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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

Q.E.D. iff 証明終了

『Q.E.D. iff 証明終了』
加藤元浩
Q.E.D.iff -証明終了-(5) (講談社コミックス月刊マガジン)
Q.E.D.iff -証明終了-(5) (講談社コミックス月刊マガジン)

4と5巻を入手し久々にQ.E.D. シリーズを読みました。

「碧の乙女」
巫女を崇拝する小さな島での連続殺人事件。
・洞窟内に突如現れる死体の謎
・足跡のない浜辺での殺人
物理トリックです。良く考えつくな。
ロトカ・ボルテラ方程式なんていうものも出てきます。

「H.N」
ハッカー対燈馬達の対決。
冒険小説的なノリでぐいぐい行きます
可奈ちゃんはもはや女子高生の枠を超えた活躍をします。(ほぼスパイ)

「イーブン」
”黄色い部屋”も驚く人間消失トリックあり

「不完全な密室」
こういう哀しい話もQ.E.D.にはよくあります。
警視庁捜査一課警部補七夕菊乃が今後も活躍しそう。


かなり当たりの巻ではないでしょうか。
トリック+人間ドラマ(←そんな言い方まだある?)。
一話完結型コミックミステリで純度高い。
面白い。

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『Q.E.D.』は1から49巻まで揃えた。あとは最終巻50のみ。


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週刊少年ジャンプを35年ぶりに買う

9月17日朝、普段はATMでしか使用していない近所のコンビニへ行き、
週刊少年ジャンプを買いました。280円也。
35年前は170円だったな。

なぜに35年ぶりに急に買ったのか。
そうです。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の最終回が掲載されているのです。

今月初めにその最終回のニュースを知ったときはかなりショックでした。
ただ、秋本治先生の、連載40周年(!)とコミックス200巻(!)という
お祭り時にやめるのが両さんらしい、という発言にも納得できて
あとはもう、どんな最終回を迎えるか気になり続けていました。

さて、最終回といえばコミックス69巻での「両さんメモリアル」。
「麗子メモリアル」「中川メモリアル」と準主役の生い立ちを描いた回の
後に「両さんメモリアル」へと続きます。
やはり両さんの生い立ちを描いた後、手を振り笑顔で去っていく両さんの
後ろ姿と共に下記のモノローグがありました。

長い間ご愛読ありがとうございました。
両津勘吉巡査は派出所を去り、旅立ちました。
13年間の長期にわたり読み続けてくださった読者の方々に
お礼を申し上げます。 
また会う日まで さようなら


どう考えても最終回です。

実はネタで次の「新たなる旅立ちの巻」(連載時は先ほどの頁の次頁で
ネタバラシらしい:同号内)の冒頭はこんな事になってました。

あの両さんが帰ってきた!! ニューパワー爆発新連載!!
「新 こちら葛飾区亀有公園前派出所」!!
…「両津勘吉 長い旅から よりパワーアップして帰ってきました!」


としらっと登場する両さん。マンガの枠を超えたメタギャグです。
スゴイ事やってます。

「こち亀」は一般的なドタバタギャグマンガとして面白いだけでなく
こういったマンガの枠を飛び出すギャグも多くあり、
”国民的マンガ”というフレーズで想起される以上のものがあります。

では今回の本当の最終回はどうだったでしょうか。
中身はふれませんが、感傷的にならずお祭りノリのいい終わり方です。
両さんらしいし、秋本先生らしい。

あっ。ひとつだけ紹介したい両さんのセリフがありました。
本号の連載とコミックス200巻目は同時発売(!!)だそうですが
週刊誌連載分とコミックスでは最終話はオチのみ変えているそうで
その説明を受けこんな事をいってます。

これは両方買ってもらうためのいやらしい商法です。

これぞ両津勘吉。

******************************
さてこれを書いている私は
ミーハー的に久々に週刊少年ジャンプを買ったのですが
「こち亀」最終回を語って良いのでしょうか。


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一度も休まず40年書き続けた秋本治先生。
恐ろしい人だ。
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臥夢螺館

『臥夢螺館』
福山庸治
臥夢螺館 上  KCデラックス

なにかのマンガの紹介本でみて以来,
ずっと気になっていた作品ですがようやく読めました。
まずは「臥夢螺館」という字ズラがコワイ。表紙の絵がコワイ。
作中出てくる「天使」の顔なのですが全くの無表情でコイツがひどい。

SFホラーという括りになるのでしょうがあらすじさえよくわからない。
説明的な台詞も状況説明もないまま物語は進み続け、さらには作品内での
解決もされておらず、なんともいえない凄みを残して読了しました。

これはいったい何なんだ。
まずはこの絵柄の迫力とそこから溢れ出るイメージに翻弄されます。
これで今晩は悪夢を見てしまうことが決定しました。
ああイヤだ。コワイ。

本作は1993年に雑誌連載が始まり、幾度も中断し
ようやく2003年に完成したそうです。
上下2巻なのでそんなに分量としては多くはないですが
この”10年”というのもなにか凄みを感じさせるエピソードですね。

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いちマルはち

『いちマルはち』
上野顕太郎
いちマルはち (電撃コミックスEX)
いちマルはち (電撃コミックスEX)


上野顕太郎が描く、108つの喜怒哀楽。
週刊アスキーの人気連載が待望の単行本化! なにかをやっている会社、
リスキー・コーポレーションの課長、菅井大作に仕事から家庭に友情に
よくわからないものまで、108つの悩みが襲いかかる!!

第42回目が、あの『帽子男』シリーズを髣髴させて好き!

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ビビビ

ビビビのねずみ男でお馴染みの
水木しげるさんがお亡くなりになられました。

読売新聞には、つげ義春さんが追悼文を寄せていました。
微妙な関係を綴った追悼文も不謹慎ながら面白いものがありました。

さて水木サンですが、妖怪を追い求める純な人、ではなく
かなり俗っぽい人物であることはファンならば知るところです。

とにかくとらえどころのない変わった人物で
よく言われるとおり本人こそが妖怪のようなものです。

そして一番肝心なことですがマンガが面白い。
怪奇・SFテイストの作品はあの独特の絵柄とマッチしています。
”眼鏡出っ歯”、これまたいいキャラです。

水木サンに関する本を紹介します。
ひととなりがわかる好著です。
水木サンの迷言366日
妖怪と歩く
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Q.E.D.証明終了

Q.E.D.証明終了(45) (講談社コミックス月刊マガジン)Q.E.D.証明終了(45) (講談社コミックス月刊マガジン)
(2013/06/17)
加藤 元浩

商品詳細を見る

『Q.E.D.証明終了 45』
毎度御馴染みミステリ・コミックです。

ブックオフでこつこつと集め45巻。
常に読むのが楽しみな作品です。

本作には
「金星」「初恋」と2編収録されていますがどちらも本格志向で
オリジナルでこれだけ考えてコミックにしているのは凄いことです。

コミックならではのわかりやすさがありますが、
小説であいまいな記述でもフェアになりますが
絵であるため、かなりフェアかアンフェアになるかの描写には
気をくばってるのではないかなあ。

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Q.E.D.証明終了(44)

Q.E.D.証明終了(44) (講談社コミックス月刊マガジン)Q.E.D.証明終了(44) (講談社コミックス月刊マガジン)
(2013/02/15)
加藤 元浩

商品詳細を見る



『Q.E.D. 44』

毎度御馴染みQ.E.D.ですが
44巻目の2話目「Question!」では昨日ご紹介のミステリとおなじく
またしてもフェルマーの定理がでてきます。

こちらも数学ネタがバンバン出てきますが
さすがにそこは難しいので言葉のみ抜き出すと

・ゴールドバッハ予想
・ディオフォントス方程式
・楕円曲線に合同式にmod3

さてこのようなムズカシイところはおいておいても
楽しい謎解き、かつドラマになっているところがQ.E.D.の魅力で
本編はヒロインの最後の笑顔がとてもステキです。

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GANTZ

GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックス)GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックス)
(2000/12)
奥 浩哉

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『GANTZ』

地下鉄のホームで撥ねられ死んだはずの玄野、加藤は謎のマンションの一室に一瞬にして転送される。
そこに置かれた得体の知れない黒い球の指令により、ねぎ星人の暗殺を命じられた玄野らは、
状況を把握できないままねぎ星人の元へと転送される。


ガンツ。ついに全37巻読みました。
いやあ面白かった。
コミックはそんなに詳しくないのですがこれは凄かった。

まったく予備知識なしに読み始めましたが
最初の数ページでやめないで本当に良かった。

破天荒なストーリー。
謎の球体 ガンツ とはなにか。
なぜそんなことをさせるのか。
そもそもそんなこと出来るのか。

ほとんど説明の無いままストーリーは走り続けます。

この無茶苦茶ともいえるストーリーを支えるのが卓越した画力。
緻密な背景(CG使用らしい)と異形のモノたちの造形が素晴らしい。
この絵あってこそのガンツです。

とくに異形のものたちについては
まったくどうやってこんなの思いつくんだというすごい絵柄で
なかには大仏、仏像、妖怪をモチーフとしたものも出てきます。
後半はダリ等の絵画を思わせるものも出てきます。

さてこの作品。
ラス前36巻でついにガンツ世界の大きな謎についての説明が入ります。
私はここもなかなか良いと思いました。
これだけ広げに広げた大風呂敷をうまくたたんでいるように思います。
(読んでる途中ではもう物語を閉じることは出来ないんじゃないかと思ってました)

ただ続くラストの37巻は多くの方が感じられたように
あまりにも直球すぎる終わり方で若干面白みには欠けました。

とはいえこんな凄まじい作品はそうそうないです。

**********************
普段は立ち読みしないのですが
ごめんなさい。実はブックオフで立ち読みです。
週に2日 1日3巻くらいのペースで読んでました。

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パラレル同窓会

パラレル同窓会 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)パラレル同窓会 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)
(1995/07)
藤子・F・不二雄

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「パラレル同窓会」

毎度御馴染み藤子・F・不二雄異色短編集4です。

本巻は前巻までの
異色も異色という尖がった作品は影を潜めています。

未来からのセールスマン「ヨドバ」氏が持ち込む
ドラえもんのひみつ道具的なカメラがひと騒動起こす、
というスタイルの作品が多数を占めています。

そのせいか
いままでの壮大なSF世界もひたすらブラックな世界も
なくなりこじんまりとした印象を受けました。

こういってはなんですが
この異色短編集シリーズをこの4巻から読みはじめると
異色っていったってこの程度か、と誤解を招く恐れがありそうです。

さてそんな中
出色は「ある日・・・」

「ある日」は「唐突」にやってくる。
「伏線」など貼るひまもなく、


そしてラストシーン。

やはりスゲー。F先生。

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箱舟はいっぱい

箱舟はいっぱい (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)箱舟はいっぱい (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)
(1995/07)
藤子・F・不二雄

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毎度御馴染み藤子・F・不二雄異色短編集3です。
本巻もすごい充実度です。

本巻は正統派のSF作品が多いのですがハッピーエンドに終わらせません。
ブラックな味わいではA先生を思い浮かべますが
F先生もかなりブラックです。

「箱舟はいっぱい」
終末テーマですがまさにありうる結末ですね

「イヤなイヤなイヤな奴」
明確なオチがありわかりやすい作品です

「どことなくなんとなく」
なにもかも実在感が無くなった男の話。
この類のネタはいろいろな作品に出てきそうですが
やはり絵の威力は大きいです。
ラストの1コマの破壊力を鑑賞されたし。

「俺と俺と俺」
こういう楽しい話もあって良かった良かった

「ノスタル爺」「あのバカは荒野をめざす」
タイムトラベルものですが切ない話です。

他にも、ドラえもんに出て来るひみつ道具的な小道具の話など
盛りだくさんの内容でこれはオススメです。

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