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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

作家で十年生きのびる方法

『作家で十年生きのびる方法』
鯨統一郎



苦節十七年にして作家となった伊留香総一郎。しかし、美酒に酔うはず
の席で元上司は言った。「そんなに浮かれてていいのか?」彼の言葉が
予見したかのごとく、第二作は初版止まり、ネットには酷評の嵐、仕事
との二足の草鞋も限界にと一寸先は闇ばかり。そう、作家としての生き
残りをかけた闘いがいま始まったのだ!覆面作家の半自伝的物語であり、
こだわりの小説作法集。


鯨統一郎ならぬ伊留香総一郎の自伝的小説でした。
作品名、出版社名が実際のものなのでわかりやすく読めました。

本書の狙いがどこにあるかはわかりませんが、決して気楽に書きなぐっ
ている作家ではないことがわかりました。また『邪馬台国はどこですか?』
以前は苦労していたことも。
また句読点のルールや漢字表記のなどもより読みやすいように自分なり
のルールを課していることなど小説作法の内容もありました。

印象に残ったこととしてはアウトプットするためにはインプットが必要
であるという事。インプットして補充しなければアウトプットは枯れる。
なるほどそうなんですね。そのためには本を読む、ドラマを見るという
事が必要であるとの事です。

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私なんかアウトプットなしでインプットだけなのでどうしましょう。
もう下の方がコチコチに固まって出るものも出ない気がします。
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崇徳院を追いかけて

『崇徳院を追いかけて』
鯨統一郎
崇徳院を追いかけて (創元推理文庫)
崇徳院を追いかけて (創元推理文庫)


星城大学の研究者早乙女静香は宮田六郎と京都へ旅することになり、
かねて興味を抱いていた崇徳院について調べようとする。
その矢先、宮田の知人である京都在住のジャーナリストが失踪、
静香を敵視していた歴史学者が遺体となって崇徳院ゆかりの白峯神宮で
見つかるなど、二人と接点を持つ人物が奇禍に遭う。
そして知り合ったばかりの社長令嬢も……。
警察に疑惑の目を向けられながら事件を解明すべく奔走する宮田と静香。
歴史上の謎に通じるその真相とは?


大傑作『邪馬台国はどこですか?』での登場人物が活躍します。
このシリーズは歴史の謎や定説を、短編というフォーマットで
サクッと大胆に切り崩していくというものでした。

本作は崇徳院と西行をテーマに長編としたものです。
さらにこれに絡み現代での殺人事件も発生し、
主人公たちのほのかな恋愛模様も描いています。

でも残念ながら従来の短編フォーマットの方が良かったなあ。
短編でのエッセンスを薄めに薄めたような印象でした。

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”解説”は
短編フォーマットでは従来の作品を超えるのは難しいからこその長編化、
というネタに終始しています。
そこを話題にするしか”解説”の書きようがなかったんであろうな。
作品の中身に触れないようにしているようでした。

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新・日本の七不思議

新・日本の七不思議 (創元推理文庫)新・日本の七不思議 (創元推理文庫)
(2011/04/28)
鯨 統一郎

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『新・日本の七不思議』

『邪馬台国はどこですか?』『新・世界の七不思議』に続く第3弾
との事で期待大でした。

このシリーズは
珍説・奇説をはくライターと美人歴史学者が真っ向から対決、
という図式でテンポよい文章が楽しかったのが
本作ではこの二人なぜかやけに気があっていてこの”対決”がない。

そのせいかだらだらとした会話ばかりが続き
イマイチ感がぬぐえませんでした。

鯨さん得意の圧倒的な情報量の羅列が読んでてむしろ苦痛になってくる
感じでした。

この二人の関係はどうなっていくのか、
恋人同士の雰囲気を漂わせ始めましたが
そこになにか仕掛けがあるんじゃないかと思いながら読んでました。

↓仕掛けはないので応援よろしくお願いします
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浦島太郎の真相

浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話 (カッパノベルス)浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話 (カッパノベルス)
(2007/05/19)
鯨 統一郎

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バー・ミステリーの2作目。
基本的に
ムダ話→未解決事件の話→昔話の新解釈→事件の新解釈
となりますが、
ムダ話の情報量が凄く、そこに驚きます。
昔話等の新解釈は作者の得意とするところでしょうから
そこは見事に決っています。
事件の新解釈ですが、
アリバイくずしや意外な犯人でなく
全て動機探しのため
無理なく昔話の新解釈とリンクします。

なかなかよかったンであります。
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今宵、バーで謎解きを

今宵、バーで謎解きを (カッパ・ノベルス)今宵、バーで謎解きを (カッパ・ノベルス)
(2010/04/20)
鯨 統一郎

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鯨統一郎はアタリハズレが大きいと思うのですが
これは「邪馬台国はどこですか?」や「九つの殺人メルヘン」あたりの作風で
まあ自分にとればあたりの部類です。

ギリシャ神話にからめてミステリーが展開しますが
そこよりも 登場人物のやりとりがユカイで
そちらで楽しめました。

鯨作品は結構集めていたのですが
ひどいのはひどいので一気に処分(除く上記+α)してしまいました。
本作レベルなら残しておきますです。
(但しまたひどいの読んだら巻き添えをくって処分かも)
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