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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

鏡の中は日曜日

『鏡の中は日曜日』
殊能将之



梵貝荘と呼ばれる法螺貝様の異形の館。マラルメを研究する館の主・
瑞門龍司郎が主催する「火曜会」の夜、奇妙な殺人事件が発生する。
事件は、名探偵の活躍により解決するが、年を経た後、再調査が現代の
名探偵・石動戯作に持ち込まれる。時間を超え交錯する謎。まさに完璧
な本格ミステリ。続編「樒/榁」を同時収録。


過去の解決した事件をもう一度調べ直していくという構成です。
そして冒頭の謎のモノローグ的なパートがどう絡んでいくか、という
部分が本作のキモです。
驚愕のトリックやロジックは出てこないタイプのミステリ。

「樒/榁」は講談社ノベルスの「密室本」とかいった企画の中での
1冊でした。
あまり気合の入っていないような軽いミステリです。

ちなみに「密/室」に木をつけると「樒/榁」

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美濃牛

『美濃牛』
殊能将之



病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞は、別名を〈鬼隠れ
の穴〉といい、高賀童子という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、
その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに
過ぎなかった。古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめ
られた、精密で豊潤な傑作推理小説。


かなりのボリューム。
最初の殺人事件が起こるのが通常の長編ミステリで1冊分が終わる辺り。
それでも読んでしまえるのがこの作者の力量なんでしょうか。

大技物理トリックはないものの真犯人の隠れ具合?はすごい。

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ハサミ男

『ハサミ男』
殊能将之



美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯
「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、
自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。
自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。
「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作!


面白かった。
キモの部分に至るまで結構な分量があるのですが全くダレさせない。
特に大きなうねりもなく、地味な警察小説的なパートもあるのに
この物語のどこにこんな推進力があるのか。

そして終盤の驚くべき展開と以降そのまますすむ何とも言えない流れ

傑作の呼び声高い本当に傑作なミステリでした。

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黒い仏

『黒い仏』
殊能将之



九世紀の天台僧・円載にまつわる唐の秘宝探しと、一つの指紋も残され
ていない部屋で発見された身元不明死体。無関係に見える二つの事柄の
接点とは?日本シリーズに沸く福岡、その裏で跋扈する二つの力。複雑怪
奇な事件の解を、名探偵・石動戯作は、導き出せるのか?賛否両論、前代
未聞、超絶技巧の問題作。


超絶技巧かどうかはさておき前代未聞の問題作であることは確かです。
これは驚いた。

後期クイーン問題(作中で探偵が最終的に提示した解決が、本当に真の
解決かどうか作中では証明できない)に絡み、本格ファンは必読か?

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