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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

サード ~ ソフト・マシーン

サード ~ ソフト・マシーン
3
3

1970年発表。
ジャズ・ロックの名盤として誉れ高い作品です。
私はピンと来ない時期が長かったのですが最近じわじわきています。

結果的にじわじわになった要因としては「4」や「6」よりも
キャッチーでないところかもしれません。
聴く者を放っておいてそのまま置き去りにしてるかのような音楽です。
この音楽を面白いと感じるのは、捻くれた野郎に違いありませぬ。
最近ソフト・マシーンを聴き始めて「3」最高、なんていう若人は、
道を踏み外してます。孤立します。
みなと同じにJポップを聞いていたほうが何かと話は弾むでしょう。。

メンバーは
マイク・ラトリッジ(オルガンとピアノ)
ヒュー・ホッパー(ベース)
ロバート・ワイアット(ドラムと歌)
エルトン・ディーン(サックス)
という強力な布陣にさらに四人の弦楽器、管楽器奏者が加わっています。

持っていないけどLP時代は2枚組全4曲。
このハッタリも効いてますなあ。
ああ70年代ロックってこの長尺スタイルからしていいなあ。

私のおすすめは2曲目「スライトリー・オール・ザ・タイム」。
マイク・ラトリッジ作で多分一番入りやすいかな。
部分的におしゃれなフレーズも出てきて聴きやすい。


今はどうだかわかりませんが
所有する盤での帯の文句
”ブリティッシュ・ロック史上、最も野心的かつ理知的なバンド”
なんだかわからないなりに理知的ってところに惹かれてしまう。

こういう言い回しにもプログレ/ジャズ・ロックファンは弱い。

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収束 ~ ソフト・マシーン

BundlesBundles
(2014/01/21)
Soft Machine

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『収束』
1975年発表。ソフト・マシーンの7作目です。

原題はBundlesですが邦題「収束」
意味はどうあれこのプログレ的の邦題はイイですなあ。

さてソフト・マシーンは
カンタベリー・ロック・シーンの中心的バンドですが
特徴は反復を繰り返したなにやら浮遊感のあるサウンドです。

もちろんそれだけでなく変拍子多様のソリッドな曲もあります。

本作は従来の浮遊感を抑え
ソリッドな方向にかなりシフトした作品となっています。

鍵を握るのは新加入のギタリスト、アラン・ホールズワース先生。
これでもかといわんばかりにギターを弾きまくりますが
その凄まじいこと。

特に前半 Part1から5まで配された
Hazard Profile

聞き惚れる、とはこういうことを云うんでしょうなあ。
超ハイテンションなジャズ・ロックで音楽を聴く喜びが味わえます。

↓たまに映るサングラスのおっさんこそ
唯一のオリジナル・メンバーのマイク・ラトリッジ


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SIX ~ ソフト・マシーン

6(紙ジャケット仕様)6(紙ジャケット仕様)
(2007/04/18)
ソフト・マシーン

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1973年発表。

毎度お馴染みソフト・マシーンの不思議なジャケがアヤシイ一枚です。

結構聴いているのですが、
つかみどころのないサウンドで裏を返せば浮遊感のあるサウンド、
実は最もソフト・マシーンらしいのかもしれません。

鍵を握っているのが新加入のカール・ジェンキンス(オーボエ、キーボード)
彼の影響か一定のリフを反復させて独特のサウンドを作っています。
”一定”とはいえ
同じようにならないように変化をつけていて演奏者としての意地が感じられる、
なんて解説もあったような気がします。

よく聴いているとはいえ
この反復のせいか私にとっては睡眠誘導盤です。
本作はライヴ+スタジオの構成ですが
いったん眠りかけた後、最後の観客の歓声でふっと目が覚め
そこから深い眠りに入っていく、というのがパターンです。

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Two Rainbows Daily ~ ヒュー・ホッパー&アラン・ゴーエン

Two Rainbows DailyTwo Rainbows Daily
(2009/03/12)
Hugh Hopper、Alan Gowen 他

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1980年発表。
ベースのヒュー・ホッパーと鍵盤のアラン・ゴーエンという
カンタベリー・シーンの重鎮によるデュオ作品です。

ヒュー・ホッパーは
もちろんソフト・マシーンでの活動が有名な
変拍子親父です。

アラン・ゴーエンは 実はあまり知らないのですが
ナショナル・ヘルスのオリジナル・メンバーで
ミュージシャンズミュージシャンとして大変な評価を受けていたようです。

さて私が持っているCDは
ボーナストラックでドラムを加えたライヴ音源も入っていますが
オリジナルは完全なデュオです。(キーボードは多重録音していますが)

まず冒頭よりキーボードの音色がカンタベリー
これは聴かねばわからないところですがメロディ以前に音色です。
ここらへんがカンタベリーミュージックの面白いところでもあります。

表題曲ではピアノとベースの力強い演奏がたっぷり聴けます。

全体的にはあまりジャズ的な要素は少なく
テクニカル部分も少ない地味な作品ですが
カンタベリー的?な美しさに溢れた名品です。

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4 ~ ソフト・マシーン

4(紙ジャケット仕様)4(紙ジャケット仕様)
(2007/04/18)
ソフト・マシーン

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毎度お馴染みソフト・マシーンの4作目。1971年発表。
ヒゲ+サングラス+長髪+腕組みの
マイク・ラトリッジが目立つジャケットとなっています。

なんといっても1曲目『』(しかしこんな即物的なタイトルもないな)
ロバート・ワイアットのドラムも快調で
エルトン・ディーンのサックスが凄まじく唸っています。
ベースはどうもヒュー・ホッパーでなく後にメンバーになるゲストのロイ・バービントンのようです。
さてマイク・ラトリッジのキーボードですが
この人は音色をやたらと歪ませるそうなので
エルトン・ディーンのサックスと似た音を出しているのかもしれません。

私にとってこの『歯』こそが
初ソフト・マシーンであり、認識して聴いたものとしては初のジャズ・ロックであります。
それなので私にとっての「ジャズ・ロック」とは
かなりジャズ寄りな激しいインタープレイが繰り広げられる
このような曲をイメージしています。
さらにはこのジャケットの影響もあり
ジャズ・ロックを色であらわすとこの『4』の色彩が浮かんできます。

『歯』以降の曲は
もしかすると本来のソフト・マシーンの持ち味かもしれない
醒めたサウンドが続きます。

もう1曲くらい『歯』タイプの曲があればよかったのになあ。

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そっくりもぐら ~ マッチング・モール

そっくりモグラそっくりモグラ
(2005/03/02)
マッチング・モウル

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1972年発表。
英ジャズ・ロックのソフト・マシーンを脱退したドラムのロバート・ワイアットが結成したバンドの1stです。
このバンド名はソフト・マシーンのフランス語読みの”Machine Molle”をもじって
”Matching Mole”(そっくりモグラ)としたとか。

さて1曲目は淡々とした歌が魅力の「オー・キャロライン」で始まります。
とてもジャズ・ロック/カンタベリー系の人が演奏するようなハードな曲ではなくて
非常に穏やかで名曲の誉れが高い一曲です。

あとはなにやら浮遊感あふれる音で、
びしっと構築された音楽ではないです。
硬さはありませんが聴きやすい音楽でもないような気がします。

さて私は本CDを秋葉原の石丸電気で買ったのですが
ここではいったんCDをレジに預けて準備が整うと
○○お買い上げのお客さま~、と呼びだし会計していました。
まわりがありふれた売れ筋CDを買う中、
マッチング・モールお買い上げのお客様~と呼ばれたときは
どうだい、通だろ、ワイルドだろ、などと思ったことを思い出してしまいました。

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7(紙ジャケット仕様)7(紙ジャケット仕様)
(2007/04/18)
ソフト・マシーン

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ソフト・マシーン の7作目で”7”
1曲目ネトル・ベッドでは得意の変拍子で盛り上げますが
以降はソフト・マシーンらしい、
なにかつかみどころが無い浮遊感溢れる音です。
ところどころ熱い演奏になり、
さあ聴くぞ、と身構えると
またふわふわ(といっても醒めた感じ)した音に戻ります。

このいい塩梅がソフト・マシーン・サウンドなんですなあ。
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