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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

忌談

『忌談4』『忌談終』
福澤徹三
忌談 終 (角川ホラー文庫)
忌談 終 (角川ホラー文庫)

この忌談シリーズを集めようと思う前は、
この”4”ばかりをブックオフで見かけていた。
”4”から買うのもナンなので購入を控えていたら
あるとき”1”を見つけ”2”を見つけ”3”を見つけ
そして最終巻の”終”もスムーズに見つけ購入に至った。
そしたら”4”を全く見かけなくなった。
”終”を買ってから七か月後にやっと”4”を購入した。

そんなわけで一気に読んでしまったのが悪かったのか
読了日の午後から謎の頭痛がして夕飯も食べずに寝込んでしまった。

分量でいったら合わせても100話はないはずなんですがね。

さてこのシリーズ。怪談のみならず人間社会のエグイ話で構成されていて
いわゆる”一番コワいのは人間”ということが良く分かる内容です。

巻を追うにつれこのエグさは薄まってきているのですが
”終”の「ハンドキャリー」はキツイ。

最終巻ということからか嫌な話に磨きがかかった(?)印象。

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怖の日常

『怖の日常
福澤徹三
怖の日常 (角川ホラー文庫)
怖の日常 (角川ホラー文庫)


ひとり暮らしの部屋で、深夜パソコンに向かっていると背後から聞こえる
奇妙な音…その正体に震撼する「カタカタ」。朝起きるたび、数が増え深
くなっていく引っ掻き傷に、じわじわと追いつめられていく「傷」。
実在の事故物件をめぐる、不穏なシンクロニシティ。併せて読むと怖さが
倍増の「残穢の震源から」「三つの事故物件」等、全62話を収録。
日常に潜む忌まわしさと恐怖を端正な筆致で炙り出す正統派の怪談実話集


怖いかと言われれば怖くない。
それって勘違いでは、っていう話が殆どでした。

しかしこれが怪談実話の進化形というかあるべき姿なのかも。

この食い足りなさ含めてが内容紹介での”正統派”なのかもしれません。

あるいは他に書きようがなかったか。

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忌談2

『忌談2』
福澤徹三
忌談 2 (角川ホラー文庫)
忌談 2 (角川ホラー文庫)


夜な夜なマンションの上の部屋から聞こえる電車の音の正体は
(「電車の音」)。就活に悩む女子大生が遭遇した恐怖の体験
(「最終面接」)。新米ホストが店からあてがわれた寮の部屋は、
なぜか2DKだった(「過去のある部屋」)。
新規に開店したスナックで怪異が頻発する(「まちびと」)。
ギャンブル好きのふたりが若いカップルを恐喝した結果(「オロク」)。
読後感最悪、夜読むと必ず後悔する、本当にあった嫌な話シリーズ第2弾!



怪談のみならず嫌な話を織り交ぜた本です。
怪談の方は怖さでいえばそれほど怖いものではありませんでしたが
この著者の語り口はとても良く満足です。
一方嫌な話は1作目が本当にイやな内容が多かったところ
今回は少なめでした。

私は本当にコワい、イヤなものよりも軽めの方を好むので
忌談2は実に読みやすくてよかった。

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と、次の日は「忌談3」も読了。
忌談 (3) (角川ホラー文庫)
忌談 (3) (角川ホラー文庫)

読むのが止められない。本シリーズはあと2冊あるはずだ。
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現代百物語 妄執

『現代百物語 妄執』
岩井志摩子
現代百物語 妄執 (角川ホラー文庫)
現代百物語 妄執 (角川ホラー文庫)


刑務所で病に伏せる罪人に高額な医療費を送りつける逆・死神。
古書店で入手した一般人の日記帳に綴られた壮絶な書き込み。
ファンから著者に贈られた鍵と簡素な地図。
女性ライターの股間に憑いたインチキ霊能者の生霊。
どう考えても腑に落ちない、霊とも人間の仕業とも解釈できない出来事
から、人間の強烈な悪意や剥き出しの狂気まで。平穏な日常を不安に
陥れる99話を収録。
知ってしまったことを後悔する、これが現代の怪異譚!


なんと
現代百物語・・嘘実・・生霊・・悪夢・・殺意・・彼岸
に続くシリーズ7冊目です。

途中、マンネリ化していたのは感じたのですが、
”彼岸”あたりから盛り返してきているような気がしています。
コワさがアップしているわけではありませんが
話のバリエーションがより多彩になっている感じです。

今作もそんなわけで読みごたえありなんですが、
以下のパターンが多かった。

・岩井さんが、AさんからBさんの気味悪い行動等を聞く。
・のちにBさんあるいは両方を知る人物から、実はオカシイのはAさんで
Aさんこそ誰もが知るヤバい人物と聞かされる。

半分くらいコレだったんじゃないか。

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全国怪談 オトリヨセ

『全国怪談 オトリヨセ』
黒木あるじ
全国怪談 オトリヨセ 恐怖大物産展 (角川ホラー文庫)
全国怪談 オトリヨセ  恐怖大物産展 (角川ホラー文庫)


北は北海道から、南は沖縄まで。日本全国の都道府県から蒐集した47の
ご当地怪談実話を収録。岩手の民宿、宮城の港町、群馬の史跡、
山梨の樹海、愛知の橋、福井の沖合、滋賀の湖、京都のトンネル、
鳥取の山中、島根の寺院、愛媛の霊場、熊本の丘陵地、鹿児島の浜辺
―その土地でしか成立し得ない、ご当地で語り継がれる必然性を有した
怪談を、白地図を塗り潰すように書き記す。
産地直送でお届けする、恐怖のカタログ・ブック!


本屋さんでもよく見かける名前でしたが
結構コワそうなので避けて読んでませんでした。

今回はご当地怪談という趣旨が面白そうだったので読んでみました。

なんと。語り口はけばけばしくなく読みやすいではないですか。
怖い話というよりも不思議な話が多くそこも良かったです。

各県怪談一話。
怪談の後に、関連する背景や事象の説明があるのも良かった。

それで知ったこと
石見銀山の千人壺

以下ウィキペディア
・銀山の銀を盗むなどして処刑された罪人の遺体や回復の見込みのない
病人、伝染病が疑われる重篤患者、事故死した身寄りのない銀山労働者
などもこの穴に放り込んだと言い伝えられている。
・観光案内のパンフレットなどからすべて削除された(石見銀山が世界
遺産に向けて活動を始めた時期から)
・官民一体となって触れないことが基本方針となっている。

いいか悪いかは別として知っておいたほうが良いと思う。

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女たちの怪談百物語

『女たちの怪談百物語』
女たちの怪談百物語 (幽BOOKS)


2010年5月某日。本郷の古い旅館の月明かりさえ届かぬ地下室。
女性作家10人が集い、夜を徹して怪談を語り合う。
風が通るはずのない密室で蝋燭の火が揺れる、廊下から誰かが覗く気配
がある。まるで誘蛾灯に虫が吸い寄せられるように、怪談に誘われて集
う妖しの気配。心底怖ろしくやがてもの悲しい百物語を完全再現。

加門七海、岩井志麻子、伊藤三巳華、立原透耶ら
10名の女性作家による百物語です。
しゃべり言葉をそのまま活字化したような感じで、
百物語を語るという雰囲気が良く出ていました。
強烈にコワイ話はなかったかもしれませんが
不思議な話も交えじわじわときています。

1人の書き手だとどうしても単調になりがちですが
本書は十人十色の語り口で非常にすんなりと読み進めました。
まあ念のため2日に分けて読み切りました。

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岩井志麻子さんは「現代百物語」と同じノリですね。
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心霊づきあい 11人の作法

『心霊づきあい 11人の作法』
加門七海
心霊づきあい (MF文庫ダ・ヴィンチ)


「視えない」世界が「視える」人たちがいる。
霊の存在を感じ、そこからメッセージを受け取る彼らの
「心霊」とのつきあい方は?日常生活は?
自らも「視える」作家・加門七海が抱いた素朴な疑問を
11人の「視える」達人たちにぶつけたインタビュー集。

「視える」人、なんとなく感じ取る人、そうではないが偏見がない人
それぞれですがやはり「視える」人たちの話が面白い。
立原透耶さん、平山あやさんあたりの話は実話怪談の宝庫です。
それらも含め読んでてコワくなり途中で中断したりしましたよ。
「視える」人もいろいろ大変ですね。
視えなくて良かった。

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九十九怪談 第四夜

九十九怪談 第四夜
木原浩勝
九十九怪談 第四夜 (角川文庫)


アメリカ在住のEさんが日本に来て、初め叔父さんのマンションの部屋に
泊まった夜。寝ていると上の階の部屋で足音がする。だがそこはずっと空
き部屋のまま。やがて人のいないその部屋に灯りが点いたりカーテンが開
いたりと怪現象が続く。なんとか我慢していたEさんだが、ある日さらに
恐るべき出来事が…。シリーズ最恐といわれる「港区のマンション」をは
じめ、バラエティ豊かな実話怪談99話を収録。

怖さというより不思議な話。不思議な話というより当事者の思い違いじゃ
ないの、といった話が多かったです。
(それが悪いってわけではなくむしろ好きなくらいです)

第95から99話が「港区のマンション」。これもそれほど怖くないですが
99話の後にタイトルもなく後日談がはじまり,
とある写真が掲載されています。
ちょっとコワイというか気味悪い。

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現代百物語 彼岸

『現代百物語 彼岸』
岩井志麻子
現代百物語 彼岸 (角川ホラー文庫)


巣箱から除く邪悪な目。絶対に語ってはいけない話。死んでいるのに気付
かない男。霊を届けにくる女……。彼岸と此岸の境を失ったとき、人は人
ならぬものとなって彷徨う。大好評の実話怪談、第6弾!

ということでこのシリーズ全部読んできました。
あまり恐怖を感じるような、そしておぞましい人間模様も
控えめになった気がします。
ネタ切れ?という事もあるかもしれないのですが。
私としてはむしろこのくらいの方が読みやすい。
味が出てきたといったらヘンですが
そういったところもあるんでしょうか。

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奇談百景

『奇談百景』
小野不由美
鬼談百景 (角川文庫)
鬼談百景 (角川文庫)

文芸評論家・千街晶之氏
この世のあちこちに人知れず潜んでいる怪異が、不意にその姿を顕す。
日常があり得ざる世界へと暗転する一瞬を確かに捉えてみせ た傑作怪談

稲川淳二氏
怪談とはどういうものかを知りたければ、この本を読めば分かります
作品全体の質感を一言で表現するなら、”うっすらとした闇”です。

ということで怖さを追求するというタイプではなく、
まさに”うっすらとした闇”

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