05«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»07

茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

お厚いのがお好き?

『お厚いのがお好き?』
お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)


タイトルは知っているけれど、ほとんどの人が読んだことがない世界の
名著。しかし、ニーチェもプルーストもキルケゴールも読まずに人生を
終えるなんてもったいない!
そんな世界で最も難しい本を、世界で最も易しく読み解いた伝説の
深夜番組『お厚いのがお好き?』が文庫になって帰ってきた!!
ラーメンで読み解く「君主論」からホテイチで読み解く羅貫中の
「三国志演義」まで、古今東西の名作たちの20冊を収録。


超面白い。
まさにタイトルは聞いた事があるが、
読んだこともなければ内容も分からない
世界の名著を解説してくれる本です。

最初の”ラーメンで読み解くマキャベリの「君主論」”からハマった。

フジテレビの深夜番組の書籍化のようですが番組を見ればよかった。
なんとなくテレビ欄でこの題名を見かけた気がするが
まさかこのような内容とは思わず気に掛けなかったことが惜しまれます。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村


tb: 0 |  cm: 2
go page top

傷だらけの店長: 街の本屋24時

『傷だらけの店長: 街の本屋24時』
伊達雅彦
傷だらけの店長: 街の本屋24時 (新潮文庫)
傷だらけの店長: 街の本屋24時 (新潮文庫)


本屋の日常は過酷な闘いの連続だ。
繰り返される万引き、達成不可能なノルマ、限界を超えた作業量。
何より給料が安く、満足に休みも取れない。
それでも著者は、心血を注いで棚を作り、
理想の書店を目指して働き続けた。
ところが近くに競合大型店が出店!
勤務する店舗はたちまち赤字に転落した。
このまま書店員を続けていけるのか。
働く大人の共感を呼ぶリアルな苦悩と葛藤の記録。


著者はとある書店(個人ではなく大手でもないチェーン店のようだ)で働き、
後に店長を任された男性です。
過酷な勤務、それに見合わない給料、本を通じての人との結びつき
こういったことを書店という組織のシステムも交え語っていきます。
もともとは業界紙への連載だったようで短いエッセイ風になっており
各編でそれぞれキレのある文章となっています。
こういってはなんですが構成がしっかりとしている気がします。
巧みな文章と書店の裏話的な内容でとても面白かった。
しかし内容は重いもので、書店経営の難しさ、つらさがわかりました。
著者がまかされた店舗は後に他大型チェーンが近隣にできたことにより
閉店に追い込まれますが、その経緯等いろいろ考えさせられました。

ただ本が好きだけでは務まらない、書店の実態を知るのに格好の本です。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村

tb: 0 |  cm: 0
go page top

読書で離婚を考えた。

『読書で離婚を考えた。』
円城塔・田辺青蛙
読書で離婚を考えた。


夫婦のかたちに正解はない。本の読み方にも正解はない。
芥川賞作家の夫とホラー作家の妻の、
ハラハラするやりとりを覗き見ながら、
読みたい本に出会える類まれなる書!


作家夫婦が互いに本を勧めてその感想をエッセイにする、
という企画です。
まずこの夫婦の折り合わなさが面白い。

奥さん(田辺青蛙)の性格は結構うちの奥さんにも似ていて
円城さんのボヤキがよくわかります。

似ている事例(うちの場合)
・レシピどうり料理を作らない。分量も時間も適当。
・ドアは開けっぱなし
・説明書読まない
・飲み終わったペットボトルを倒しておく(まったく意味が分からない)
・コップの中に必ず飲み残しがある
・数学なんて何の役に立つのと平気で言う。

さて本の内容には触れていませんが、
実はこの本の中でも互いに課題図書は出すものの
ほとんどその本の感想はなく別の話題になっています。
そして互いに折り合っていないことをネタにしたりしています。

でも結構仲がいいんじゃないですかね。
全然離婚とかそんな話にはなっていませんよ。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村
tb: 0 |  cm: 0
go page top

マンガホニャララ

『マンガホニャララ』
ブルボン小林
マンガホニャララ (文春文庫)


『美味しんぼ』の山岡さんと栗田ゆう子の結婚をなげき、
『デトロイト・メタル・シティ』をデーモン閣下目線で語り、
『ぼのぼの』の激やせを心配、『臨死!江古田ちゃん』Tシャツを着て、
「少年ジャンプ」主人公たちの草食男子化を考え、
骨川スネ夫の自慢を分類・統計化する。
最強のスーダラ・コラムニストが入魂の書き下ろしを加えて贈る、
マンガをマンガとしてもっと楽しむためのアイデア68本。


こういうマンガの紹介があったのかという感じで面白かった。
基本的には作品を褒めていますが時には批判的な意見もあります。
いずれにせよマンガ論といったかたぐるしいものではなく
一般読者の視点でそのマンガの面白がりポイントを提示していて
紹介されたマンガを読んでみたくなります。

キリンジファンの方へ
みずしな孝之『妄想トリビュート』というマンガで
「どこの馬の骨の巻」という作品(の一部?)が紹介されていました。
面白い。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村


キャラと個性の違い、というものにはこだわりがあるようです。
tb: 0 |  cm: 0
go page top

本の本: 夢眠書店、はじめます

『本の本: 夢眠書店、はじめます』
夢眠ねむ
本の本: 夢眠書店、はじめます


自分で書店を開きたいと願うほど、本を愛するアイドルが訪ねた先は―。
超大型書店の舞台裏から、POP作りの達人、憧れの少年ジャンプ編集部、
ミスを見破る校閲ガール、ブックデザインの現場まで。
出版業界のプロフェッショナルを取材した体験ルポ。


でんぱ組.incのメンバーの夢眠ねむさんが
いろいろな本の販売、流通、制作の現場を訪ね
その道のプロと対談しています。

コンセプトとして自分の書店(夢眠書店)を立ちあげる、があり
かなりの本好きであることがわかりうれしい。

でんぱ組.inc自体詳しくもないし、
夢眠ねむの読み方もそのお顔も知らなかったのですが
俄然応援したくなりました。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村



tb: 0 |  cm: 0
go page top

本なんて

『本なんて』
本なんて!作家と本をめぐる52話


読んだり、嗅いだり、埋もれたり。本への愛は、人さまざま。
本好きのサガも、人それぞれ。
52人の作家たちが綴る、珠玉の“本エッセイ”・アンソロジー。

秘め事のように本を読む。古書のページのあいだに残る誰かの痕跡を
愉しむ。人生のうち死ぬまでに読書できる時間を数えてみる。
崩れた本の山に滑って転ぶ。同じ本を30冊買う。
……本が好きな人ってやっぱりちょっと変わっているのかもしれない。
本への愛にずっぽりハマる、本好きにはたまらん52編!


上記のような内容ではあるとはいざ本を手に取ると予想できるが
本書には、それらを示すようなまえがきもあとがきもない。

あえて入れないところがこだわりか。

発行はキノブックス。
てっきり紀伊国屋書店関係かと思ったら木下グループとの事。
リンク先クリックしたら木下不動産が出てきた。

装幀も面白いしやるなあ、木下グループ。

さてこの”本エッセイ”ですが
本の内容の話か、モノとしての本の話か、
全く関係ない話に分かれていた。

私はやっぱりモノとしての本、蔵書に係る話が好きです。

西村賢太の「韓国みやげ」が面白い。
いったい彼は書物に関しては特に神経質らしく、
本も痛み、傷、スレ等の瑕疵が我慢できないらしい。
韓国の書店で全てをクリアーした5冊をレジに持って行ったところ・・・

本書には夢野久作のエッセイも収録されています。
エッセイは初めて読みましたが、
エッセイでもカタカナの使い方に特徴がありますなあ。

ソックリそのまま
耳の底にコビリ付いている
トテモたまらない
タタキ付けたい


これが他の文章の中に入っているとなんだか不気味に見えてきてしまう。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村



tb: 0 |  cm: 0
go page top

『資本論』も読む

『資本論』も読む
宮沢章夫
『資本論』も読む (幻冬舎文庫)


「せめて『資本論』を読んでから死にたい!」。
憧れの気持ちは強くとも、歴史的大著の前では常に挫折の繰り返し。
人生数度目の挑戦でも、長い序文が、他の原稿が、演劇の公演が、
日常の雑事が、またも行く手を阻む。
果たして今回は読み終わるのか―。
「わからない。わからない」とつぶやきながら
『資本論』と格闘する日々を綴る異色の七転八倒エッセイ。


宮沢さん。読み終えていませんでした。
資本論の内容を理解するのでなく文章を味わおうという企画です。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村

tb: 0 |  cm: 0
go page top

まるごと本棚の本

『まるごと本棚の本』
まるごと本棚の本


住空間や図書にあわせてトランスフォームしたり、
ソファやランプになるなど、多機能でありながら、
インテリアとしても空間をスタイリッシュに演出する本棚。
作る人・使う人の想像力と創造力を刺激する、世界の逸品が続々登場!



純粋に本棚を紹介する本です。

斜めにする。
曲面にする。
線で支える。強調文
つまんでぶら下げる。


本自体にとっては状況が良くないものばかり。
収納機能も低く殆ど収納できない

そんな本棚を紹介しています。

こんなの実際には使えないよ、とつっこみながら鑑賞する本です。


にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村


tb: 0 |  cm: 0
go page top

夜を乗り越える

『夜を乗り越える』
又吉直樹
夜を乗り越える(小学館よしもと新書)
夜を乗り越える(小学館よしもと新書)
強調文

芸人で、芥川賞作家の又吉直樹が、
少年期からこれまで読んできた数々の小説を通して、
「なぜ本を読むのか」「文学の何がおもしろいのか」
「人間とは何か」を考える。

また、大ベストセラーとなった芥川賞受賞作『火花』の
創作秘話を初公開するとともに、
自らの著作についてそれぞれの想いを明かしていく。

「負のキャラクター」を演じ続けていた少年が、
文学に出会い、助けられ、
いかに様々な夜を乗り越え生きてきたかを顧みる、
著者初の新書。



なんなんだ。小学館よしもと新書って。
のっかりますなあ。

『火花』も『劇場』も読んでいません。
でも『第2図書係補佐』を読んで、
言葉遣いの味わい、エピソードの絡め方等、
エッセイの技巧を感じ取っていました。

本書は「読書」に関するエッセイです。
エピソードの面白さ、言葉の使い方、近代文学への想い、など
”何か”が伝わってくる素晴らしい内容でした。

我々一般人レベルの視点で語られていてイヤミなところがありません。
これだけ真摯に読書というものを語った本はないのではないでしょうか。

私はミステリやSFという物語や仕掛けの部分を好んでいるので
文章の味わい、という方面は疎いのですが
本書を通して近代文学の文章の豊かさ、
そしてその鑑賞法が少しだけ分かった気がします。

『火花』や『劇場』自体は今のところ食指を動かされていませんが
そういう人もこの新書や『第2図書係補佐』は読んでみてほしいです。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村


『第2図書係補佐』は幻冬舎よしもと文庫
よしもとの商売っ気なのか各出版社がのっかりたいのか。




tb: 0 |  cm: 0
go page top

読書で賢く生きる。

『読書で賢く生きる。』
中川純一郎・漆原直行・山本一郎
読書で賢く生きる。 (ベスト新書)
読書で賢く生きる。 (ベスト新書)


ビジネス書を読んでも年収は上がらない!!
阿佐ヶ谷ロフトAの過激人気イベント「ビジネス書ぶった斬りナイト」
の3人組が“読書を武器に”生き残る知恵を伝授!


ビジネス書は古典数冊読めばよい、
その他はゴミ(という記述もあったよな、多分)だ。

といった内容の本でしょうか。

まあ面白いですが、この本自体もそんなに価値はないかも。
この本の著者達自身も頭がよさそうでかつ成功者なので
ビジネス書批判している内容そのままに
自分達の自慢話が出てくるのがいかにもって感じ。

私はビジネス書や啓蒙書の類は読んでいませんが
よく読む人や、その手の著者が好きな人は読まないほうがよさそう。

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村

tb: 0 |  cm: 0
go page top

プロフィール

最新記事

カテゴリ

ありがとうございます

自己との対話