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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

大蛇伝説殺人事件

『大蛇伝説殺人事件』
今邑彩
↓画像は文庫、買ったのはカッパノベルス



島根県松江市のホテルで、画壇の巨匠・月原龍生が失踪。同じころ、
出雲大社内で男の肉体の一部が発見される。さらに島根県各地の
スサノオを祭る神社から次々と同じ男のバラバラ死体が。鑑識により
死体は月原と判明。何故、ヤマタノオロチの如く解体されたのか?
スサノオの意味は?探偵・大道寺綸子は、真相を追う!トリックと神話を
見事に融合させた巨編。


前半はこれでもかと日本神話のペダントリーが入っているが
後半はピタッとなくなる。
ミステリとしては今邑さんらしくない凡庸さ。
よくあるタイプ(そんなに読んでないですが)の
量産カッパノベルス型作品です。

どうせよむなら本作以外を読んでみてください。
面白いですよ。

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謎の館へようこそ 黒

『謎の館へようこそ 黒』
文芸第三出版部編



「館」の謎は終わらない――。館に魅せられた作家たちが書き下ろす、
色とりどりのミステリの未来!奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる
謎、変幻自在のロジック――!読めば鳥肌間違いなし。
謎は、ここにある。新本格30周年記念アンソロジー第三弾。


収録作品:
はやみねかおる『思い出の館のショウシツ』
恩田 陸『麦の海に浮かぶ檻』
高田崇史『QED~ortus~ ―鬼神の社―』
綾崎 隼『時の館のエトワール』
白井智之『首無館の殺人』
井上真偽『囚人館の惨劇』

他の作品の2倍の分量を持つ井上真偽『囚人館の惨劇』が良かった。
本格の様式を守り、そこからかなりはみ出た結果でありながら、
それでも本格であろうとしているように思えました。

他の作品は、シリーズものに連なる作品なのかもしれないが
設定がわかりにくく、またその説明も(おそらく)少ないので
ちょっと楽しめませんでした。

自分のファン以外の人へのアピールをしていこうって考えは
なくなったんでしょうか。
あまりに閉じた人向けの作品の気がしました。

エラソーにすみません。

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その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(1)

『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(1) 』
清野とおる



『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』それは日常の退屈と喜びを
描いたノンフィクション漫画の白眉である。著者の清野は、あたたかい
眼差しで我々の生活を見つめ、日常に潜む「おこだわり」を抽出する。
「僕は貧乏な人は格好がいいと思う」と清貧に生きる人々を賛歌したの
は、劇作家の山田太一だったか。清野もまた、ツナ缶、ポテトサラダ、
白湯、さけるチーズなど、ゼニのかからぬ喜びを賛歌して余りない。
実にタマラン。


面白い
他人からみればどうでもいいと思える「おこだわり」を持つ人々を
著者がインタビューしたものがマンガになっている。

ツナ缶やポテトサラダの「おこだわり」を持つ人々の偏執ぶりが
まず面白いが、そこへツッコんだり共感したりする作中の著者の
振る舞いがまた面白い。

"帰り道"への「おこだわり」は想像の上をいく。

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世界で一つだけの殺し方

『世界で一つだけの殺し方』
深水黎一郎



10歳の少女が両親と訪れたのは、不思議な現象が次々と起こる街だった。
そこで奇怪な殺人事件が。(「不可能アイランドの殺人」)
動物園でのピアノ・コンサートの最中に象が暴れ出し、飼育員が死亡
した。事故と思われた出来事の驚くべき真相とは?(「インペリアルと象」)
2つの怪事件に「芸術探偵」が挑む!


中編2編が収められています。

「不可能アイランドの殺人」
話がどうなっていくかわからない不安感が終始ある中、中盤にその部分
の解明が進み、安心したところで、ある犯罪が浮上します。
本作の語り手はその後シリーズ探偵化でもしているのでしょうか?

「インペリアルと象」
これまた話がどうなっていくかわからない。
これが清水黎一郎っぽい気もします。
さて、本作はピアノ曲や演奏についてのペダントリーが多いのですが
ここを乗り越えていくと、驚愕の真相が待ち構えています。

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鳥類学者のファンタジア

『鳥類学者のファンタジア』
奥泉光



「フォギー」ことジャズ・ピアニストの池永希梨子は演奏中に不思議な
感覚にとらわれた。柱の陰に誰かいる……。それが時空を超える大冒険
旅行の始まりだった。謎の音階が引き起こす超常現象に導かれフォギー
はナチス支配下、1944年のドイツへとタイムスリップしてしまう――。
めくるめく物語とジャズの魅力に満ちた、ファンタジー巨編。


700頁を超す大作です。
スピーディーで息をつかせぬ展開といった作品ではないので意識して
ゆっくり読みました。一文一文の面白さを味わいながら読む、といった
感じです。
そんなわけでフォギーと1か月以上の長い旅を楽しむことが出来ました。

いろいろな楽しみ方があると思いますが、グッと来た部分は下記。

「いま」だと思った瞬間には、もうスタートを切っているスルドイ反射
神経、および緻密な計算に裏打ちされた大胆な無神経こそがジャズ・プ
レイヤーの真骨頂なのだ。

またラスト近くのフォギーとジャズメンの演奏場面の描写は震えがくる
ほどです。

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神の子の密室

『神の子の密室』
小森健太郎



人類史上最大級の謎!
キリストの「復活」に驚愕のトリックが!?
体制に反逆する教えを説いて民衆の熱烈な支持を得、「神の子」と
呼ばれたイエス。だが彼は反乱罪に問われ、十字架にかけられる。
その死体は密室状態の洞窟から忽然と消え、イエスは救世主となって
復活した。人類史上最大級の奇蹟の真相と驚愕のトリックに、
本格推理の英才が挑む。 長編異色歴史ミステリー!


キリスト「復活」を扱ったミステリです。
”驚愕のトリックが!?”という文句に惹かれましたが、
物理トリックが仕掛けられているわけではなく、非常に地味な内容
でした。しかしそれゆえ、そんなこともあったんではないかと思え
てきます。

読むと必ず思う事が著者による註記に書かれています。

読者の中には、本書で書かれた事柄が、どの程度歴史的資料
に基づいているか、どこまでが著者のオリジナルなのか、
その区分が気になる方もおられるだろう。


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東京お侍ランド

『東京お侍ランド』
ほりのぶゆき



手堅い固定ファンを持つ作者が原点の時代ギャグに立ち返り
現代を斬りまくる。


この分野を時代ギャグっていうのか!
ほりのぶゆきといえばこの分野ですね。
面白い。
4コママンガです。

織田信長がネットやってたりするんですが、さすがほりさん。
面白い。
”現代を斬りまくる”
・・・確かにそんな気もしてきました。

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頭の体操 BEST2

『頭の体操 BEST2』
多湖輝



名問の中の名問が一冊に凝縮、どこから読んでも効果抜群。
史上最強の脳トレシリーズ『頭の体操』の全問題から、
珠玉の100問を厳選したベストセレクション第2弾。


さすがベストだけあって良問揃い、と思いました。
そもそも頭の体操ってそれぞれの既刊からして良問ばかりの気がします。

本ベスト集で私が知っているのは初期のものばかり。
全23集を入手しなくては。

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迷宮入り探偵 1

『迷宮入り探偵 1』
かんばまゆこ



「推理に必要なもの」…それはズバリ「運」!!!!
どんな難事件も
探偵・池々郷にお任せあれ!

華麗なる勘と運で、
彼は今日も
事件の詳細を迷宮入りにする---



第一話でかなり名探偵モノのくすぐりをいれていたので、
2話以降ネタは無いのかと心配してしまいましたが
そんなことは無かったです。

金田一耕助を彷彿させる主人公の、思いどうり行かないときの表情が
かわいいです。、

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稲川淳二の怪談冬フェス ~幽宴2018

『稲川淳二の怪談冬フェス ~幽宴2018』



伊山亮吉、山口綾子、響洋平、松原タニシ、いたこ28号、三木大雲、
桜金造、ぁみ、稲川淳二など恐怖の語り部が大集結! 日本一を決める
怪談最恐戦で語られた怪談を掲載! 【怪談最恐戦マンスリー投稿部門】
優秀作も収録!


その場で聞けばかなり怖いとは思います。
しかしその怪談を文章にしているだけで語りに重要な間とか鷹揚までは
なかなか表現しづらいところがあるんでしょう。

私は初めから文字としての文章で書かれた怪談の方が好みです。

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