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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

ラスト・ワルツ

『ラスト・ワルツ』
柳広司
ラスト・ワルツ (角川文庫)


華族に生まれ陸軍中将の妻となった顕子は、退屈な生活に惓んでいた。
アメリカ大使館主催の舞踏会で、ある人物を捜す顕子の前に現れたのは―
(「舞踏会の夜」)。ドイツの映画撮影所、仮面舞踏会、
疾走する特急車内。帝国陸軍内に極秘裏に設立された異能のスパイ組織
“D機関”が世界で繰り広げる諜報戦。ロンドンでの密室殺人を舞台に
した特別書き下ろし「パンドラ」収録。
スパイ・ミステリの金字塔「ジョーカー・ゲーム」シリーズ!


久々に「ジョーカー・ゲーム」シリーズを読みました。
やはり面白いし、私好みです。

スパイ視線で描かれている作品はハラハラドキドキ感があり
当然ながら冒険小説的な面白さに溢れています。
また別の作品では一見なんでもないような事件の背後に
”D機関”の影がチラチラとみえてくる、という構成になっており
これもまた面白い。

もう一度本シリーズを最初から読んでみたい。
しかしこのシリーズは連続で読むより、アンソロジー等でたまに、
そして不意に読むのが一番面白さが引き立つ気もします。

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パラダイス・ロスト

『パラダイス・ロスト』
柳広司
パラダイス・ロスト (角川文庫)


大日本帝国陸軍内に極秘裏に設立された、スパイ養成学校“D機関”。
「死ぬな。殺すな。とらわれるな」
― 軍隊組織を真っ向から否定する戒律を持つこの機関を
たった一人で作り上げた結城中佐の正体を暴こうとする男が現れた。
英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。
だが“魔王”結城は、まるで幽霊のように、一切足跡を残さない。
ある日プライスは、ふとした発見から結城の意外な生い立ちを知ることと
なる―(『追跡』)。ハワイ沖の豪華客船を舞台にしたシリーズ初の中篇
「暗号名ケルベロス」を含む、全5篇。


いやあ、良かった。シリーズ三冊目ですが最初に読んだ興奮が
また蘇ってきました。

『誤算』は記憶を失った青年の話ですが、この青年がD機関のスパイで
あることはすぐに推測できますがその分ストレートにアクション的な
スパイものとしてのスリリングな展開が良かった。

『失楽園』これは事件に巻き込まれた逮捕された婚約者を救うため
真犯人を突き止めようとする青年の話ですが、どこでD機関の要素
が出てくるかと思いきや、意外なところでその人物や目的が露わに
なります。これもいいなあ。

『追跡』結城中佐の人物を探っていく特派員の話ですが結城中佐の
過去を探っていくところはノンフィクションのような面白さがあり、
さらに何重もの引っ掛けがあり、あららあららと知的興奮がとまら
ない。読後感もいい。

という事で平日なのに一気読みしてしまいました。
面白かった。

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ダブル・ジョーカー

ダブル・ジョーカー (角川文庫)
ダブル・ジョーカー (角川文庫)

『ダブル・ジョーカー』柳広司

結城率いる異能のスパイ組織”D機関”に対抗組織が。その名も風機関。
同じ組織にスペアはいらない。狩るか、狩られるか。
「躊躇なく殺せ、潔く死ね」を徹底的に叩き込まれた風機関がD機関を
追い落としにかかるが…。


「ジョーカー・ゲーム」の続編ですがやはり面白い。
表に見えないウラがあるハズ、と思いながら読み勧めていきますので
初読の「ジョーカー・ゲーム」より衝撃度は落ちるのかもしれませんが
圧倒的な構成力で読まされてしまいます。
全5編とおまけ的な1篇(これがまたいい)ですが
楽しい読書タイムでした。

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ジョーカー・ゲーム

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
(2011/06/23)
柳 広司

商品詳細を見る


『ジョーカー・ゲーム』


結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関"。
「死ぬな、殺すな、とらわれるな」。
この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する
“D機関"の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも
群を抜く結城は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく...。
東京、横浜、上海、ロンドンで繰り広げられる、
究極のスパイ・ミステリー。


これは面白い。
スパイ小説って結構あるのかもしれませんが
こんなに頭脳戦を描いたのもそんなにないのではないでしょうか。
日本人の話なので読みやすいし。

結城中佐は物語の核になっていますが
個々のスパイが各短篇で主役となっています。
それぞれの短篇でスパイのテクニックが紹介されたりして
実用にも向く?!

本作は映画化もされたようで気になりますが
小説としての面白さが群を抜いているので
どういう風に映画用に構築したんでしょう。

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はじまりの島

はじまりの島 (創元推理文庫)はじまりの島 (創元推理文庫)
(2006/09/30)
柳 広司

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『種の起源』を発表し
”イギリスで最も危険な男”となっていたダーウィンとの
30年前のビーグル号での航海内容を同行の画家が語る、という設定です。

ガラパゴス諸島上陸時の連続殺人事件でダーウィンが探偵役となります。

矢継ぎ早に事件が発生しますし、ダーウィンも魅力的ですし
胡散臭い人物もたくさんいますのでかなり読みやすかったです。

生物の多様性にからめ
英国人とフエゴ・インディアンの文化の違いなんてところも
ストーリーに絡んできます。

そういったところでダーウィンの配役が生きてきているようです。

この作者の作品は他にも海外の歴史上の人物を扱ったものを読んでいます。
パッと見、設定がとっつきにくいのですが
いざ読むとぐいぐい引き込まれていきます。

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