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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

めしばな刑事たちばな

『めしばな刑事たちばな』
坂戸佐兵衛原作/旅井とり作画



警視庁城西署刑事課に転属してきた立花刑事。風采のあがらないオヤジ
だが、実は本庁に籍を置いたこともあるエリートで、食についての知識
は群を抜く。通称「めしばな」と呼ばれる変わりダネだ。捜査や取調べ
に得意の知識と情報を生かして事件の真相に迫る。第1巻では、カレーカ
ツ丼、牛丼、袋入りラーメン、コロッケカレー、フライドチキン、立ち
食いそば、餃子に関するウンチクが全面展開されます! 
痛快リアルめしマンガ!


面白い!
扱うネタに袋入りラーメンとか出てくるのがうれしい。
基本は食べ物うんちく漫画で馴染みのあるものばかりが取り上げられる
ので楽しくてしょうがない。
恋の話でなくメシの話でめしばなのようで、このめしばなで取り調べ中
の容疑者を落とすというスタイルですがそのうち刑事である必要性はな
くなっていくんではないでしょうか。
しかし本作のウンチク、食べる順番等のダンディズムを描く『食の軍師』
食べ方の違いにこだわる『目玉焼きの黄身いつつぶす?』など面白い
漫画が多いものだ。

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毎回扉絵が映画やレコードジャケになっているのも楽しい。
ピンクフロイド『炎』やキャラバン『夜ごと太る女たちへ』等確認

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#こんなブラックジャックはイヤだ

『#こんなブラックジャックはイヤだ』
つのがい


手塚先生ごめんなさい!禁断のB.Jギャグ

原作崩壊!?ゆとりのB.J、良い子なキリコ、パリピなロック達にピノコの
ツッコミが炸裂する!彗星の如く現れた新人イタコ漫画家、つのがいが天
才的画力で描いた神をも恐れぬブラック・ジャックパロディ、ついに単行
本化!しかも手塚プロダクション公認!!著者のSNSに公開された作品だけで
なく、この本でしか読むことができない合計40ページを超える描き下ろし
漫画も収録。そして巻末には、マジメに描いた美麗カラーイラストギャラ
リーのオマケもあります。


凄い、どうみても手塚先生の描くブラック・ジャックだ。
田中圭一さんもかなりのものだがこちらも素晴らしい。
ただギャグの内容はいまいちわからずついていけませんでした。

しかし手塚タッチで描くまでの自伝的マンガは心を打つ。

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『吾輩の部屋である 1』

『吾輩の部屋である1』
田岡りき




都内某所の一室。
部屋にいるのは、そこで一人暮らしをする大学院生の鍵山哲郎……のみ。
誰にも邪魔されない空間で、彼の思考は今日も虚空を彷徨っていく……
全ての一人暮らしの人に捧ぐ、哲学系部屋コメディー第1巻!!!


もうだめだ面白すぎる。
大学時代一人暮らしをしていたので共感する部分が多いのと、
”彼の思考は今日も虚空を彷徨っていく……”の部分がハマる。
思いを寄せる後輩女性と友人がメールのやり取り相手として
名前だけ出てくるが場面は部屋の中のみで主人公鍵山君だけが登場する。
哲学系部屋コメディというフレーズは言い得て妙。

アマゾンレビューをみると主人公がうじうじしてなんかイヤ、
という意見もあり、そんなものなのかと
なぜか自分自身を反省してしまった。

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コミック関連本

ちょっと前より『おほまんが』『目玉焼きの黄身いつつぶす? 』
『耐え子の日常』『食の軍師』『マンガで分る心療内科』シリーズなど
マンガ購入頻度が上がってきており、『10年メシが食える漫画家入門』
なんて新書も読みました。

そんななか
『pen』2015.8号:いま読みたい、日本のマンガ
『BRUTUS』:漫画ブルータス
『昭和40年男』:俺たちの心を震わせたマンガたち。
『MdN』2016.03号:漫画を漫画たらしめるもの


と漫画に関する特集記事があった古い雑誌を見つけてしまい
どうせならと全部買ってみました。

懐かしいマンガ紹介から、今読むべきマンガ、表現方法の進化などを
掘り下げていますが、ここで紹介されるマンガを見ているうちに
さらにマンガ欲が高まってきました。

実際その後買っております。
マンガはいざ買うと読むのも早いので次から次へと買ってしまい
置き場所で苦労させられます。
なんとかならないものか。

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「裏窓」殺人事件

『「裏窓」殺人事件』
今邑彩



自殺と見えた密室からの女性の墜落死。向かいのマンションに住む少女
は、犯行時刻の部屋に男を目撃していた。少女に迫る、犯人の魔の手…
また、同時刻に別の場所で起こった殴殺事件も同一人物の犯行とみられ。
衝撃の密室トリックに貴島刑事が挑む!本格推理+怪奇の傑作、
貴島シリーズ第二作。


本格推理+怪奇とありますが、怪奇の部分は推理の部分とはうまくリンク
していなかったようでその部分は若干評価が下がるかもしれません。

今まで読んできた今邑作品が面白すぎたので、むしろ安心(?)しました。

しかし伏線回収やミスリード等、あるべき本格への探求は
やはり今邑クオリティといったところでしょうか。

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殺人は癖になる

『殺人は癖になる』
アガサ・クリスティ


考古学者と再婚したルイーズの元に、死んだはずの先夫から脅迫状が
舞いこんだ。さらにルイーズは寝室で奇怪な人物を目撃したと証言する。
が、それらは不可思議な殺人事件への序曲にすぎなかった…。
過去から襲いくる悪夢の正体をポアロは暴くことができるのか?
中近東を舞台にしたクリスティー作品の最高傑作。


上記紹介文はハヤカワ文庫の『メソポタミアの殺人』です。
創元推理文庫『殺人は癖になる』とこの『メソポタミアの殺人』は
同じ作品であり、原題はMurder In Mesopotamiaです。

さて本作、遺跡調査チームの宿舎で起こる殺人事件ですが
特に遺跡やメソポタミアの話題がある訳でなし、トリックに絡むもので
もありませんでした。こういった事を踏まえて創元推理文庫ではタイト
ルを変えたんでしょうか。「殺人は癖になる」は本作でなんども出てく
るフレーズですが、これも別段トリックの要素でもミステリ構成の軸で
もないところが不思議ではあります。

終盤のポワロの謎解きで、有名な心理トリックで解決かと思わせ
もう一段別の回答を持ち出すあたりは面白かったです。

ところで
たぶんハヤカワはポアロ表記で東京創元社はポワロ表記という差があり
クリスティ表記も古い創元推理文庫はクリスチィ表記。
今回はその古い創元推理文庫版で読みました。

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誰かに話してみたくなる数学小噺

『誰かに話してみたくなる数学小噺』
芳沢光雄



この本は「笑いの溢れた数学読み物」です。いわゆる「役に立つ」や
「面白い」系の数学本ではなく、「心から笑える」をテーマに48話の
小噺を詰め込みました。オチの部分に数学ネタは仕込みましたが、
親子の会話にニコっとしたり、ぶっとんだ漫画に吹きだしたり、
大いに数学を笑って下さい!


これは奇書。
取り上げる数学ネタはなかなか面白く興味深いものが多かった。
しかし前書きからどうどうと「笑いの溢れた数学読み物」を標榜するが
なにか違う。
自分でハードルを上げすぎた結果、ビミョーになった。
イラストもクセが強く入り込めないですぞ。

笑い、あるいは小噺については誰かのアドバイスを要しますな。
ワッハハハハハ。

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五覚堂の殺人

『五覚堂の殺人』
周木律



放浪の数学者、十和田只人は美しき天才、善知鳥神に導かれ第三の館へ。
そこで見せられたものは起きたばかりの事件の映像―
それは五覚堂に閉じ込められた哲学者、志田幾郎の一族と警察庁キャリ
ア、宮司司の妹、百合子を襲う連続密室殺人だった。「既に起きた」
事件に十和田はどう挑むのか。館&理系ミステリ第三弾!


面白かった。

「君とこうして話をするのは、いつぶりだろうな」
「7π/3ぶりですね」
「三百六十五分の四百十八か」
早々こんなセリフがあり勿体ぶりやがってとか思ってしまったのですが
読んでいくとなんだか理解できないのに数学ネタが心地よくなっていき
ます。
図版として「ヒルベルト・カーヴ」「バーニング・シップ」
「シェルピンスキー・ガスケット」「天使と悪魔」「マンデルブロ集合」
「メンガーのスポンジ」「コッホ曲線」が挿入されています。
これらは館の見取り図や地形図とともに謎解きのヒントになっている
といえばなっていますが、それ以前にハッタリ感が素晴らしい。

メイントリックは多分本当にそうなるのかもしれないのですが
かなりの力技で反則技であるのかもしれません。
ただこんな大技をしれっと書けるあたりの雰囲気がこのシリーズには
あってそこが読みどころかと思います。

今時ミステリでこんな感想は見当違いになりますが、
放浪の数学者、十和田只人も美しき天才、善知鳥神も現実感がなく
感情移入して読んでいくミステリではありません。
いわゆる”血が通った”登場人物っていないのですが
わざとそうしているんでしょうかね。

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目玉焼きの黄身いつつぶす?

『目玉焼きの黄身つぶす?』
おおひなたごう



夜の町に灯る家々の光、そのひとつひとつに、それぞれの人生が、
暮らしが、目玉焼きがあることを、きみは知っているか…。 
“あたりまえ”だと思っていたその食べ方は、“あたりまえ”ではない
かも知れない。ギャグ界の暴走天使おおひなたごうが全日本人に問う、
衝撃のフード・ソウル・ロマン!


面白い!
誰もが必ず論議するといわれる食べ方の違いについて、
そのネタだけでぐいぐいと押し切る漫画です。

自分と違う食べ方をみると我を忘れる主人公とその恋人。
このすれ違いも物語の軸となっています。
様々な登場人物が様々な食べ方を披露しそれぞれの正当性を主張します。

一番好きなキャラクターが主人公の上司に当たる近藤さん。
いかにもテレビプロデューサーっぽいうさん臭い人物ですが実はいい人。
主人公はこの近藤さんによって今まで知らなかった食べ方の存在を
許容していきます。

とまあこんな感じですが、私はこんな食べ方しないぞだとか、
そうだその食べ方こそ正しいのだ、
などとニヤニヤしながら読むと非常に楽しい。

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のぞきめ

『のぞきめ』
三津田信三


辺鄙な貸別荘地にバイトに来た若者たち。彼らは禁じられた廃村に紛れ
込み恐怖の体験をしたあげく、次々怪異に襲われる。
そこは「弔い村」の異名をもち「のぞきめ」という化物の伝承が残る、
曰くつきの村だったのだ…

時代を隔てて起こる二つの怪異譚を序章と終章でリンクさせている。
序章は三津田信三目線の、この『のぞきめ』の因縁譚のようなもの。
この序章と一つ目の「覗き屋敷の怪」がなかなかコワかった。
何かに覗かれ続けているという恐怖感が伝わってきた。

二つ目の「終い屋敷の凶」は長編小説位のボリュームだが
こちらはこの著者のねちねちとした文体が薄まっており
あまりコワさは感じられませんでした。

終章では「終い屋敷の凶」のあらかたのミステリ的解決をしています。
(かなり強引な気もしますが)

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