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茶の間の自由 ~チャンスも経験もいらない~

ビートルズ プログレ ミステリ 近辺の話題と浅い話を繰り出します

『ギロチン城』殺人事件

『ギロチン城』殺人事件
北山猛邦
『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫)
『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫)


探偵のナコと学生の頼科が見つけた写真には、ギロチンの前で
助けを求める女性の姿が。2人は彼女を救うため、不吉な過去をもつ
『ギロチン城』へ。外界から隔絶された密室で、犯人探しに挑む。
連続する新たな密室殺人。一体、誰が何のために!?
不可能を可能にしたトリックとは? 〈城〉シリーズ第4弾。


物理トリックを大胆に行う作者ですが
本作でも大技があり、またその大技が生きる舞台を設定しています。

この舞台というか世界観がまた興味深くここが北山ミステリの味です。

”スクウェア”という遊び?(都市伝説で似たのがあるアレ)があります
が不可能趣味満載の密室殺人事件がこの問題とリンクしています。
この大トリックは何となくそういうことであるのか、と納得しながら
読み進めますが、これに絡む、真犯人と探偵役との位置関係等
訳が分からくなるほどの複雑さでした。
しかし終盤には華やかに決まる?新たな殺人もありますし、
もうひとつ驚きどころとその世界観が味わえるます。

いやあ。良かった。

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『アリス・ミラー城』殺人事件

『アリス・ミラー城』殺人事件
北山猛邦
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)


鏡の向こうに足を踏み入れた途端、チェス盤のような空間に入り込む――
『鏡の国のアリス』の世界を思わせる「アリス・ミラー城」。
ここに集まった探偵たちが、チェスの駒のように次々と殺されていく。
誰が、なぜ、どうやって? 
全てが信じられなくなる恐怖を超えられるのは……。
古典名作に挑むミステリ。


なにも言えません。
最初に探偵たちが集まりそこでの会話で堂々と記載されており、
アレっ?と思いましたが、わざとそういう風に言ってるのかと思い、
またその後もあからさまな記述はあるもの、そういうもんだと
勝手に思い込んでしまいました。

フェアかもしれません。


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なんだか意味不明の記事ですが読んだ方ならわかるかな。



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『クロック城』殺人事件

『『クロック城』殺人事件』
北山猛邦
『クロック城』殺人事件 (講談社文庫)
『クロック城』殺人事件 (講談社文庫)


終焉をむかえつつある人類の世界。探偵・南深騎と菜美の下に、
黒鴣瑠華(くろうるか)と名乗る美少女が現れた。眠り続ける美女。
蠢く人面蒼。3つの時を刻む巨大な時計。
謎が漂うクロック城に2人を誘う瑠華。そこに大きな鐘が鳴り響いたとき
首なし遺体が次々と現れた。驚愕のトリックが待つ、本格ミステリ。


まずこの作家は大好きです。
大胆な物理トリック(機械的な仕掛けですね)を武器にしている方です。

本作はメフィスト賞受賞作ということでデビュー作です。
もしかするとその後の大仕掛けからすると小粒かもしれませんが
やはり大胆なものです。
そしてこの作者のもう一つのキモは、この物理トリックを不自然に
させないための舞台装置。世界観です。

としかく読んで吃驚。
首なし遺体がでてくるのですが、
物理トリック以上にすごいのがこの”首なし”の意味
もうめちゃくちゃであります。よくもまあ。

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もっと読みたい。
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密室から黒猫を取り出す方法

『密室から黒猫を取り出す方法』
北山猛邦
密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿
密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿

完全犯罪のために必要不可欠な密室が、あともう少しで完成するという
その瞬間、部屋の中に黒猫が入り込んでしまった!犯行計画を崩壊させ
かねない黒猫を密室から取り出そうと悪戦苦闘する犯人の前に、たまた
ま世界一気弱な名探偵が現れて…
表題作をはじめ、蝋燭だらけの密室殺人を描いた
「クローズド・キャンドル」など五編を収録。
キュートでコミカル、しかし心は本格ミステリ。
名探偵音野順、第二の事件簿。


という事で名探偵音野順の事件簿シリーズです。

第一弾を読んでいて気に入っていました。
また”北山猛邦”も信頼のブランドです。

本格としての面白さとコミカルな設定で
嫌味なく楽しく読めます。

どの作品も本格としての面白さがありながら
物語としては中途半端感を残す、という感じがありました。

これは深読みですが
探偵の性格上、あまり事件そのものとかかわりたくない、という事の
表れなのかもしれません。

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片山若子さんの表紙はやはり素敵です。
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オルゴーリェンヌ

『オルゴーリェンヌ』
北山猛邦
オルゴーリェンヌ (ミステリ・フロンティア)
オルゴーリェンヌ (ミステリ・フロンティア)


書物が駆逐される世界。旅を続ける英国人少年クリスは、検閲官に追われ
るユユと名乗る少女と出会う。追い詰められた二人を救おうと、突如現れ
た少年検閲官エノ。三人は、少女が追われる原因となった“小道具”をい
ち早く回収すべく、オルゴールを作り続ける海墟の洋館に向かったが…。
そこで彼らを待っていたのはオルゴール職人たちを標的にした連続不可能
殺人だった!先に到着していたもう一人の少年検閲官カルテの支配下に置
かれた場所で、三人は犯人を突き止めるべく、トリックの解明に挑む。


少年検閲官シリーズの2作目です。
書物が駆逐される世界という世界観をトリックにも応用していますし、
御馴染み物理トリックも出て来ます。
(ちょっと小粒だったかもしれませんが)

ここでは3種類の多重解決が出てきますがそれぞれ意味を持つものであっ
たり、物語の”序奏”(これが美しくも奇怪な物語)がラストに活きて
きたりとミステリの構造としても面白い作品でした。

そんなに語るほど読んではいないのですが好きな作家の一人です。

↓駆逐しないで応援よろしくお願いいたします。
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少年検閲官

少年検閲官 (ミステリ・フロンティア)少年検閲官 (ミステリ・フロンティア)
(2007/01/30)
北山 猛邦

商品詳細を見る

書物を持つことを禁止された世界。
持っていることが分かれば隠し場所もろとも灰にされる。
そんな世界の物語です。

書物がないのだから「ミステリ」もない。
ただミステリの知識が詰め込まれた「ガジェット」が秘かに存在しており
それを消去する役割を担うのが少年検閲官です。

帯の惹句にあるように
”繊細かつ静謐な作品世界”ですが
その世界が最後に見事に収束していきます。

殺人事件と認識されないまま、首なし死体事件は進行しますが
凄い動機が隠されていました。

北山猛邦さんはまだ数作しか読んでいませんが
なんというか信頼できる作家のような気がしています。
もっといろいろ読んでみたいなあ

↓静謐に応援よろしくお願いします。
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