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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

東京駅殺人事件

『東京駅殺人事件』
西村京太郎



東京駅の駅長室に爆破予告の脅迫電話がかかってきた。乗降客を人質に
とった犯人の要求は一億円。受け渡し場所となった「踊り子号」には巧
妙な罠が仕掛けられ、まんまと現金を奪われてしまう。そして犯人から
はさらに一億円を要求する電話が…。十津川警部と犯人の息詰まる攻防
を描いた「駅シリーズ」第一作!


講談社文庫の番号では”に1-128”128番目の文庫本ですが
「駅シリーズ」第一作との事。
今まで講談社文庫としては文庫化されていなかったんでしょうか?
2019年2月第1刷で”新装版”という扱いでもなさそうです。

それはさておき初期西村京太郎は最強です。
そこにはお馴染み十津川警部が出ている作品もあり本格+サスペンスを
盛り立てます。

本作は1984年の作品という事で中期でしょうか。
残念ながら本格の要素はなく真犯人探しにも推理の要素さえなく
まさに警察の地味な捜査(というよりたまたま)によるものです。

ただ筋運びは面白いものがあるのでまだ読めました。
(失礼な書き方ですみません)

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D機関情報

『D機関情報』
西村京太郎



第二次大戦末期、密命を帯びてヨーロッパへ向かった海軍中佐関谷は、
上陸したドイツで、親友の駐在武官矢部の死を知らされる。さらに
スイスでは、誤爆により大事なトランクを紛失。各国の情報機関が暗躍
する中立国スイスで、トランクの行方と矢部の死の真相を追う関谷。
鍵を握るのは「D」。傑作スパイ小説!


面白い。
最初に関谷中佐の人となりを示すエピソードが入り、
安心して(?)関谷中佐に肩入れして読み進められます。
本作はスパイ小説なので怪しい人物が入り乱れるのも楽しい。
誰を信じていいのかわからない世界での物語。
「D」の招待探しが中盤までの軸です。

後半は、軍とは違う方法で終戦を目指す軍人や官民たちの物語です。
この部分こそが本書の主になるかと思います。

詳細は忘れましたが
日本人に大和魂があるように彼らにもフロンティアスピリットがある、
といったセリフにはハッとさせられました。

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天使の傷痕

『天使の傷痕』
西村京太郎



武蔵野の雑木林でデート中の男女が殺人事件に遭遇。瀕死の被害者は
「テン」と呟いて息を引き取った。意味不明の「テン」とは何を指すの
か。デート中、事件を直接目撃した田島は、新聞記者らしい関心から周
辺を洗う。「テン」は天使と分かったが、事件の背後には予想もしない
暗闇が広がっていた。第11回江戸川乱歩賞受賞作。


素晴らしい作品です。
ミステリのとしての犯人捜しの部分も面白いですが、
それ以上に社会的な問題への問いかけの部分が素晴らしい。

意外な真犯人探しとしてミステリは前半、中間部で完結しますが
そこからさきの動機さがしにおいてもいろいろな伏線回収されます。

そしてこの動機探しで浮かび上がる社会の闇

こんな素晴らしい作品を書いていたんですね。西村京太郎。

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消えた乗客員

『消えた乗客員』
西村京太郎



「魔の海」と恐れられる小笠原諸島沖で、行方を絶っていた大型クルーザー
が発見された。船には九名が乗っていたはずだが、船内は無人で荒らされ
た様子もなかった。用意された人数分の朝食と不気味に切り刻まれた後方
マスト…。やがてクルーザーを発見したヨットマンたちが、次々と変死を
とげていく。十津川警部が海の怪事件の謎に挑む傑作海洋ミステリー!


マリー・セレスト号を同様の状況で無人クルーザーが発見される、
というところから始まる海洋ミステリー。

”新装版”として「消えたタンカー」「赤い帆船」をよみ
あまりの面白さに驚いたわけですがこれはちょっとやりすぎか?

何人死ねばすむのかというほど人が死にます。


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赤い帆船

『赤い帆船』
西村京太郎



内田洋一を乗せたヨットは、11カ月間の単独無寄港世界一周を終え、
油壺に凱旋した。一人の無名の青年が、一躍現代の英雄になった。
一方、内田の同級生で同じヨットマンの村上邦夫は、嫉妬と羨望に
苛まれた。さらに恋人・亜矢子が内田と結婚。それから2カ月後、
内田が殺された。時間と距離の鉄壁のアリバイをもつ容疑者に、
十津川警部補が挑む、雄大な構想の長編。



十津川警部補初登場の作品らしいです。
いやそんなことよりなんて面白いミステリなんだ。

フーダニットから始まり後半は鉄壁のアリバイを持つ真犯人との攻防。
かなりの長編ながら全くダレない。
初期西村京太郎は本当にスゴイのを書いていて、
今のトラベルミステリ(実は読んでいない)しか知らない人は
絶対驚き、見方が変わります。


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消えたタンカー

『消えたタンカー』
西村京太郎



インド洋上で原油を満載した巨大タンカーが炎上沈没した。
船長以下六名が救出されたが、残り二十六名の生死は不明のまま、
捜索は打ち切られた。だが、その船長が変死を遂げ、
十津川警部補のもとに、犯人を名乗る人物からさらなる殺人を予告する
挑戦状が届く。警察の必死の捜査を嘲笑うように次々と殺害される
元乗組員たち。十津川は狡猾な犯人を挙げられるのか!?


"新装版"です。
新装版で新たに出すくらいだから初期のスゴイ作品だと思い読みました。

タンカー沈没事故の生存者をターゲットとした連続殺人事件。
中盤まではスピーディかつ結構粗い作りで、このまま終わるのかと
思ったら、なんと話が別方向へ動き出し面白い展開になってきました。

基本的にはサスペンス風でトリック云々のミステリではありませんが
この終盤での展開等で面白さ満載です。
表題の通り消えたタンカーを追うところもスリリングで、
真犯人に一人で対峙する十津川警部補もなかなかカッコいい。

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本当に初期西村京太郎は面白いですぞ。
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