打ち込めるものはあるのだろうか。
東にカメを飼う人がいれば話を聞きに行き、
西に手相趣味の人がいれば占ってもらう。
消印収集の奥深さに驚き、階段を愛でるために上り下りする―。
見て、聞いて、やってみた趣味漫遊記!
これを読めば自分にぴったりの趣味が見つかる、かもしれない。


とにかく面白い。
高橋さんの、これらの趣味人への対応、実際の体験談、とぼけている。
趣味を語る人もどうもとぼけている人が多いようだが、
それにもまし高橋さん自体がとぼけていておかしい。

以下は本書より消印蒐集が趣味の方のエピソード

-それで、他の方たちは完集できたんですか?
「10人中5人完集しました。」
-あとの5人の方は?
「途中で亡くなりました。」
私は絶句した。完集に必要なのはお金ではなく、寿命だったのである。


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私の趣味は 「本を買う」です。




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考えない人

『考えない人』
宮沢章夫
考えない人 (新潮文庫)


見舞い品としてウクレレを持参する人、
テレビで健康にいいと紹介されると納豆が売りきれる謎、
大仏を見たときに思わずつぶやく「でかいな」のひと言、
行き先を知らずに走り出すタクシー運転手――。
巷に溢れる「考えない人たち」の行状を描く「考えない」ほか、
「ぎりぎりの人」が思わず口にする言葉を考察した「がけっぷちからの言
葉」など読む方も思いきり力が抜けるエッセイ集。


遠方の友人を訪れた際に「考えない」発言があった。
ドライブ中友人が「何が食べたい?」と聞いてきた。時間も昼時である。
「ハンバーグ」と私は答えた。その後、その会話は続かなかった。
そしてしばらくして友人は
「さてそろそろ昼飯だな」といってラーメン屋へ車を停めた。
ハンバーグはどうなったんだ。
ハンバーグ定食があるのか。
あるいは新機軸のハンバーグラーメンが存在するのか。
そんなものはなく私はラーメンと餃子を注文した。
さっきの会話はなんだったんだ。友人も「考えない」人であった。
しかしラーメン屋であってまだよかった。
「どぜう屋」だったら訳がわからない。
大体バイパス沿いに「どせう屋」なんてあるものか。

フランク・ザッパにNo Not Nowという曲がある。
邦題は「今は納豆はいらない」
「考えない」とつい思ってしまうがこれは「考えた」事例であろう。
何しろ納豆だ。”今は”、”~ない”、は正しそうだが納豆だ。
フランク・ザッパは納豆を食べるのであろうか。食べるもんか。
邦題に新しい地平をみる。

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ヤクザと原発

ヤクザと原発
鈴木智彦
ヤクザと原発 福島第一潜入記 (文春文庫)

「原発はタブーの宝庫。だからオレらが儲かる」某地方の暴力団組長。
暴力団専門ライターが実際に働いたからこそ書ける原発という巨大な
シノギ。命懸けの衝撃ノンフィクション。

副題が、福島第一潜入記であり、ジャーナリストでは初めて作業員として
福島第一原子力発電所に入ったそのルポになっています。

ヤクザと原発の関係をテーマとしながらも、そこで働く(あるいはそこで
しか働けない)人々を丁寧に追っていた気がします。この本は原発の是非
を問うものではなく良いも悪いも言っていない所が読みやすさの理由かも
知れません。ただ自分が作業員として体験したことを素直に書いているよ
うに思います。中がどうなっているのか、どんな作業をしているのか、ど
んな人が集まってきたのか。いってみれば下世話な好奇心を満たしてくれ
るルポとなっています。

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さて、この福島原発問題を受けキリンジも「祈れ呪うな」という曲を発表
しています。

インタビュー記事より

自分がそういう歌を作るにあたっては、「原発をやめよう」とか、そうい
うことを具体的に訴えるんじゃなくて、「今こういうような状況で、こう
いう関係性がある」とか、「こういう立場の人もいれば、こういう立場の
人もいて、にっちもさっちもいかなくなってる」とか、そういうことが歌
いたいと思ったんじゃないですかね。



風に煽られて躍る新聞紙
本当のことが誰にも判らない
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