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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

稲川淳二の怪談冬フェス ~幽宴2018

『稲川淳二の怪談冬フェス ~幽宴2018』



伊山亮吉、山口綾子、響洋平、松原タニシ、いたこ28号、三木大雲、
桜金造、ぁみ、稲川淳二など恐怖の語り部が大集結! 日本一を決める
怪談最恐戦で語られた怪談を掲載! 【怪談最恐戦マンスリー投稿部門】
優秀作も収録!


その場で聞けばかなり怖いとは思います。
しかしその怪談を文章にしているだけで語りに重要な間とか鷹揚までは
なかなか表現しづらいところがあるんでしょう。

私は初めから文字としての文章で書かれた怪談の方が好みです。

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山の霊異記 黒い遭難碑

『山の霊異記 黒い遭難碑』
安曇潤平



木陰に立ち並ぶ数十体の地蔵の、ある法則に気づいた瞬間に戦慄する
「顔なし地蔵」、風雨と霧に閉ざされたヒュッテの乾燥室にうずくまる
青い雨具の男の正体が切ない「乾燥室」、奇妙なほど行く先々の山で遭遇
する女性の言動が謎と不安を誘う「ポニーテールの女」他。避難小屋、
山奥のトンネル、テント―心身ともに強靱な山男たちを震撼させる、
恐ろしくも不可解なできごとを山の霊気とともにつづる。


実話怪談集なのでしょうがかなり物語風になっていてそこも巧い。
「顔なし地蔵」がまさにそれ。
恐怖度と筋運びの妙が楽しめる傑作です。

そういえばどこにも実話怪談とは銘打っていないのですが
実際はどうなのでしょう。

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病棟の道化師

『病棟の道化師』
遠山雅



この世で最も死が生まれる場所、それが病院である。「誰もいない病室
から鳴るナースコール」「てんかん発作の原因となっていた生霊」
「病院の詰め所にやってきた男の子の正体」「仮眠室に現れた黒いピエ
ロ」など、現役看護師の著者が蒐集した五十二個の体験談。


外園昌也さんの実話怪談本が好きです。好きというか禍々しさが強烈で
強い印象が残っています。
その外園本の中で”白い人”としていくつかの怪談を提供していたのが
この『病棟の道化師』の著者です。
(外園さんは監修として名を連ねています)
現役看護師という事で病院での怪談が多そうで、もし入院することにな
って思い出しでもしたらイヤだなと思ってずっと購入を見送っていまし
たが、怪談ジャンキーのケが少しはあるのでついに読んでしまいました。

なぜか清らかな印象を放つ、とは外園さんの弁ですがまさにそんな感じ。
コワいけどイヤな感じはないです。

病院内での怪談だけでなく、医者や患者の病院を離れてでの怪談も多い
ので飽きるという事もなく面白かったです。

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あの女

『あの女』
岩井志麻子


岩井志麻子が明かす、占い師となった“あの女”との衝撃の実話の数々。
“怪談実話系”シリーズの人気連作に渾身の書き下ろし百枚超を追加!
著者自ら、「これを書くのがライフワーク」と語る驚愕のエピソードが
女の怨念と執着の恐ろしさを眼前に突きつける。
あなたのもとにも“あの女”の魔の手が忍び寄っているかもしれない…。


“怪談実話系”シリーズの人気連作との事。
私はこの連作は読んでいませんでしたが『現代百物語』シリーズで
出てくるエピソードで知っていました。同じ人の話ですよね。

内容は本書内だけでも、『現代百物語』含めると同じネタばかりの
気もしますがコワい内容です。
心霊的なコワさでなく、こことは違う別の世界にいる人のコワさです。

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アマゾンから画像を拾ってくる作業がメンドーでブログが止まっていました。
画像ないと寂しいな。
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一行怪談 二

『一行怪談 二』
吉田悠軌



「食べられないものありますか?と出されたメニューに人の名前しか書か
れていない。」
「絶叫をあらわす手話を見たせいで、私の鼓膜は破れてしまった。」
題名は入らない。文章に句点は一つ。詩ではなく物語である。
物語の中でも怪談に近い。以上を踏まえた一続きの文章。
をコンセプトに創作された怪談小説集。想像力を刺激され、恐怖や不安、
幻想、ユーモアなどを感じられる作品を多数収録。


二作目。
怪談というより奇妙な味といったところです。

「箱詰めのレコードたちをめくるうち、ふと指先をかみちぎられた。」
レコード蒐集家あるあるですね。

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赤異本

『赤異本』
外園昌也



ホラーマンガ家外薗昌也が、積年封印していた自身の体験談や取材した
恐怖実話を結界から解き放ち書き下ろした。漫画家ならではの日常生活
に入り込み、心に引っかかって落ち着かない怪異現象から怪談マニアも
驚愕する怪奇現象など、ヴィジュアルがイメージしやすい独自の視点で
語られる恐怖譚は新たな戦慄を巻き起こす。 「腐女子地獄」「おもろい
奴~怪談大会」「夢魔」「霊感者ふたり」「書かれたくない」「動かぬ
少女」などに加えて『“お化け屋敷”に住んでいたことがある…』とい
う書き出しで始まる力作、ハンパない自分の異常な体験を綴った「僕の
家」など27編収録。 マンガでは表現できなかった外薗ニューホラーワー
ルドを体験せよ!


『黒異本』『白異本』を読んでその前作にあたる本作をずっと探して
いましたがようやく見つけました。

やはり怖いし、他の実話怪談とはなにかオチ(といっていいのか)が違う
展開はやはり面白かった。
この著者に集まる怖い話は一味違う感じがしました。

他の実話怪談はコワいだけで済む気もするのですが
この著者の本には禍々しさが渦巻いているような気がしています。

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とりはだ恐怖体験談 こわこわっ!

『とりはだ恐怖体験談 こわこわっ!』
田島みるく



現全国の「こわこわっ!」体験談をコミックエッセイでお伝えします
役添乗員MoMoさんが告白・幽霊の出る旅/群馬河童伝説
/私の息子は霊能者/ばーちゃんのフシギな能力
/キョーガク!ポルターガイストな家/本当にあった怖~い墓参り
/謎の未確認飛行物体現る!?/闇の電話/乳をもむ霊
/二世帯同居霊 ・・・など全125怪談


といった感じです。
コンビニで良く売ってるコミックの形態でなくちゃんとした本です。
コミカルな絵なのでコワさが薄められ真夜中に”全125怪談”読了。
(なかには面白勘違い心霊体験エピソードも入ってます)

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新耳袋殴り込み 第一夜

新耳袋殴り込み 第一夜
ギンティ小林



実話怪談集の傑作『新耳袋』。そこで語られている話は真実なのか?
謎の巨大施設がある「山の牧場」、自殺した女性の霊が出没する
「幽霊マンション」、煙のように人が消える「天狗神社」など、
絶対に“出る”といわれている最恐心霊スポットに、
命知らずの男・ギンティ小林が突撃。徹底的に霊を挑発し、
本当に霊が出てくるか確かめた。その恐るべき結末はいかに!?
驚天動地、前代未聞の命がけ突撃怪談ルポ!!


”殴り込み”の始まりです。
まだこの頃は後の激しいまでの霊への挑発はなく、
とりあえず新耳袋の現場へ行ってきました程度のノリであったようです。
これがだんだんエスカレートしていく背景には、
本人たちが、本文にあるようにより強い高揚感と緊張感と連帯感を
求めてしまうからのようです。

心霊としてより
先々で出会う人たちがコワい。
「山の牧場」の不自然な位大きい外人
けだものの爪は危険だからよ、と言い残して消え去る人
そして単行本で読んだ時も印象に残った、
「お前に真実を教えてやろうか・・・」と笑顔で近づいてきた男
が不気味でコワい。

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新耳袋殴り込み 第二夜

『新耳袋殴り込み 第二夜』
ギンティ小林



傑作実話怪談集『新耳袋』で語られた怪異の現場で霊を挑発、
本当に“出る”か試してみようという恐るべき突撃ルポの第2弾。
今回訪れるのは、火だるまになって殺された人の霊で有名な
九州最恐スポット「犬鳴峠」。
そのトンネルでのギンティ小林が出会った恐怖の体験。
そしてカメラが写したものとは!?
他に謎の都市伝説「三本足のサリーちゃん」、
霊が跋扈する「S高校の噂」など、恐怖に満ちた迫真のドキュメント!!


第三夜を先に読んだためか本作はあまり恐くない!
しかもギンティさんの筆もおとなしめ。

後にチャントヨ呼ばわりする豊島さんのことはそのまま豊島さん。
基本的にさんづけなのが逆にオカシイ。

コワさで言えば九州最恐スポット「犬鳴峠」の話よりも、
神奈川県K市S高校とその周辺の話がコワい。
普通に人々が暮らす一画で起こる怪異現象が何より怖い。
得体のしれない因縁話もあるようだし。

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現代百物語 終焉

『現代百物語 終焉』
岩井志麻子


現代百物語
現代百物語 嘘実
現代百物語 生霊
現代百物語 悪夢
現代百物語 殺意
現代百物語 彼岸
現代百物語 妄執
現代百物語 因果
現代百物語 不実
現代百物語 終焉

と、これでこのシリーズは終焉を迎えます。
一人で990話。しかも濃い話ばっかり。
実話怪談集ですが、一番コワいのは
こういった話がなぜか集まってくる岩井さん本人です。

本シリーズの特徴は、心霊的なものでなく因縁話が多い事。
心霊モノなら少しは温かみのある話があったりしますがそれが全く無し。
出てくる人物も知人が殺人者だったり、殺人者本人だったり、
殺されかけた人だったりと死に近い出来事を経験している人が多く、
とにかく本シリーズのエピソード群は死と悪意に満ち満ちており
読むのがキツくなることも多かったです。

大体において
今は普通で幸せな家庭を築いている人の過去の荒れていたころの話、
という流れで始まる話が多く、こう書かれると自分の周りにも、
実は・・・、という人が多くいそうでコワい。

何かとクセのある文体もなんだか不安を増幅させている気もしました。

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