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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

作家の人たち

『作家の人たち』
倉知淳



押し売り作家、夢の印税生活、書評の世界、ラノベ編集者、
文学賞選考会、生涯初版作家の最期…。
可笑しくて、やがて切ない出版稼業―!?


笑った!
倉知さんてこんなブラックな人でしたっけ?

作家、出版業界を皮肉たっぷりに描く短編集です。

「らのべっ!」・・・なかなか辛口です。
大丈夫?こんなこと書いて。

「遺作」・・・後半の本格ミステリへの想いなど結構熱い。

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星降り山荘の殺人

『星降り山荘の殺人』
倉知淳



雪に閉ざされた山荘に、UFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女性
作家、癖の強い面々が集められた。交通が遮断され電気も電話も通じな
くなった隔絶した世界で突如発生する連続密室殺人事件!華麗な推理が繰
り出され解決かと思った矢先に大どんでん返しが!?
見事に騙される快感に身悶えする名作ミステリー。



さて本ブログの記事は書き溜めておいて少しづつ吐き出しています。
元々独りよがりの文章なので意味不明の部分が多く
アップ時には修正しています。

しかし今回の記事は自分でも何を意味しているのかもはやわからなく
修正できないのでそのまま載せてみます。

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新装版として20数余年ぶりくらいに読みました。

初読時のあの衝撃は忘れられず、今回、真犯人も誰かわかりつつ
(というか***は誰かですが)読みました。
最近、いろいろな作品を”新装版”として読み返していますが、
ほとんど何もかも忘れているのに対し本作はずっと覚えています。

さて本作のポイントは、頻繁に作者か作品世界の神が発するコメント。

まず本編の主人公が登場する
主人公は語り手でありいわばワトソン役

といった塩梅です。

おっと、これ以上書くと・・・・。

極端にいうとある一節のみのインパクトで成立させてしまった作品です。

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今回衝撃こそ受けませんでしたが、本格の論理に準じた傑作でした。

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ただただ読んだ興奮をお伝えしたかった模様。

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ほうかご探偵隊

『ほうかご探偵隊』
倉知淳



ある朝いつものように登校すると、僕の机の上には分解されたたて笛が。
しかも、一部品だけ持ち去られている。
――いま五年三組で連続して起きている消失事件。不可解なことに
“なくなっても誰も困らないもの"ばかりが狙われているのだ。
四番目の被害者(?)となった僕は、真相を探るべく
龍之介くんと二人で調査を始める。
小学校を舞台に、謎解きの愉しさに満ちた正統派本格推理。


「かつて子どもだったあなたと少年少女のための――」を
コンセプトとした講談社ミステリーランド・レーベル作品の文庫版です。

小学校が舞台で小学生が探偵役。
なんかつまらないかな、なんて思ったら大間違いです。
殺人事件も凶悪事件も起こりませんが消失事件という謎が発生します。

探偵たちが推論を重ねては消えていくというお馴染みのパターンや
今まで出てきたエピソード群がきれいに回収されたり
どんでん返しまで用意されていることなど
ミステリの面白さが詰まったお手本となるような内容です。

そのどんでん返しについても白紙ページをはさんで

これで
おわりの
はずはない


という一文があらわれたりと遊び心に溢れています。

最終節の

謎は
まだまだ
おわらない


や、あとがき、そして解説にいたるまで
ミステリ愛にあふれる素敵な本です。

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”ミステリーランド”のコンセプト一番合致している作品では。
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シュークリーム・パニック

『シュークリーム・パニック』
倉知淳
シュークリーム・パニック (講談社文庫)


体質改善セミナーに参加したメタボな男性4人組。
インストラクターの無慈悲な指導によって耐え難い空腹感が怒りへと
変わっていく中、冷蔵庫のシュークリームが盗まれる大事件が発生する。
爆笑必至の「限定販売特製濃厚プレミアムシュークリーム事件」はじめ、
ひと味違う傑作本格ミステリ作品を全6編収録。


本格かどうかは別として笑えるミステリ集です。

「現金強奪作戦(但し現地集合)」
見知らぬおっさんから現金強盗への参加を持ちかけられた”僕”の話。
上手い。面白い。なるほど。
思えば数か所、オチを予感すべきエピソードもあったが気付かず。

「限定販売特製濃厚プレミアムシュークリーム事件」
”メタボ界のホームズ”と調子に乗った男の名推理が楽しめますが
全編爆笑モノ

「強運の男」
難易度の高い賭けに勝ち続ける男。だんだん薄気味悪くなっていく。
むしろ私の好きな怪奇小説風味。

「通い猫ぐるぐる」
猫の描写がひたすらかわいい。ぐるぐるうずまきちゃん。

「名探偵南郷九条の失策 怪盗ジャスティスからの予告状」
これはちょっと狙いが読めなかった。
但し、作中の作家の紹介が笑える。ライトノベル作家あるあるか。

「夏の終わりと僕らの影と」
ミステリ要素は非常に少ないが青春小説?としてかなりいい。
こういうのに弱い。

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倉知淳さん。好きな作家です。



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なぎなた

『なぎなた』
倉知淳
なぎなた (創元推理文庫)


完璧だったはずの殺人計画を徐々に崩壊へと導いてゆく、
“死神”を思わせる風貌の警部。
米大統領選挙の熱狂の最中、勃発したひとつの殺人事件。
謎は、消え去った三発の銃弾。
たくらみに満ちたミステリ・ワールド、「運命の銀輪」「闇ニ笑フ」
「幻の銃弾」など七編を収録。


刑事コロンボの第一作目のような犯人設定である『運命の銀輪』
当然ながら倒叙ミステリです。
そして執拗に犯人を追い詰める刑事はコロンボとおなじ中年刑事ですが
風貌が異なります。
陰気で死神を思わせる風貌。これはいいキャラかも。
ラスト突然雄弁になるイケメン刑事のセリフもなかなかいい。

でもシリーズ化はされていないみたい。(この文庫本発売時では)

『見られていたもの』・・・なるほどそうきたか。
作者が狙ったのは”本格ミステリの入門編”。
これが楽しめれば本格ファンの仲間入りです。

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