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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

「超常現象」を本気で科学する

『「超常現象」を本気で科学する』
石川幹人
「超常現象」を本気で科学する (新潮新書)
「超常現象」を本気で科学する (新潮新書)


どこまでが解明され、何が未だに謎なのか?
幽霊・テレパシー・透視・念力・予知……。
「非科学的」とされがちな現象に、
それでもあえて「科学的」に挑戦する異端の科学者たち。
知られざる世界の最先端とは?


こういってなんですがタイトルはつまらなそうです、が、
このテのものが好きなので読んでみました。
結果的にはかなり面白かったです。

著者はどちらかといえば懐疑派なんでしょうが
頭ごなしに否定するのは良しとしない姿勢のようです。

幽霊はいる、いない、でなくどのように活用すべきかで論じよう、
というのはなかなか良い考えと思いました。
霊感商法のような有害なものは除外していき、霊は怖いもの、嫌なもの
という視点をはずせば、実は無意識が与えてくれる有用なメッセージが
得られるのではないか、とそんなこと書いてあるんじゃないかな。

超能力については、超能力で通常の確率以上で起こせる事象があるようだ
という現代の科学者の認識と、しかしそれはほんのわずかで実用的なもの
ではないという見解です。

かなり中立な立場をとる先生ですがやはりエセ科学は切り捨てます。
やはりこのようなものはエセ科学と悪徳商法を完全にはじいた上で
論議しないといけないですなあ。

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もうダマされないための「科学」講義

もうダマされないための「科学」講義 (光文社新書)もうダマされないための「科学」講義 (光文社新書)
(2011/09/16)
菊池 誠、松永 和紀 他

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科学とはなにか?科学と科学でないものの間は?
科学不信はなぜ生まれるのか?科学を報じるメディアの問題とは?
科学を上手に使うには?―学校が教えてくれない科学的な考え方を、
稀代の論客たちが講義形式でわかりやすく解説。
3・11以降の科学に対するモヤモヤがきれいになくなる一冊。



ニセ科学、疑似科学、バイアスのかかった報道・・・

こういった本は好きでよく読むのですが
知らなかった言葉で印象的なものが2つありました。

・ディシプリン
キング・クリムゾンのアルバムタイトルで御馴染み?ですが
ここでは 学術領域 という意味合いで使われていました。
もともとこれが一般的な使い方かもしれません。
キング・クリムゾンでは”規律・鍛錬”といった意味合いで使用。
ちなみにSM用語であるようです。

・トランスサイエンス
「科学で問うことは出来るが、科学では答えを出せない問題群」を
扱う領域、だそうです。

政治的・経済的利害関係や倫理的問題と深く関わるため
科学では答えられない、あるいは答えるべきではない領域です。

先の3.11が例に出されていましたが東電の「全電源喪失」
その可能性は極めて低い、という答えは科学的。
しかし極めて低い確立の全電源喪失に対する対策は、となると
トランスサイエンスの領域です。

リスクをどうみるか、まさに政治、経済、倫理のゾーンです。

食品安全性などもまさにトランスサイエンス。
科学と我々を取り巻く社会は切り離せない関係になっていますね。

本書はくだけた語り口の内容や興味ある事例をふんだんに取り入れており
軽い読み物(決して軽い題材ではないですが)として
科学とは、科学の役割とは等を知るのに適した1冊だと思います。

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↓おまけ 「ディシプリン」



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「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ

「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)
(2000/06)
谷岡 一郎

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『「社会調査」のウソ』


世の中に蔓延している「社会調査」の過半数はゴミである。
始末の悪いことに、このゴミは参考にされたり引用されることで、
新たなゴミを生み出している。



昔から「社会調査」ってリアルな数値なのかなあって疑っていました。
例えば”大学生のの6割が薬物経験アリ”、とか。
だってそんな調査なんて私はされたことないし。
おおかたそれらしい場所でそれらしい人たちに
アンケートとってるんだろうって思ってました。

本書はまさにそういったカラクリをあばく内容です。
事例も豊富。語り口もユカイ。
ためになる本です。

いろいろ専門用語も出てきますがそれは別に覚えることはないです。
必要なのはその「社会調査」が適切に行われているか考えること。

知らないでデータが偏るような調査になってしまう場合もあるでしょうが
中には(あるいは殆ど?)ある結果を導くため
有利な結果がでるよう仕組んで調査を行う場合もあるようです。

主に疑うポイントは
・サンプル数は充分か
・選ばれたサンプル自体に偏りがないか
かな?

例えば渋谷0時でたむろする数十人の若者をサンプルとして
現代の若者全体と捉えちゃダメでしょう。
(バイアスがかかってますね)

このほかには
自分の望む結果を得るために設問そのものに仕掛けを施すとか
興味深い話がたくさん載っていました。

この本ではその出鱈目な「社会調査」を行った機関を
実名をあげて批判していますが。
あとがきの最後に

この本でどのくらいの人が怒ったか、
次は聞き取り調査でもやってみようかな、と。

と、おちゃめに締めてました。

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オカルトまゆつば論

オカルトまゆつば論 人は「怪奇現象」に騙される (双葉新書)オカルトまゆつば論 人は「怪奇現象」に騙される (双葉新書)
(2013/04/03)
中井 和志

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『オカルトまゆつば論』

UFO、UMA、オーパーツなどのオカルトものについての
批判(?)本です。

見開きでひとつの項目を説明していますので
パッと読むのにはよいと思います。

私はこの手の本が好きで
本書で書かれている内容は、ほとんど知っていた内容であることに
自分でも驚いたくらいなのですが
それほど有名な似非オカルト案件であるにもかかわらず
いまだにテレビや本で恐怖を煽るように扱うのは如何かと思います。

実は子供が図書館で借りてきた本(有名な超常現象研究家が最近執筆)にも
似非オカルトをあたかもホンモノのように記述しており
こういったことはなんとかしてもらいたいものです。

恐らく執筆者も出版社も売るために確信的に行っていると思いますが
それに影響を受けてしまう人たちが多いことを
もっと真剣に考えてもらいたいものです。

そんなわけでこの『オカルトまゆつば論』のような本が
出版され続けられていることはとりあえずうれしいことです。

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ビジネス書大バカ事典

ビジネス書大バカ事典ビジネス書大バカ事典
(2010/05/21)
勢古 浩爾

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ビジネス書大バカ事典

事典とありますが事典にあらず。
巷に氾濫するビジネス書や自己啓発本を実名を挙げておちょくってます。

本の内容もおちょくれば著者のことも強烈にこき下ろします。
(金銭的にいえば圧倒的に著者(勢古さんでない)のほうが勝者ですがね)

いやあ。面白い。
私もこの手の
「誰でも」「必ず」「成功」といったキーワードの本は
全く信頼してないというか読んでいないのですが
やはり読まなくてよかったようです。

逆にこれらの”ビジネス書”(以降成功本)好きは
この「ビジネス書大バカ事典」を読むと怒りで壁に投げつけてしまうことでしょう。
そしたら結構厚く重い本なので壁際の棚は崩れます。

はじめはまともなことを言っていたのに
本が売れてしまい、そこに旨みを見出してしまった成功本の著者たち。

彼らや彼女らと出版社は我々庶民の「成功」なんかどうでも良く
本が売れて、講演会に人が集まり、関連グッズが売れればそれでよい、
ということに読者は気づかなければいけませんなあ。

さて全編軽快な語り口で面白い本ですが
第8章「成功」することと人生
第9章 読むなら、経営者の自伝
第10章 仕事とは全人的作業である
は、なかなかいい話もあり、ここら辺は”自己啓発本”っぽい。

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本書についての出版社からのコメントは

勝間和代、苫米地英人、本田健、ファンの方……ごめんなさい!

だそうです。
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「噂の真相」25年戦記

「噂の真相」25年戦記 (集英社新書)「噂の真相」25年戦記 (集英社新書)
(2005/01/14)
岡留 安則

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以前、『噂の眞相』副編集長が書いた「タブーの正体」を紹介しましたが
本書は『噂の眞相』を立ち上げ、編集長としてこの雑誌を切り回した岡留安則さんの本です。

ある事件で広告主がいなくなり広告収入に頼れなくなり、
結果的にそれによる遠慮のない記事作りに至り
さらに黒字経営のまま休刊をするまでの”戦記”となっています。

面白い!

噂だけ知っていて実際は読んだことのなかった『噂の眞相』ですが
いろいろな権力やタブーと戦って雑誌つくりをしていたんですなあ。

ぜひ現物を古本屋で見かけたら購入してみたいもんです。

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雑誌そのものは見たことも読んだこともないんですが
『噂の眞相』の広告は見た記憶があります。
たぶん『ガロ』だったと思うなあ。
非常に小さいスペースの広告だったような。

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タブーの正体!

タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由 (ちくま新書)タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由 (ちくま新書)
(2012/01/05)
川端 幹人

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本書は廃刊になった雑誌『噂の眞相』の副編集長が書いた本です。

世の中に報道できないタブーはたくさんあるようですが
最近はなぜタブーなのかもよくわからないまま
漠然とメディアが勝手に規制してしまっている例もあるようです。

本書ではタブー事例やなぜそれがタブーになってしまっているにかに述べています。

とにかく『噂の真相』誌での本人のエピソードも交え
豊富な事例でものすごく面白い本でした。

しかしいろいろなタブーがあるものですね。
皇室、宗教、同和、政治権力、検察、警察、財務省、ユダヤ、原発、電通、芸能などなど。

本書のサブタイトルに
”マスコミが「あのこと」に触れない理由”
とありますが大きな要因に
・広告をとめられてしまう。
・報道ネタをもらえなくなる
などマスコミならではの問題があるようです。

ネットの力に関しては
いくらネット上で騒いでも
新聞やテレビが取り上げない限り
世の中に知れ渡っていくことはない、といいます。

やはり新聞、テレビの力は大きいのですが
この業界自体が大きなタブー構造の中に組み込まれているようであり
真相をふせた報道もあるようです。

非常に低レベルな事例でいくと
芸能人ゴシップも結局はプロダクションの力の差。
力のあるプロダクション所属の芸能人の素行は(テレビ等では)報道されません。

・・・どうせ入るなら大手プロダクションがいいですね!

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白い仮説・黒い仮説

白い仮説・黒い仮説白い仮説・黒い仮説
(2008/02/21)
竹内 薫

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定説を白 ウソを黒 として いろいろな仮説を説明した科学の本です。
わかりやすい文章で読みやすいです。

さて個別の内容はおいておいて
エピローグが面白い。
なぜ日本では科学の人気が低迷しているか、についての著者の見解です。

日本の科学は、敵がいないために、
かえって国民の関心を呼ぶことができない

という見解です

例えばアメリカの場合、
宗教右派(原理主義者)との聖書見解をめぐる争い
環境左派との環境問題めぐる争い
などが国民の関心事であり、科学への関心が高まるのに対し
日本では科学の一人勝ち状態になっているので
結果的に関心が低くなっているのではないか、という見解です。

なるほど、といった感じですね。

ただ「仮想敵」として「疑似科学」をあげています。
しかしそれによって科学という営為が危険にさらされることはない
、という事ですが。

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「疑似科学」ってビジネスとの親和性は良さそうですね。
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お金で騙される人、騙されない人

お金で騙される人、騙されない人 (幻冬舎新書)お金で騙される人、騙されない人 (幻冬舎新書)
(2010/04)
副島 隆彦

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それなのに、私の主張は世の中からまったく相手にされていません。
私は何と言っていいのかわかりません。
それでは私は嘘つきか。

私は無視され、ほったらかしにされ、
テレビ番組の討論会にもまったく出してもらえない。

この本の担当者に泣きつきたい気持ちです。
でもどうにもなりません。
私は毎日、ポカンとして「世の中こんなもんかな」
と思いながら生きています。


上記は突然出てくる著者の叫びなのですが
実はこの本は金融商品の怖さ、
あるいは我々が損するようにしか出来ていない金融商品のカラクリなどを
教えてくれる本です。

ところがそういったこと以上の面白さがありました。

ですます調だったのがとつぜんぶっきらぼうになり
また、ですます調に戻り、またつっけんどんになったりと
とてもたくさんの本を書かれている方とは思えない
文体のリズムの居心地の悪さに読むのが疲れてきますが、
へんなモノのたとえや、
上記のような叫びが突然出てきて
途中からは次は何がでてくるんだろうとわくわくしながら読み進めてしまいました。

金融商品で損害をこうむった人々がいる事を
メディアが取り上げないことについての問題提起などはいいと思いますが
基本的には上から目線、結構突き放してます。

さらにはこんな文もありました。

女どうしには友情は成り立ちません。
男である私は、30年の調査研究によって
この真実に至りました。

何を研究していたんでしょう?

30年間応援よろしくお願いします。

でも文体の統一って出版社の校正作業に入らないんでしょうか?
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奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究

奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究 (ハヤカワ文庫NF)奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究 (ハヤカワ文庫NF)
(2003/01)
マーティン ガードナー

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「相対論は嘘である」「進化などなかった」「虹彩を見れば病気がわかる」など、
壮大な科学理論から健康上の身近な問題まで、奇妙奇天烈な説を標榜する者は跡をたたない。
なぜそれらにたやすく騙されるのか?世に蔓延する擬似科学の驚くべき実態を、
科学解説書の第一人者がシニカルかつユーモアあふれる筆致で描く。
「トンデモ科学を批判的に楽しむ」態度の先駆を成す不朽の名著。


ということで、現代教養文庫から出ていたのを持っていたのですが
どこかで紛失してしまいました。

今回ハヤカワ版Ⅰ(Ⅱもあり)を入手出来ましたがいい本ですね。
解説は、と学会の山本弘。彼もここからスタートしたんですね。

マーティン・ガードナーの原本(IN THE NAME OF SCIENCE)は1952年刊行です。
よって当時の疑似科学への反論で、
現在ではさすがに廃れていると思われるものもありますので
もともとのネタ自体をしらないものが多かったです。
(現代教養文庫版で何度も読んだはずでしたが・・・)

現代は疑似科学も多い代わりに、
それに反論する本も多少なりとも出ているので
選択の余地があると思いますが、
気づかなかっただけかもしれませんが、昔はあまり反論本はなかったように思います。

私としては中高生あたりの時にこの本を読めてよかったと思っています。
うさんくさい本も堂々と出版されている、ということもわかりましたし。
ただ周りが、占い等で盛り上がってる中、輪に入れない、という副作用はあります。
その結果、浮いた存在になっていきます。

とすると、本書は捻くれた青年を作り出す悪書といえないこともないのか!

↓捻くれずに応援よろしくお願いします。
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