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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

綾辻行人選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎009

『綾辻行人選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎009』
綾辻行人 選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎009 (講談社文庫)

久々に本シリーズを買いました。
後は辻村深月編の謎008で全部揃う筈です。
という事で読むより揃えるに目的が変わっています。

本アンソロジーは70年代、80年代、90年代に編まれたアンソロジーから
さらに年度で区切って(今回は8年)編者がそこからお気に入りを選ぶ
という企画です。


名作は読み継がれ、その神髄は受け継がれる。
好評推理短編アンソロジー第九弾の案内人は言わずと知れた
本格ミステリの旗手・綾辻行人。一九七八年、一九八八年、一九九八年
のベストセレクション。宮部みゆき、東野圭吾、泡坂妻夫…
名手が選んだのは、豪華そして華麗なる作品群。
心ゆくまでお楽しみ下さい。


「我らが隣人の犯罪」(宮部みゆき)
昔読んでいるのではないかと思うが全く忘れている。
愉しく読めた。この系統の宮部作品をまた買って読むことになる予感。

「裏窓のアリス」(加納朋子)
アリスってタイトルの本があることは知っていたが
こういう作品とは思わなかった。多分今度見かけたら買う。
謎の設定と登場人物が良い

「爆ぜる」(東野圭吾)
ご存じガリレオ。読んでいる筈なんですが思い出せなかった。
でも巧いですなあ。これも買うか。

「杜若の札」(海渡英祐)
明治時代の新聞記者もの

「過去が届く午後」(唯川恵)
サイコ・スリラー。
こんな展開になるんではないかという予感とそれが来た時のコワさ。

「日光写真」(都筑道夫)
解説にある通り一読して意味が分からなかった。(再読しません)

「ドア⇄ドア」(歌野晶午)
これは何度も読んでます。記憶通り。

「砂蛾家の消失」(泡坂妻夫)
ご存じ、亜愛一郎シリーズの作品です。
読後、あそこが伏線だったのかとすぐにわかるのは
本シリーズの特徴と思いますが、それって凄い事ですね。

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スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎006

今野敏選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎006 (講談社文庫)
今野敏選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎006 (講談社文庫)

『スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎006』

本アンソロジーは70年代、80年代、90年代に出版された、
『推理小説代表作選集』の中から末尾年を統一してさらに選ぶ、という
もので、本書は今野敏さんが75年、85年、95年から選んでいます。

本人が述べている通り、トリックをメインに据えたものは
あえて外しているようです。

「手紙嫌い」若竹七海
手紙嫌いの女性を描いたものですが、話がどう進んでいくかわからない中
見事にオチが決まりました。

「海猫岬」山村正夫
「移動指紋」佐野洋
ここらへんはいかにもなお二人の手堅いミステリー。

「闇の奥」逢坂剛
サスペンス風作品

そして以下はクセモノ作家の諸作品。
ミステリとの境界があいまいになってきます。
「キッシング・カズン」陳舜臣
「蠟いろの顔」都筑道夫
「鳴神」泡坂妻夫
「如菩薩団」筒井康隆

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スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎007

桜庭一樹選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎007 (講談社文庫)桜庭一樹選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎007 (講談社文庫)
(2012/10/16)
不明

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謎007は桜庭一樹さんのセレクトで
1976年、1986年、1996年の作品となります。

小泉喜美子「洋服箪笥の奥の暗闇」
なにかが起るような起こらないような不思議な作品。
この湿り気感はすごいものがあります。

戸板康二「グリーン車の子供」
他のアンソロジーで読んでいたので今回は読み飛ばし

赤江瀑「鳥を見た人」
話がどう転んでいくかわからない展開でしたが
ラストは物悲しい。

夏樹静子「宅配便の女」
いかにも短編ミステリというべき作品で
ウマいなあって感じです。

陳舜臣「日本早春図」
軽めの感じで読みやすい出だしでした。

桜庭さん曰く
ここまで渋めの傑作が続いたので後半の二編はエンタメ色の強いもの、
ということで

栗本薫「伊集院大介の失敗」
宮部みゆき「人質カノン」

ぐっとよみやすい2作品です。
栗本さんは名は知ってますが読むのは初めて。
かなりミステリっぽい作品も書かれていたんですね。
宮部さんはそうは読んではいないのですが
外れなしの感があります。

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スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005

伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005 (講談社文庫)伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005 (講談社文庫)
(2010/09/15)
陳 舜臣、今邑 彩 他

商品詳細を見る


『スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005』

謎005は伊坂幸太郎さんが選んだ1974年、1984年、1994年からの作品です。


1974年
「長い話」陳舜臣
ある偏ったイメージしかもっていなかった作家ですが
このような軽やかな作品もあるんですね。

「長い部屋」小松左京
筆者敬白として”読者の挑戦”が挿入されますが
自らあまりフェアなものではありません、とお断りを入れています。

約50年も前に書かれいた恐るべきバカミス!!


1984年
「飯鉢山山腹」泡坂妻夫
亜愛一郎シリーズの一篇。
ユーモラスの作風と論理が一体化した作品です。

「パスポートの秘密」夏樹静子
サスペンス風味としゃれたエンディングが素晴らしい
変な話ですが2時間ドラマで扱えば最上質なものになりそうです。

「私に向かない職業」真保裕一
ハードボイルドものですがシリーズ化はできないですね。
単発ドラマでいいのが出来そう。

「めんどうみてあげるね」鈴木輝一郎
託児所と養護施設があわさったような施設での事件。
最後にズドーンと薄気味悪さに襲われます。


1994年
「盗まれて」今村彩
電話のやり取りで進行するミステリ。
いろいろな人物の思惑が現れてきます。
こういうのってけっこうありそうですがこれもまた面白いです。

「夜の二乗」連城三紀彦
ある殺人事件のアリバイに別の殺人事件の犯行を自白することでアリバイとする男。
自供は二転三転し頭がくらくらしそうですが
ちゃんと解決される上、その動機もなかなかかっこいい?です。
連城ミステリって凄い!


と、充実の作品集でした。
謎006も期待。

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スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎004

京極夏彦選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎004 (講談社文庫)京極夏彦選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎004 (講談社文庫)
(2009/09/15)
不明

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『スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎004』

謎004は京極夏彦さんが選んだ1973年、1983年、1993年からの作品です。

1973年
「宝蘭と二人の男」陳舜臣
「暗い玄界灘に」夏樹静子
「理外の理」松本清張

1983年
「マジック・ボックス」都筑道夫
「黒髪」連城三紀彦
「別荘の犬」山田正紀

1993年
「熱い闇」山崎洋子
「重ねて二つ」法月綸太郎

これらの作品を4つの章で紹介しています。
《謎》
「重ねて二つ」
「マジック・ボックス」
このスペシャル・ブレンド・ミステリー・シリーズは
社会派推理小説やプロットの面白さで読ませる作品ばかりだったのですが
ついに本格ミステリの登場です。
どちらも理詰め。
ありえない状況ですがひとつひとつ可能性を消していくと、
これしかない、というラストにつながります。

《疑》
「暗い玄界灘に」
「理外の理」
淡々と物語りは進み、やがて疑惑がだんだんと深まり最後に真相が明かされます。
サスペンス風味の展開です。

《譚》
「熱い闇」
「宝蘭と二人の男」
”謎は謎のまま、謎として物語に組み込まれているのですから。
それもまた、ミステリのひとつの形である筈です”


《情》
「別荘の犬」
「黒髪」
”人の心の営み ・・・私たちはその永遠に解けない謎の周りを、
ただぐるぐると回っているのでしょう。”


と、充実の作品集でした。
謎005も期待。

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スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎003

恩田陸選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎003 (講談社文庫)恩田陸選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎003 (講談社文庫)
(2008/09/12)
佐野 洋、仁木 悦子 他

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『スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎003』

謎003は恩田陸さんが選んだ1972年、1982年、1992年からの作品です。

1972年
「眠れる森の醜女」戸川昌子
エロティックな描写がでてくる作品です。
背徳とかそんな言葉が似合いそうな世界でどろどろしています

1987年
「死者の電話」佐野洋
死者からの電話という不可思議な状況で読者を掴み
さらに不可思議な状況があらわれます
これらの糸がほぐれていくさまは素晴らしい。
やっぱり佐野洋、面白い。

「一匹や二匹」仁木悦子
小学生が主人公の楽しい物語。
本文庫の収録ではこのあとが「眠れる森の醜女」
この落差は凄い

「純情な蠍」天藤真
「死者の電話」と似たような不思議な導入部から
話が膨らんでいきます。後味が悪い結末になるのか、と思いきや最後にひとひねり。
楽しい作品です。

「帰り花」長井彬
陶磁器の真贋をめぐる話。
稀代の名器『初花』についての歴史上の役割の部分は
読み飛ばしてしまいました。すみません。

「マッチ箱の人生」阿刀田高
阿刀田さんは短編の名手ですがあまり読んでいませんでした。
新品のマッチ箱から殺人事件の真相を推理していきます。

1992年
「奇縁」高橋克彦
やはりおもしろい。高橋作品。
そして最後はある種の薄気味悪さも感じさせてくれる本作。絶品です。

「アメリカ・アイス」馬場信浩
アメリカのハイスクールの汚れた実態と日本人留学生を描くダークな作品。
救いはひとつもない。

と、充実の作品集でした。
謎004も期待。

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スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎002

スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎002 (講談社文庫)スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎002 (講談社文庫)
(2007/09/14)
生島 治郎

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スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎002

謎002は宮部みゆきさんが
1971年、1981年、1991年から作品を選んでいます。
アンソロジストとしての宮部さんは
その作品への愛着など楽しく書かれる方ですが
本アンソロジーでもご多分にもれず
これらを読むのも楽しいです。

1971年
「男一匹」生島治郎
ミステリというよりはヤクザに憧れる若者の人生を切り取った掌編という感じです。

「企業特訓殺人事件」森村誠一
復讐譚ですがそこまでの流れだけでも面白いのに、
さらにその復讐が終わったあとに主人公に沸き起こるある疑念。
森村誠一らしい作品です。

「闇の中の子供」小松左京
謎001収録の筒井康隆「母子像」と、
闇の中へ人が消えていくなんてところのシチュエーションが似ています。
ここではコミカルな雰囲気もある一方、日本人の「嬰児殺し」について深く切り込みます。

1981年
「暗い窓」佐野洋
電話でのやり取りを軸とした、どう転がっていくかわからない作品。
佐野洋さんは面白いですね。いかにも名手の冴えといった感じです。


「首くくりの木」都筑道夫
首くくりの木の調査依頼をした男の死。
どうつながっていくのか。
これって佐野洋っぽい気もします。

1991年
「歩道橋の男」原寮
私立探偵ものですが
冴えない中年探偵が遭遇する人生の悲哀って感じの作品も結構好きです。

「酷い天罰」夏樹静子
暗く悲しい作品ですが
真犯人探しとして練られた作品です。

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スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎001

スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎001 (講談社文庫)スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎001 (講談社文庫)
(2006/09/16)
日本推理作家協会

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『スペシャル・ブレンド・ミステリー謎001』

日本推理作家協会は年間での優れた短編を編んでアンソロジーを出していますが
本企画はそのアンソロジーの中から選者がお気に入りを選ぶというものです。

という事で謎001は
東野圭吾さんが選んだ作品集で、対象は1970年、1980年、1990年となります。

1970年
「新開地の事件」松本清張
非常にねっとりとした人間関係が織り成す犯罪の物語です。
意外な犯人とその動機には空恐ろしさを感じます。
松本作品はそれほど読んではいないのですがいずれも外れなしの感があります。

「母子像」筒井康隆
これはミステリーというより怪奇小説。
ツツイストの私は当然昔から知ってはいましたが
コワくて再読などしていませんでしたが折角なので読みました。
怖いのですがラストのイメージは崇高な雰囲気をも漂わせています。

1980年
「双子の家」赤川次郎
ここで一転軽い雰囲気の作品でほっとします。
双子と彼らが住む瓜二つの家という設定で
もう何かあるなと思うわけですが
楽しい展開とわかりやすさで面白い作品になっています。
赤川作品も何かのアンソロジーで読む程度ですが
こちらも外れなしです。

「緋色の記憶」日下圭介
書簡やインタビューから過去の事件の真相が浮かび上がってきます。
こういった構成は好きです。
切ないラストです。

1990年
「北斎の罪」高橋克彦
本作はなんどか読んでいます。
北斎漫画の贋作かホンモノかを見極めるストーリーですが
それらの知識がなくても面白く読めます。
高橋ミステリあるいはSFはその内容が真実かどうかはともかく
圧倒的なハッタリ感が物凄くぐいぐい引き込まれます。

「ぼくを見つけて」連城三紀彦
後に凄いミステリ作家だと気づいた連城三紀彦ですが
この作品での全体を貫く不安感はかなりのものです

「手話法廷」小杉健治
聾唖者の労働問題の裁判の話です。
裁判での逆転劇が読みどころです。

「サボテンの花」宮部みゆき
定年間近の教頭と小学生の物語。
サボテンの超能力を卒業自由研究とする小学生たちのアヤシイ行動が
心温まる結末となって解かれていきます。
いいなあ。こういうの。

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